台東区のネズミ駆除は相手がドブネズミ|区が捕まえた82匹の内訳
台東区でネズミが出たとき、相手が何かで対策が変わります。
区が繁華街で捕まえた個体は、1匹残らずドブネズミでした。
この記事では2026年8月25日に台東区の公開資料を確認し、捕獲の実績と区でもらえるものを整理しました。
東京都全体とは、出てくる種類が違います。
- 区が上野と浅草で捕獲した個体は、捕獲・死骸回収ともに全てドブネズミ
- 東京都全体はクマネズミが9割以上。台東区の繁華街とは相手が違う
- 区は駆除に来ない。パンフレットの配布と業者の紹介まで
- 飲食店にはごみ容器の購入費助成がある(2分の1・上限4,000円)
- やること:相手の種類を確かめる → 侵入口をふさぐ → 手に負えなければ2社で見積もり

種類が分かる前でも、業者に頼んだらいくらになるのかは知っておきたいところです。
区の職員が作業に来ることはありません。
台東保健所が行っているのは、パンフレットの配布と個別のアドバイス、それに専門業者の紹介です。
窓口では屋内用と屋外用の2種類のパンフレットを配っています。
具体的な対処方法の説明や、防除グッズの紹介も受けられるとされています。
問い合わせ先は生活衛生課の03-3847-9455(東上野4-22-8)です。
業者を探す人には東京都ペストコントロール協会を紹介しています。
見積もりを取るときに確かめる項目です。
- 侵入口をふさぐ工事が入っているか。何か所か
- 相手がドブネズミかクマネズミか、業者はどう判断したか
- 糞尿の清掃と消毒が入っているか
- 再発したときの保証の年数と、対象になる作業
- 見積書が概算か、確定した金額か
23区で個人向けの支援がある区とない区の内訳は足立区のネズミ駆除にまとめました。
区が行っているのは屋外の対策です。
建物の中や天井裏に入られている場合は、自分で業者を手配することになります。
編集部の集計では、ネズミ駆除の費用は2万〜20万円にひらきます。
幅が出るのは、ふさぐ場所の数と、手が届くかどうかです。
一軒家ではふさぐ場所が9か所になる例もありました。内訳は一軒家のネズミ駆除費用にまとめています。
要確認:台東区がネズミ駆除の相場を公表している資料は見当たりませんでした(2026年8月25日確認)。

天井裏に上がれないので何か所ふさぐか分からない、という段階でも、見てもらうところから始められます。
台東区は繁華街での対策の結果を公表しています。
台東区のねずみ対策の実施結果(令和5年12月〜令和6年3月)
← 横にスクロールできます →
| 項目 | 上野地域 | 浅草地域 |
|---|---|---|
| 防除対策の実施回数 | 7回 | 6回 |
| 捕獲罠による捕獲総数 | 65匹 | 17匹 |
| 死骸回収総数 | 5匹 | 5匹 |
| 捕獲・死骸回収の種類 | 全てドブネズミ | 全てドブネズミ |
| 巣穴等へ投入した殺鼠剤 | 約900個 | 約800個 |
台東区「ねずみ対策事業の拡充について」(令和6年7月25日 保健福祉委員会資料)より。2026年8月25日に確認しました。
捕獲罠にかかったのは、上野と浅草を合わせて82匹です。数は編集部が足し合わせました。
そのすべてがドブネズミと記載されています。クマネズミは1匹も出ていません。
いっぽう東京都の冊子では、種類が分かる相談の9割以上がクマネズミによるものとされています。詳しくは東京都のネズミ駆除で扱っています。
つまり繁華街の屋外と、住宅の中では相手が違うということです。
区は結果を分析して、次の3つを挙げています。
- 繁華街のねずみ対策では、ドブネズミへの対策を行うことが効果的である
- ドブネズミはエサ場付近に営巣し活動するため、生息場所を特定して重点的に行うのが効果的である
- 繁華街のねずみ防除に対して、ごみ出しの対策が不可欠である
ごみの排出状況を夜間に3回調べたところ、初回は広範囲でごみの被害とドブネズミの活動が確認されました。
事業者への啓発で改善は見られたものの、不適正な排出状況にある場所ではドブネズミの活動が確認されたと書かれています。
事業者向けの制度があります。
台東区のごみ容器購入費助成
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 繁華街のねずみ対策実施地域で、食品営業許可を受けている事業者 |
| 助成額 | 購入価格の2分の1、上限4,000円 |
| 令和5年度の実績 | 上野地域0件/浅草地域3件 |
| 担当 | 清掃リサイクル課 |
台東区の保健福祉委員会資料(令和6年7月25日)より。
個人の住宅は対象ではありません。
対象になる地域も限られています。令和6年度は上野・浅草・浅草橋の5つの区域が指定されました。
条件は、飲食店等が集積する繁華街であって、町会や商店街等の町ぐるみでねずみ対策に取り組んでいる地域とされています。
実績は2地域で合わせて3件でした。制度はあっても、ほとんど使われていないことになります。
屋外の対策を行っている区は他にもあります。新宿区の一斉駆除は新宿区のネズミ駆除で扱っています。
住宅の駆除には来ません。
台東保健所が行っているのは、パンフレットの配布、個別のアドバイス、専門業者の紹介です。繁華街での対策は区が専門業者に委託して実施しています。
繁華街の屋外ではドブネズミでした。
区が上野と浅草で捕獲した個体と回収した死骸は、いずれも全てドブネズミと記載されています。ただし東京都全体では、種類が分かる相談の9割以上がクマネズミによるものとされています。
パンフレットが2種類あります。
屋内用と屋外用が用意されており、窓口では具体的な対処方法の説明や防除グッズの紹介も受けられるとされています。生活衛生課の電話は03-3847-9455です。
食品営業許可を受けている事業者が対象です。
繁華街のねずみ対策実施地域にある事業者向けで、購入価格の2分の1・上限4,000円とされています。令和5年度の実績は上野0件、浅草3件でした。
対象の地域が決まっています。
令和6年度は上野・浅草・浅草橋の5つの区域が指定されました。条件は、飲食店等が集積する繁華街であって、町会や商店街等の町ぐるみでねずみ対策に取り組んでいる地域とされています。
台東区が繁華街で捕獲した82匹は、すべてドブネズミでした。
東京都全体では9割以上がクマネズミなので、繁華街の屋外と住宅の中では相手が違います。
区は住宅の駆除には来ず、パンフレットの配布と業者の紹介までです。
飲食店にはごみ容器の購入費助成がありますが、対象の地域が限られ、令和5年度の実績は3件でした。
- 糞の大きさや天井裏の音から、ドブネズミかクマネズミかの見当をつける
- 生活衛生課(03-3847-9455)でパンフレットをもらい、ふさげる場所を確かめる
- 天井裏など手が届かない場所が残ったら、2社に同じ条件で見積もりを出してもらう

天井裏を自分で見られない状態なら、種類の判断も業者に任せることになります。

