所沢市のネズミ駆除は誰が担当する?市の衛生害虫は蜂と毛虫の2つだけ
天井裏で物音がする。台所の隅にフンが落ちている。所沢市にお住まいで、そんな痕跡を見つけた方が最初に考えるのが「市役所に相談できないか」です。
結論から書きます。所沢市のネズミ駆除に、市の担当窓口はありません。
この記事では、所沢市が公開している資料を実際に読んで確かめた内容をまとめます。生活環境課の業務一覧、市の「生き物」ページ、ハチやアライグマの案内、小動物の死体処理の料金表です。
そのうえで、用件によって変わる3つの電話番号と、業者に頼む前に確認する5項目を整理します。
- 所沢市はネズミの駆除をしません。補助金も、薬剤の配布もありません
- 市の業務一覧にある衛生害虫は「蜂・毛虫」の2つだけです。ネズミという項目そのものがありません
- 死んだネズミの処理だけは、市が有料で受け付けます(持ち込み550円/収集依頼1,100円)
- やること:正体を確かめる → 用件に合う番号へかける → 業者は2社で見積もる

市に頼めないと分かった時点で、家の状態を見てもらうところから始めたい方もいます。
所沢市がネズミの相談を受け付けるとは、どこにも書かれていません。
市役所のホームページには、課ごとに「この課は何を担当するか」を並べたページがあります。役所の言葉では分掌事務と呼びます。要するに担当業務の一覧表です。
所沢市でこの一覧を公開しているのが、環境クリーン部の生活環境課です。市役所の高層棟5階にあり、住所は所沢市並木一丁目1番地の1です。
一覧を確認したところ、衛生害虫に関する項目は1つだけありました。ただしその項目には、対象がかっこ書きで名指しされています。
所沢市生活環境課の主な業務(2026年8月24日確認)
| # | 項目 |
|---|---|
| 1 | 犬の登録 |
| 2 | 環境推進員 |
| 3 | 環境美化の日 |
| 4 | 歩きたばこの防止 |
| 5 | 一般家庭生活廃水のくみ取り |
| 6 | テレビ電波障害 |
| 7 | 地上デジタル放送 |
| 8 | あき地の雑草相談 |
| 9 | 衛生害虫(蜂・毛虫)に関する相談 |
| 10 | 改葬及び墓地経営の許可 |
| 11 | 有害鳥獣捕獲許可 |
| 12 | アライグマ防除 |
所沢市公式サイト「生活環境課」(ページ更新日2019年7月8日)を2026年8月24日に確認。
かんたんに言うと、所沢市で「衛生害虫の相談」といえば、蜂と毛虫のことです。
「衛生害虫」は、本来もっと広い言葉です
衛生害虫とは、人の健康に害を与える虫をまとめて呼ぶ言葉です。
一般には、蚊・ハエ・ゴキブリ・ダニ・ノミなどが含まれます。ネズミは虫ではありませんが、行政の窓口では衛生害虫と同じ担当がまとめて扱うことが多い生き物です。
保健所がある市では、ネズミの相談を衛生害虫の窓口が受けるという案内をよく見かけます。ところが所沢市の一覧では、かっこの中が「蜂・毛虫」の2つに絞られています。
ここからは編集部の判断です。この2つに絞った書き方は、所沢市が受け付ける衛生害虫の相談範囲を、意図的に限定して示したものだと読み取れます。
12項目のうち、生き物に関わるのは4つです
一覧の12項目を、生き物に関わるものとそうでないものに分けてみます。
生き物に関わるのは、9番の衛生害虫(蜂・毛虫)、1番の犬の登録、11番の有害鳥獣捕獲許可、12番のアライグマ防除の4項目です。
残る8項目は、テレビ電波障害、地上デジタル放送、あき地の雑草相談、墓地経営の許可など、生き物とは関係のない仕事です。
ネズミは、生き物に関わる4項目のどれにも入っていません。
「有害鳥獣捕獲許可」にネズミは含まれません
一覧にある「有害鳥獣捕獲許可」を見て、ネズミもここではないかと考える方がいます。
ここからは法律の話です。有害鳥獣の捕獲許可は、鳥獣保護管理法という法律にもとづく手続きです。この法律が守る対象は、野生の鳥と獣です。
