イタチの足跡か猫かは爪痕で分かります|大きさは約2.5cmです
庭や天井裏で足跡を見つけて、猫のものか迷っていると思います。
分かれ目は爪の跡です。
猫の足跡には爪痕が残りません。イタチには残ります。
- 猫の足跡に爪痕はありません。猫は爪をしまえるため
- イタチの足跡は爪痕が鋭く、大きさは約2.5cm
- テンはもっと大きい(約4.5cm)。足跡の間隔も違う
- タヌキは一見ネコに似るが、爪痕がある
- 足跡が分かっても、イタチはその場で捕まえてはいけません

「足跡は見つけたが、天井裏まで自分では確かめられない」という段階なら、通り道を見てもらえます。
先に、いちばん確かめやすいところを書きます。
筑波大学の実験所が、猫の足跡についてはっきり書いています。
ネコ 足痕 爪痕はない
イタチのほうはこうです。
足痕は約2.5㎝で、爪痕が鋭い足跡
※出典:筑波大学山岳科学センター 菅平高原実験所「アニマルトラッキング」を2026年9月1日に確認
猫は歩くときに爪をしまいます。そのため肉球の跡だけが残ります。
イタチは爪が出たままなので、指先に細い跡が付きます。
タヌキも爪痕が出ます
紛らわしい相手がもう1種います。
同じ資料は、タヌキについて「一見ネコに似るが爪痕がある」としています。
爪痕があるだけでは、イタチと決まりません。次に見るのは大きさです。
イタチ科の中での見分けです。
イタチとテンの違い(2026年9月1日確認)
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| 項目 | イタチ | テン |
|---|---|---|
| 足跡の大きさ | 約2.5×2.5cm | 約4.5×4.5cm |
| 足跡の間隔 | 約30cm | 約50cm |
| 食べ物 | 肉食性(主にネズミ類) | 果実などの植物質も食べる |
| 糞の太さ・長さ | 太さ0.7cm・長さ4cm | 太さ1cm・長さ5cm |
出典:前掲の筑波大学山岳科学センター 菅平高原実験所「アニマルトラッキング」
テンのほうが「抜群に大きい」と書かれています。倍近い差です。
住んでいる場所も違います
同じ資料は、生息場所の違いも見分けの手がかりに挙げています。
- イタチ:平地から低山帯
- テン:森林帯
- オコジョ:さらに高い山岳部
大きさの順はオコジョ<イタチ<テンです。住宅地で見つけた小さな足跡なら、イタチの可能性が高くなります。
足跡の並び方でも分かります。
イタチ科の動物は、シャクトリムシが跳躍して動くような走り方をします。
前足がそろい、その上に少しかかって後足が残るような足跡を残す
2つずつ、まとまって並ぶのがイタチ科の足跡です。1歩ずつ交互に並ぶ犬や猫とは形が違います。
ただし資料は「いろいろなバリエーションがある」とも書いています。並び方だけで決めず、爪痕と大きさと合わせて見ます。
もっと大きな獣の足跡だった場合です。
農林水産省が、中型獣の足跡を見分けるフローチャートを出しています。最初の質問は「足跡の指の数は何本ですか」で、4本と5本に分かれます。
- 4本:タヌキ、キツネ
- 5本:アライグマ、ヌートリア、ハクビシン、アナグマ、テン
※出典:農林水産省「野生鳥獣被害防止マニュアル【中型獣類編】」2-7「足跡からの見分け方」を2026年9月1日に確認
そのあとは中心のパッド(足底球)の形(円形か半月形か)、大きさ(5cm以上か4cm以下か)、左右の足が横に並ぶか、といった順に絞ります。
アライグマとタヌキの見分けは尾のリングが早いです。詳しくはタヌキとアライグマの違いは尾のリングにまとめました。
ハクビシンは長い尻尾の跡がしばしばつくとされています。天井のシミから調べる方法は天井のシミはハクビシンの「ため糞」かもしれないにあります。
アナグマの巣穴を見つけた場合はアナグマを見つけたらを見てください。
足跡がはっきり残らないこともあります。
イタチの糞は螺旋状にねじれ、一方の先がとがっていることが多いとされています。太さ0.7cm、長さ4cmくらいです。
テンの糞も螺旋状ですが、こちらは太さ1cm・長さ5cmで、果実を食べた場合は色が変わります。イタチは肉食性なので、糞の色が変わることはあまりありません。
小さくて米粒のような黒い粒なら、相手が違います。ネズミのふんを見てください。イタチの主な食べ物はネズミ類なので、ネズミがいる家にイタチが来ることもあります。
袋や配線のかじり跡から調べる方法はネズミのかじり跡にまとめています。
正体が分かってからの話です。
イタチをその場で捕まえてはいけません。狩猟できる獣20種のうち、性別で線が引かれているのはイタチだけです。理由はイタチを見たら捕まえないにまとめました。
やることは3つです。
- 正体を決める(爪痕・大きさ・並び方)
- 入口を探す(イタチは3cmの隙間を通ります)
- いなくなってからふさぐ(中にいるうちに塞ぐと閉じ込めます)
順番を間違えると中で死なせることになります。手順はイタチが来なくなる方法に書きました。
4月から8月は、中に子どもがいる可能性があります。
自分では届かない場面です。
- 天井裏に上がれない(足跡の場所を確かめられない)
- 入口が何か所あるか分からない
- 断熱材が汚れていて、交換が要りそう
イタチ駆除の費用は5万〜30万円でした。6倍ひらく理由は断熱材です。内訳はイタチ駆除の費用は5万〜30万円にまとめています。
爪痕があるかどうかです。
筑波大学の資料は、猫について「爪痕はない」、イタチについて「爪痕が鋭い足跡」としています。猫は歩くときに爪をしまうため、肉球の跡だけが残ります。大きさもイタチは約2.5cmで、手がかりになります。
形は似ていますが、爪痕で分かれます。
同じ資料はタヌキについても「一見ネコに似るが爪痕がある」と書いています。爪痕があるだけではイタチと決まらないので、次に大きさを見ます。イタチは約2.5cm、タヌキは4cm程度です。
約2.5cmで、爪痕が鋭く、2つずつまとまって並びます。
イタチ科はシャクトリムシが跳躍するような走り方をするため、前足がそろい、その上に少しかかって後足が残ります。足跡の間隔は約30cmです。
大きさが倍近く違います。
イタチが約2.5×2.5cm、テンが約4.5×4.5cmです。足跡の間隔もイタチは約30cm、テンは約50cmです。生息場所も違い、イタチは平地から低山帯、テンは森林帯とされています。
捕まえようとしないことです。
イタチは狩猟できる獣20種のうち、性別で線が引かれている唯一の種です。正体を決めて、入口を探し、いなくなってからふさぐ、という順番になります。中にいるうちに塞ぐと閉じ込めることになります。
順に並べます。
- 爪痕がない → 猫。猫は爪をしまえる
- 爪痕があって約2.5cm → イタチ。2つずつまとまって並ぶ
- 爪痕があって4cm以上 → タヌキやテン。指の数と形で分かれる
足跡が分かっても、その場で捕まえてはいけません。入口を探して、いなくなってからふさぐ順番になります。

「足跡はイタチらしいが、どこから入っているか分からない」という段階なら、侵入口を探すところから頼めます。

