自治体の制度・法令
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東京の害虫駆除は窓口が3系統|23区は区ごとに制度がまるで違う

sugiyama
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東京で害虫の相談先を調べると、記事によって書いてあることが違います。

理由は制度が1つではないからです。東京は保健所の設置主体が3系統に分かれ、23区はそれぞれの区が独自に制度を持っています。隣の区で通用した話が、自分の区では通りません。

この記事では2026年8月17日に東京都の公開情報を確認し、窓口の系統と、区によって対応が正反対になる実例を整理しました。

この記事の結論
  • 東京の保健所は「23区」「八王子市・町田市」「都の5保健所」の3系統
  • 23区は区ごとに制度が違う。大田区は無料で業者を派遣、杉並区は指導のみ
  • 多摩地域は都の保健所が複数市町村をまとめて管轄する
  • やること:自分が3系統のどれかを確認 → 該当窓口へ電話 → 駆除は自費なので2社で見積もり

自分の区の扱いを調べても、区が駆除まで来てくれる例はごく限られます。作業を頼む先は別に押さえておくことになります。

東京都内で、虫の種類と場所を伝えて費用を害虫駆除屋に出してもらう

東京の窓口は3系統に分かれる

どこに住んでいるかで、電話する先の種類が変わります。

東京都内の保健所の設置主体

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系統 設置主体 対象地域
各区23区(区ごとに保健所を設置)
八王子市、町田市
東京都①②以外の多摩地域と島しょ

東京都保健医療局の公表資料による(2026年8月17日確認)。

23区に住んでいる場合、都の保健所は関係ありません。区が独自に保健所を持ち、独自に制度を決めているためです。

ここが東京の分かりにくさの正体です。「東京都の制度」を調べても、23区の読者には届きません。

「東京都は」で書かれた情報は、23区に住んでいる人にはほぼ当てはまりません。

東京の害虫駆除業者は区をまたいで使える

制度は区ごとに違いますが、民間業者は区をまたいで使えます。

23区・多摩地域とも対応し、現地調査と見積もりを無料としているサービスを挙げます。

制度は区ごとに違っても、住んでいる区に業者を合わせる必要はありません。対応エリアの広い相手なら区境を気にせず済みます。

東京の家で、出ている虫の種類と発生源を、害虫駆除屋に見てもらう

区の制度で足りない部分は自己負担です。2社そろえてから、どこに金額差が出るかを見てください。

→ 害虫駆除110番に無料相談する(24時間受付・契約義務なし)

見積書では次の3点を揃えて確認してください。

  1. 施工の回数と、再訪が含まれるか
  2. 侵入経路の封鎖が作業に入るか
  3. 再発時の保証の有無と、対象になる範囲

東京だから駆除料金が高い、という差はありません

制度は区ごとに違いますが、業者の料金が区で変わるわけではありません。

編集部が集計した目安では、ゴキブリが1.5万〜3.5万円、ハチが1万〜5万円でした。

シロアリだけ単位が違います。1坪あたり5,000円〜1万円で出す会社が多くあります。

内訳と見積書の見方は一軒家の害虫駆除費用にまとめました。

金額を動かすのは、どの虫を相手に、どこまで作業するかです。

要確認:東京都が害虫駆除の相場を公表している資料は見当たりませんでした(2026年8月24日確認)。

東京で業者に頼む前に確認する5項目

区の制度を確かめたら、次は業者の見積もりです。

  • 相手の虫が何か。区で鑑別を受けられるなら先に受ける
  • 作業の範囲。1部屋か、全室か、侵入経路の封鎖まで入るか
  • 見積書が概算か、確定した金額か
  • 再発したときの保証の年数と、対象になる作業
  • 追加料金が出る条件。高所・屋根裏・夜間の扱い

「一式」とだけ書かれた見積書に注意してください。何をどこまでやるかが決まっていないと、あとから追加になります。

賃貸の場合は、契約前に管理会社へ連絡してください。負担する人が変わることがあります。

23区は制度が正反対になることがある

同じネズミの相談でも、区によって受けられるものが違います。

当サイトで個別に調べた3区の例です。

23区の対応例(ネズミの場合)

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区がすること 詳細
大田区無料で業者を派遣する(駆除はしない)大田区は区が無料で業者を派遣してくれる
杉並区駆除方法の指導のみ杉並区はネズミを駆除しない
墨田区区の制度と業者依頼の使い分け墨田区で害虫駆除するには