そしてこの法律の対象から、家に住みつく3種類のネズミが外されています。クマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミの3種です。
つまり、家のネズミを捕まえるのに市の許可は要りません。裏を返すと、許可が要らない生き物なので、市が許可を出す立場にもならないということです。
アライグマは逆の扱いです。特定外来生物なので、市の業務に「アライグマ防除」という項目が置かれています。
生活環境課にかける前に、聞くことを決めておく
生活環境課の電話番号は 04-2998-9370 です。
この番号は、蜂の巣・毛虫・アライグマ・あき地の雑草といった用件のための番号です。ネズミの駆除を頼むための番号ではありません。
かけること自体は自由です。ただし何を聞きたいのかを先に決めてからかけたほうが、話が早く終わります。
たとえば「天井裏にいるのがネズミかアライグマか分からない」という相談なら、生活環境課にかける意味があります。アライグマだった場合は市の担当だからです。
一方で「ネズミがいるので駆除してほしい」という頼み方をすると、担当の項目そのものが無いため、案内できる先が見つからない可能性があります。
市の対応を確かめたら、次は見積もりの条件です。
- 侵入口の封鎖が見積もりに入っているか。何か所か
- 調査に費用がかかるか
- 糞尿の清掃と消毒が入っているか
- 保証の年数と、再発したときの対象範囲
- 見積書が概算か、確定した金額か
封鎖の箇所数を聞かないまま契約しないでください。駆除だけで終わると、同じ穴から次が入ります。
市の対応を確かめたら、業者に払う金額の形を見ておきます。
ネズミ駆除の見積書に並ぶ主な項目
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| 項目 | 中身 | 金額への効き方 |
|---|---|---|
| 調査 | 侵入口と通り道を探す | 無料の会社と有料の会社がある |
| 駆除 | 殺そ剤・粘着シート・捕獲器 | 基本の作業 |
| 侵入口の封鎖 | 1cmの隙間までふさぐ | 箇所が増えるほど上がる |
| 清掃・消毒 | 糞尿の撤去と消毒 | 範囲で変わる |
| 保証 | 再発したときの再施工 | 年数と対象で変わる |
編集部が過去に調べた業者の料金の内訳から整理した(2026年8月24日時点)。
かんたんに言うと、薬をまく作業より、穴をいくつふさぐかで金額が決まります。
編集部で調べた料金相場は2万〜20万円でした。10倍の幅があります。一軒家の場合、ふさぐ場所は9か所にのぼることがあります。
内訳は一軒家のネズミ駆除の費用|ふさぐ場所が9か所あるから高くなります、相場の全体像はネズミ駆除の料金相場は2万〜20万円にまとめました。
要確認:所沢市の相場を公表している公的な資料は見当たりませんでした(2026年8月24日確認)。箇所数が分からないうちは、金額も出ません。
セアカゴケグモやヒアリまで項目があるのに、ネズミの項目だけがありません。
所沢市の公式サイトには「生き物」というページがあります。市民から相談の多い生き物への対応をまとめたページです。この「生き物」ページに並んでいる項目を、上から順に1つずつ数えました。
調査の方法:所沢市公式サイト「生き物」ページに一覧として並んでいるリンク項目を、2026年8月24日にすべて書き出しました。数えたのは一覧に表示されている項目のみです。下位ページの中だけに存在する記述は含めていません。
所沢市「生き物」ページの掲載項目(2026年8月24日確認)
| # | 項目名 |
|---|---|
| 1 | 樹林地での『スズメバチ』の目撃情報が増えています! |
| 2 | 毒キノコにご注意ください! |
| 3 | 猛毒『カエンタケ』にご注意ください! |
| 4 | 外来植物の駆除にご協力ください! |
| 5 | アメリカオニアザミの駆除にご協力ください |
| 6 | 「クビアカツヤカミキリ」にご注意ください。 |
| 7 | ツバメの見守りにご協力を |
| 8 | キタリスを見かけた方は連絡を |
| 9 | ヒアリについて |
| 10 | チャドクガにご注意ください |
| 11 | 生き物を捨てないで! |
| 12 | ヘビを見かけたときの対応について |
| 13 | 特定外来生物のアライグマにご注意ください |
| 14 | ハチの巣を見かけたら |
| 15 | ミツバチの分蜂について |
| 16 | セアカゴケグモにご注意ください |
| 17 | 野鳥にエサをあげないで |
| 18 | 野鳥のヒナを拾わないで |
| 19 | 繁殖期のカラスにご注意ください |
所沢市公式サイト「生き物」を2026年8月24日に確認。項目名は掲載されている表記のまま記載。
かんたんに言うと、19項目のどこにもネズミはありません。
19項目を性質で分けると、市が項目を作る理由が見えます
19項目を、扱っている対象の性質で分類しました。
所沢市「生き物」ページ19項目の内訳(編集部集計)
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| 分類 | 項目数 | 該当する項目 |
|---|---|---|
| 刺す・かぶれるなど直接の危険がある | 6 | スズメバチ、ヒアリ、チャドクガ、ハチの巣、ミツバチの分蜂、セアカゴケグモ |
| 食べると危険な菌類 | 2 | 毒キノコ、カエンタケ |
| 外来種・生態系への影響 | 4 | 外来植物、アメリカオニアザミ、クビアカツヤカミキリ、アライグマ |
| 保護・見守りを呼びかけるもの | 4 | ツバメ、キタリス、野鳥にエサ、野鳥のヒナ |
| 対応方法の案内 | 3 | ヘビ、繁殖期のカラス、生き物を捨てないで |
所沢市公式サイト「生き物」(2026年8月24日確認)の掲載項目を、編集部が性質ごとに分類したものです。分類は所沢市の見解ではありません。
ここからは編集部の判断です。所沢市が項目を作っているのは、おおむね次の3つに当てはまるものです。通りすがりに突然の危険があるもの、外来種として広がりを止めたいもの、住民に保護を呼びかけたいものです。
ネズミはこの3つのどれにも当てはまりません。屋外で偶然出会って刺される生き物ではなく、外来種として防除の計画が組まれているわけでもなく、保護を呼びかける対象でもないためです。
所沢市は野生動物の情報を細かく出しているほうです
項目が少ないからネズミが載っていない、という話ではありません。
所沢市は市内でイノシシが目撃された際、目撃された地区名を並べたお知らせを出しています。松が丘、三ケ島、小手指、山口、荒幡、小手指南、北中、榎町などの地名が挙げられています。
令和6年1月には久米里橋周辺での出没が伝えられました(所沢市公式サイト・ページ更新日2024年1月19日/2026年8月24日確認)。
ここからは編集部の判断です。野生動物の目撃地区まで公表する市が、ネズミについては項目そのものを作っていません。この差は、市がネズミを「行政が動く生き物」として扱っていないことの表れだと読み取れます。
読者にとっての意味は1つです。所沢市でネズミの被害に遭ったとき、市のサイトを探しても答えは見つかりません。探す時間を、業者を比べる時間に回したほうが早く終わります。
所沢市がネズミに触れている文章は、確認した限りでは「ヘビを見かけたときの対応について」の1ページだけです。
そのページで、ヘビは次のように説明されています。
ネズミ等を食べてくれる益獣の面もあります
市はヘビの駆除を行っておらず、刺激せずそっとしておくよう案内しています。ヘビは市内全域に生息する野生動物で、臆病な動物のため人に襲いかかることはない、という説明です。
さらに、ヘビを寄せ付けない方法として挙げられているのが次の内容です。
ネズミなどヘビの食料となる動物を駆除すること
(いずれも所沢市公式サイト「ヘビを見かけたときの対応について」ページ更新日2023年3月2日/2026年8月24日確認)
かんたんに言うと、所沢市はネズミを駆除することそのものは勧めています。ただしこの一文は、ヘビ対策として書かれたものです。