各区の公開情報を個別に確認した結果です。制度は変わるため、最新は各区へご確認ください。

大田区は区の負担で業者が来ますが、杉並区は情報をもらって終わりです。同じ23区で、ここまで開きがあります。

さらに杉並区の場合、ネズミは指導だけでも、スズメバチの巣とカラスの巣は区が撤去し、アライグマには捕獲用の檻を設置します。生き物によっても対応が変わります

つまり東京で調べるべきは「東京都の制度」ではなく、自分の区の、その生き物についての扱いです。

多摩地域は都の保健所5か所が管轄する

23区以外は、複数の市町村を1つの保健所がまとめて見ています。

東京都の保健所と所管市町村

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保健所 電話 所管
西多摩0428-22-6141青梅市、福生市、羽村市、あきる野市、瑞穂町、日の出町、檜原村、奥多摩町
南多摩042-371-7661日野市、多摩市、稲城市
多摩立川042-524-5171立川市、昭島市、国分寺市、国立市、東大和市、武蔵村山市
多摩府中042-362-2334武蔵野市、三鷹市、府中市、調布市、小金井市、狛江市
多摩小平042-450-3111小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市
八王子市042-645-5114八王子市(市が設置)
町田市042-722-6728町田市(市が設置)

東京都保健医療局の公表資料による(2026年8月17日確認)。島しょ地域は島しょ保健所が管轄します。

西多摩は8市町村を1か所で担当しています。市役所の案内に自分の用件が見当たらない場合、この表から管轄保健所を引くほうが早いことがあります。

八王子市と町田市は市が保健所を設置しているため、都の保健所の管轄には入りません。

どの系統でも共通する限界

窓口が分かっても、行政が作業をしてくれるとは限りません。

当サイトで調べた範囲では、個人宅の害虫駆除そのものを行政が行う例は限られています。多くの自治体は相談・情報提供・業者紹介までで、費用は自己負担です。

制度がある場合も、対象や条件が絞られていることがあります。

  • 対象の生き物が限られる(ハチだけ、ネズミだけ、など)
  • 作業ではなく器具や薬剤の貸出・配布にとどまる
  • 敷地内か公共の場かで扱いが変わる

市役所・保健所・管理会社・業者の使い分けは害虫駆除はどこに相談するかにまとめています。

東京の害虫駆除に関するよくある質問

よくある質問①

東京都に相談すれば駆除してもらえますか

23区にお住まいなら、都ではなく区の窓口が対象です。

23区はそれぞれの区が保健所を設置しており、都の保健所の管轄には入りません。多摩地域の一部と島しょは都の保健所が管轄します。

よくある質問②

隣の区でできたことが、自分の区でできません

制度が区ごとに違うためです。

たとえば大田区にはネズミで無料の業者派遣制度がありますが、杉並区は駆除方法の指導までです。同じ23区でも受けられるものが変わります。

よくある質問③

自分の管轄がどこか分かりません

23区は住んでいる区、八王子市と町田市は市が窓口です。

それ以外の多摩地域は、この記事の表から管轄の都保健所を引いてください。1か所が最大8市町村を担当しています。

よくある質問④

東京は害虫駆除の費用が高いですか

地域による大きな差は確認していません。

費用は害虫の種類、被害範囲、作業内容で決まります。目安は関連記事にまとめています。

よくある質問⑤

区の制度は変わりますか

変わります。

この記事の内容は2026年8月17日時点で確認したものです。制度の有無や条件は年度で変わるため、依頼前に各区・各保健所へ直接ご確認ください。

まとめ:「東京都の制度」ではなく自分の区を見る

東京の害虫の窓口は、23区・八王子市と町田市・都の保健所の3系統に分かれます。

23区に住んでいるなら、都の情報ではなく自分の区の扱いを確認してください。大田区と杉並区のように、同じネズミでも受けられるものが正反対になります。

行政で範囲を確かめたら、作業内容を揃えて2社の見積もりを比べるのが確実です。

区の制度が使えなかったときに、次にどこへ頼むかで止まる人が多いはずです。

自宅の区と被害の状況を伝えて見積もりを、害虫駆除屋で取る
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ヨシオ
ヨシオ
自宅&畑の害虫・害獣対策研究家
ぼくの害虫・害獣との馴れ初め(笑)をお話します。 最初は自宅の台所に現れたアリとの戦いから始まりました。そこからシロアリ、コバエ、ハチ、ネズミ、タヌキまで……気づけば害虫・害獣との共存(?)生活を10年以上続けています。 自分で試してうまくいったこともあれば、途中で「これはムリだ!」と業者にお願いした経験もあります。 そのときに学んだのは「プロの技術と、家庭でできる工夫は別物」ということ。どちらにも意味があるし、組み合わせれば最強です。 気軽に読んで、笑って、ちょっとでも役立ててもらえたら嬉しいです。
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