市が「駆除しましょう」と書いているのに、市が駆除してくれるページは無い。ここが所沢市の分かりにくいところです。
事実と、編集部の読み取りを分けます
事実として市が書いているのは、次の2つです。ヘビにはネズミなどを食べる益獣の面もあること。ヘビを寄せ付けない方法として、ネズミなど食料となる動物を駆除する方法があること。
ここからは編集部の判断です。市の文章は、ネズミの駆除を住民が自分で行うものとして書いています。市がやるとも、市が業者を紹介するとも書かれていません。
言い方にも注意が必要です。市の文章は「益獣の面もあります」という書き方で、ヘビが益獣だと言い切ってはいません。
同じように「ネズミなどヘビの食料となる動物を駆除すること」も、ヘビを追い払いたい場合の方法の1つとして挙げられているものです。市がネズミ駆除を義務づけているわけではありません。
同じページに、ネズミ対策と重なる方法が書かれています
ヘビを寄せ付けない方法として、市はもう1つの方法を挙げています。
隠れ場所となりやすい茂みの草刈り、地面の穴や木の洞等の隙間を埋める
(所沢市公式サイト「ヘビを見かけたときの対応について」2026年8月24日確認)
ここからは編集部の判断です。隙間を埋めるという考え方は、ネズミ対策の中心そのものです。ネズミの駆除でも、薬を置くことより侵入口をふさぐ作業のほうが結果を左右します。
所沢市の文章はヘビ向けに書かれたものですが、家の周りの隙間を減らすという方向は、ネズミにもそのまま当てはまります。
ただし家屋の場合、ふさぐ対象は地面の穴ではありません。屋根と壁の継ぎ目、換気口、配管まわりといった建物側の隙間になります。
所沢市には「市が専門業者を案内する」仕組みがあります。ただし、その対象は蜂です。
ハチの巣について、市は次のように案内しています。住宅やアパートの敷地内にできた巣の駆除は、その巣のある土地・家屋の所有者(管理者)が行うものとされています。市は駆除を実施していません。
そのうえで、こう書かれています。
希望される方に専門業者をご案内しておりますが、費用については依頼者の全額自己負担となります
(所沢市公式サイト「ハチの巣を見かけたら」ページ更新日2023年3月2日/2026年8月24日確認)
ハチの巣の駆除に対する補助金の記載はありません。なお同じページでは、スズメバチは攻撃的で危険なため専門業者への依頼を勧め、アシナガバチは日没後に専用の殺虫剤を使う方法が案内されています。
生き物ごとに所沢市が案内していること(2026年8月24日確認)
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| 生き物 | 市が駆除するか | 市が業者を案内するか | 出典ページ |
|---|---|---|---|
| 蜂(巣) | しない | する(費用は依頼者の全額自己負担) | ハチの巣を見かけたら |
| アライグマ | 市の業務に「アライグマ防除」がある | 生活環境課が窓口 | 生活環境課/アライグマ |
| ハクビシン | 「市では防除を行っておりません」と明記 | 記載なし | アライグマのページ |
| タヌキ・アナグマ | 「市では防除を行っておりません」と明記 | 記載なし | アライグマのページ |
| ヘビ | しない(そっとしておくよう案内) | 記載なし | ヘビを見かけたときの対応について |
| ネズミ | ページも業務項目も無い | 記載なし | ― |
所沢市公式サイトの各ページを2026年8月24日に確認。ハクビシン・タヌキ・アナグマについての記載は「特定外来生物のアライグマにご注意ください」(ページ更新日2026年8月18日)によります。
かんたんに言うと、所沢市には業者を案内する仕組みが実際にあります。ただしネズミは、その仕組みに載っていません。
アライグマだけが別扱いになる理由
同じ天井裏に入る動物でも、所沢市の扱いは分かれます。
アライグマは特定外来生物に指定されています。北米が原産で、ペットとして飼われていたものが逃げたり捨てられたりして野生化しました。所沢市のページでは、目の周りが黒く、長い縞模様のしっぽが特徴だと説明されています。体長40〜60センチ、体重4〜10キロの中型の哺乳類です。
外来生物法にもとづく防除の枠組みがあるため、市の業務に「アライグマ防除」が置かれています。
一方でハクビシンとタヌキ、アナグマについては、市が「防除を行っておりません」とはっきり書いています。在来種であったり、外来生物法の防除計画の対象になっていなかったりするためです。
ネズミはさらに手前の段階です。項目そのものがありません。
天井裏の正体を先に見分けると、電話が1回で済みます
天井裏の物音の正体が、ネズミではなくアライグマだったという例があります。
正体によって、電話をかける先が変わります。アライグマなら所沢市の生活環境課が関わります。ハクビシンとネズミなら、市は関わりません。
見分ける手がかりは、音とフンの大きさです。
- 足音が「タタタッ」と軽く小走りならネズミの可能性が高い
- 「ドスン」「ゴトゴト」と重い音なら、アライグマやハクビシンなど中型動物の可能性がある
- フンが米粒から1センチ程度ならネズミ、指の太さほどあれば中型動物
- 天井にシミが広がっているなら、同じ場所で排せつを繰り返す中型動物の可能性がある
- 夜だけでなく日中も音がするなら、ネズミ以外も疑う
正体が分からない段階で市に電話しても、まず「何がいるのか」を聞かれることになります。フンの大きさ、足音の重さ、音がする時間帯をメモしてからかけると、その1回で話が進みます。
ネズミの駆除そのものを頼める番号は、所沢市にはありません。
ただし用件によっては、行政に電話する意味があります。所沢市の場合、かけ先は3つに分かれます。
なお、所沢市の隣の市がどうなっているかは事情が違います。埼玉県内では、市によって殺そ剤を配るところと、配らないと明記しているところがあります。県内8市を同じ項目で調べた内容は埼玉県内8市の制度と相談窓口にまとめてあります。
所沢市で用件別にかける先(2026年8月24日確認)
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| 用件 | かける先 | 電話番号 |
|---|---|---|
| 天井裏の正体がアライグマかもしれない | 所沢市 生活環境課 | 04-2998-9370 |
| 蜂の巣・毛虫の相談、業者の案内希望 | 所沢市 生活環境課 | 04-2998-9370 |
| 飲食店や施設の衛生に関わる相談 | 埼玉県 狭山保健所 生活衛生・薬事担当 | 04-2941-6535 |
| 死んだネズミの収集を頼みたい | 所沢市 収集管理事務所 | 04-2946-5353 |
| 死んだネズミを自分で持ち込みたい | 所沢市 東部クリーンセンター | 04-2998-5300 |
所沢市公式サイトの各ページ、および埼玉県公式サイト「狭山保健所」を2026年8月24日に確認。
かんたんに言うと、ネズミそのものの駆除を頼める行を、この表に書くことはできませんでした。
所沢市に保健所はありません。管轄は狭山保健所です
所沢市は、保健所を自前で設置している市ではありません。
埼玉県で自前の保健所を持つのは、さいたま市・川越市・川口市・越谷市です。所沢市はこの4市に含まれず、埼玉県が設置する狭山保健所の管内になります。
狭山保健所が受け持つのは、所沢市・飯能市・狭山市・入間市・日高市の5市です。所在地は狭山市稲荷山二丁目16番1号です。
電話番号は担当ごとに分かれています。生活衛生・薬事担当が 04-2941-6535、総務・地域保健推進担当が 04-2954-6212 です(埼玉県公式サイト・2026年8月24日確認)。
保健所が扱う環境衛生の仕事として挙げられているのは、理美容店や飲食店などの施設の監視指導、食品事業者への指導、クリーニング業の施設、遊泳プールの開設者への指導、水質検査です。
要確認:狭山保健所のページに、住宅のネズミ相談を受け付けるという記載は見当たりませんでした。個人の住まいのネズミについて相談できるかどうかは、電話で先に聞いてください。この記事では「受け付けます」と断定しません。
飲食店を営んでいる場合は事情が変わります。店舗の衛生管理は保健所の監視指導の範囲に入るため、営業許可に関わる相談として話が通ります。
生活環境課がネズミで業者を案内するかは書かれていません
所沢市は蜂について「希望される方に専門業者をご案内しております」と明記しています。
要確認:同じ案内をネズミでも受けられるかどうかは、市の公式ページに書かれていません。担当業務の一覧で衛生害虫が「蜂・毛虫」と限定されている以上、同じ扱いになる保証はありません。
聞いてみる価値はあります。ただし案内してもらえる前提で予定を組まないほうが安全です。
行政に電話する時間と、業者2社に見積もりを頼む時間を比べると、後者のほうが結果に直結します。所沢市の場合、どちらにしても費用は自己負担になるためです。
所沢市は小動物の死体処理を有料で受け付けています。
自分で仕掛けた粘着シートにかかっていた場合や、業者が入る前に死骸を見つけた場合の話です。ここは、所沢市でネズミに関して市が関わる数少ない場面になります。
所沢市の小動物の死体処理(2026年8月24日確認)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 直接持ち込む場合の料金 | 550円 |
| 収集を依頼する場合の料金 | 1,100円 |
| 料金が改定された時期 | 令和2年4月1日 |
| 対象 | 「いぬ・ねこ」などの小動物(中型犬程度まで) |
| 持ち込み先 | 東部クリーンセンター(電話 04-2998-5300) |
| 持ち込みの受付時間 | 月〜金(祝日を含む)8時30分〜11時30分、13時〜16時 |
| 収集の申し込み先 | 収集管理事務所(電話 04-2946-5353) |
| 収集の受付時間 | 月〜金(祝日を含む)8時30分〜17時15分 |
所沢市公式サイト「「いぬ・ねこ」などの小動物の死体処理について」(ページ更新日2026年3月31日)を2026年8月24日に確認。
かんたんに言うと、所沢市では死骸の処理にお金がかかります。
無料で引き取る自治体もあるため、無料のつもりでいると当日になって戸惑います。持ち込みと収集依頼で550円の差があることも、先に知っておくと選びやすくなります。
要確認:このページの対象は「いぬ・ねこ」などの小動物と書かれており、ネズミが含まれるかどうかは明記されていません。持ち込む前に東部クリーンセンター(04-2998-5300)へ確認してください。
受付時間が平日の日中だけである点に注意します
持ち込みの受付は、月曜から金曜の8時30分から11時30分と、13時から16時です。
土曜と日曜は受け付けていません。昼の11時30分から13時までの間も受付時間から外れています。
ネズミが死んでいるのを見つけるのは、朝や夜が多くなります。見つけた時間帯によっては、翌日まで待つことになります。
その間の置き場所を先に決めておくと慌てません。直射日光の当たらない屋外で、他の動物が近づけない場所が向いています。
処理をお願いする前にやること
- 素手で触らず、厚手の手袋とビニール袋を用意する
- 東部クリーンセンター(04-2998-5300)へ、ネズミも対象かを確認する
- 持ち込むか収集を頼むかを決めてから、受付時間内に連絡する
素手で触らないのは、ネズミの体や排せつ物に病原体やダニが付いていることがあるためです。袋は二重にして口を縛ると、においも漏れにくくなります。
所沢市では費用が全額自己負担になります。だからこそ、金額の内訳を先に決めておきます。
ネズミの駆除費用は、退治そのものより侵入口をふさぐ作業の量で変わります。ふさぐ場所がどれくらいあるかは家の造りによって違います。一軒家の場合の内訳は一軒家のネズミ駆除の費用|ふさぐ場所が9か所で解説しています。
見積もりを受け取ったら、次の5つが書かれているかを確認してください。
- 侵入口の封鎖が料金に含まれているか。別料金なら1か所あたりいくらか
- フンの清掃と消毒が含まれているか
- 保証の年数と、保証が使える範囲
- 再訪問に費用がかかる条件
- 出張費の有無と、所沢市が対応エリアに入っているか
1つずつ、何を見るかを説明します
侵入口の封鎖が最初の確認点です。ネズミを捕まえるだけの見積もりは安く見えます。ただし入口が残っていれば、また入ってきます。何か所ふさぐのか、1か所いくらかを書面で出してもらいます。
清掃と消毒は見落としやすい項目です。天井裏にフンが残ると、においとダニが残ります。清掃が別料金の会社と、含まれている会社があります。
保証の年数と範囲は、年数だけを見ても比べられません。1年でも「同じ場所の再発は無償で対応」と書いてある保証と、5年でも対象が狭い保証では中身が違います。どこまでが対象かを聞いてください。
再訪問の費用条件も先に決めます。ネズミの駆除は1回で終わらないことがあります。2回目以降が無償か有償かで、総額が変わります。
出張費と対応エリアは、所沢市の読者にとって外せません。首都圏だけを対応エリアにしている会社と、全国対応の会社が混ざっています。電話口で「所沢市です」と伝え、追加の出張費が発生しないかを先に聞いてください。
業者を決めるまでの3ステップ
- フン・足音・かじり跡を写真とメモに残す(正体の確認になります)
- 2社以上に現地を見てもらい、上の5項目を書面で出してもらう
- 封鎖の場所数と保証の年数を並べて比べ、金額だけで決めない
2社以上に見てもらうのは、値切るためではありません。ふさぐべき場所の数が会社によって違うことがあるためです。数が大きく違えば、どちらかが家の状態を見落としています。

ここまで読んで「うちは何か所ふさぐことになるのか」が気になった方は、家を見てもらうところから始められます。
いいえ、行っていません。所沢市生活環境課の担当業務の一覧に、ネズミに関する項目はありません。一覧にある衛生害虫の相談は「蜂・毛虫」と対象が限定されています(2026年8月24日確認)。ネズミの駆除は、住まいの所有者または管理者が手配することになります。
所沢市の公式サイトに、ネズミ駆除の補助金や助成金の記載は見当たりません。ハチの巣の駆除についても補助の記載はなく、「費用については依頼者の全額自己負担となります」と案内されています(2026年8月24日確認)。制度は変わることがあるため、最新の内容は市の公式サイトで確認してください。
所沢市が殺そ剤を配布しているという記載は、公式サイトで確認できませんでした。埼玉県内では市によって扱いが分かれ、窓口で受け取れる市もあれば、配布しないと明記している市もあります。県内の状況は埼玉県内8市の制度と相談窓口にまとめています。
所沢市は小動物の死体処理を有料で受け付けており、直接持ち込みが550円、収集依頼が1,100円です。ただし対象は「いぬ・ねこ」などの小動物と書かれており、ネズミが含まれるかは明記されていません。東部クリーンセンター(04-2998-5300)に確認してから処分してください。
まず管理会社または大家へ連絡してください。建物の構造上の隙間が原因であれば、貸主側が対応する場合があります。所沢市は貸主と借主の間に入る立場ではないため、市に連絡しても解決にはつながりません。
所沢市の担当業務の一覧にある衛生害虫は「蜂・毛虫」の2つです。生き物ページの19項目にもネズミはありません。市に電話をかけても、ネズミの駆除を頼む先がないのが所沢市の状態です。
市が関わるのは、天井裏の正体がアライグマだった場合と、死骸の処理を有料で頼む場合の2つに限られます。
- フン・足音・かじり跡を記録し、ネズミかアライグマかを見分ける
- アライグマの疑いなら生活環境課(04-2998-9370)、死骸なら収集管理事務所(04-2946-5353)へかける
- ネズミと分かったら、2社以上に現地を見てもらい、封鎖の場所数と保証で比べる

所沢市は、対応エリアを首都圏に絞っている会社も選べます。現地を見てもらってから金額を決めたい方に向いています。

