蜂の巣の形で種類が分かります|穴が見えるならアシナガバチです
軒下や庭木に巣を見つけて、何バチのものか調べていると思います。
近づかなくても、形で絞れます。
分かれ目は穴です。
- 穴がたくさん見えるならアシナガバチ。川口市は危険性は低いとしている
- 出入口が下から横に1つだけならスズメバチ。攻撃性が強い
- とっくりを逆さにした形は、スズメバチの作りかけ。7月以降に球形になる
- ミツバチの巣は板が垂れ下がった形。屋根裏や床下、木の洞にできる
- 市役所は駆除しません。ただし防護服を無償で貸す市があります

「巣は見つけたが、近づいて確かめる勇気がない」という段階なら、形と場所を伝えて見てもらえます。
先に、いちばん確かめやすいところを書きます。
巣の形と、形から分かる種類・危険度(2026年9月1日確認)
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| 見えている形 | 種類 | 危険度 |
|---|---|---|
| 無数の穴と白い幼虫が見える(円盤状・お椀型) | アシナガバチ | 川口市は危険性は低いとする |
| 出入口が下から横に1つだけ(球形・縞模様) | スズメバチ | 攻撃性が強い |
| とっくりを逆さにした形 | スズメバチの作りかけ | 7月以降に球形になる |
| 板が垂れ下がった形 | ミツバチ | 刺激しなければ刺さない |
出典:川口市「ハチの巣の形・特徴及び巣の駆除について」(川口市保健所 生活衛生課)を2026年9月1日に確認
穴の数を数える必要はありません。たくさん見えるか、1つだけかで分かれます。
いちばん多く聞かれる形です。
神戸市が、形をこう書いています。
レンコンを切ってお椀型にしたような形でぶらさがっています
※出典:神戸市「アシナガバチと上手につき合おう」(生活環境衛生担当)を2026年9月1日に確認
川口市は、セグロアシナガバチの巣を「ほぼ円形(円盤状)になることが多く」とし、大きさを直径約15cm前後としています。
巣上に無数の穴や白い幼虫などが見えます
巣房がむき出しになっているのがアシナガバチの巣です。巣を上から見ると、レンコンの切り口のように穴が並びます。
川口市は「駆除しなくてよい」と書いています
危険度についても記載があります。
川口市は、アシナガバチについて「危険性は低いので」駆除を勧めていません。
神戸市も「基本的におとなしいハチであり、巣を刺激しなければ人を攻撃することはありません」としています。
ただし時期の注意があります。7月下旬から8月中旬が最盛期で、この時期は巣を刺激して刺されることが多いとされています。
飛び方でも分かります
蜂そのものを見た場合の見分けも書かれていました。
- アシナガバチはスリム体型。スズメバチはずんどう体型
- アシナガバチは長めの後足をだらりと下げて飛ぶ
刺さない蜂かどうかの見分けは刺さない蜂の種類はある?にまとめました。クマバチのオスは針を持ちません。
見つけたときに迷いやすい形です。
川口市は、コガタスズメバチの巣の変化を書いています。
初期段階:トックリを逆さにしたような形
7月以降:ほぼ球形になり縞模様ができます
最大で直径25〜30cmになります。
つまり、とっくり型やツボ型は「これから大きくなる巣」です。小さいから安全、ではありません。
出入口は1つです
完成した巣の見分けは、穴の位置です。
スズメバチの巣は、出入口が1つだけです。川口市は巣の「下から横方向にかけて一つ開いている」としています。アシナガバチのように巣房が見えることはありません。
球形で縞模様(マーブル模様)があり、穴が1つ。この3つがそろえばスズメバチです。
千葉市は、巣の場所からも3種を分けています。逆トックリ型なら庭木のコガタスズメバチ、地中ならオオスズメバチです。ハチ駆除を千葉で頼む前ににまとめました。
1匹だけ見た場合はスズメバチが一匹いたら巣は近いのかを見てください。4月から6月なら女王バチです。
3つ目の形です。
川口市は、ミツバチの営巣場所を「木の洞、人家の屋根裏や床下、墓石の中等」としています。まれに木の枝や軒下にも作られます。
巣は平らな板が垂れ下がった形で、規模が大きくなると板の枚数が増えます。
分封(分蜂)のときは見え方が変わります。
ハチとハチの隙間にたくさん穴の開いた白い巣が見えます
かたまりになってぶら下がっているなら分蜂です。数時間から3日で自然に去ります。ミツバチの分蜂は数時間〜3日で去りますにまとめました。
この状態に殺虫剤をかけてはいけません。
形を確かめようとして、危ない側に寄ることがあります。
- 近づいて穴の数を数える(離れたまま、見える範囲で判断する)
- 手で払う(岐阜県森林研究所は「手で払わない」「速やかに、かつ静かに後ろへ下がる」としている)
- 分蜂中のミツバチに殺虫剤をかける(数時間〜3日で去る)
虫よけスプレーはスズメバチには効きません。蚊など吸血性の虫を防ぐものだと県の研究所が書いています。7つの誤解はハチ駆除と岐阜県の研究所にまとめました。
放置したときに巣がどこまで大きくなるかは蜂の巣を放置するとどうなる?に書いています。働き蜂は千匹を超えることがあります。
頼み先の話です。
川口市は駆除をしていませんが、防護服等の無償貸与を行っています。民間の駆除業者一覧も掲載しています。
一方で神戸市は駆除も費用負担も行わず、助成制度は2022年3月31日で終了しています。
同じ「市役所」でも、受けられるものが違います。政令市20市を調べて無料で駆除していたのは1市だけでした。蜂の巣駆除は市役所で無料?にまとめています。
横浜市のように防護服を無料で貸し出す市もあります。横浜市は蜂の巣を駆除しませんを見てください。
業者に伝えるのは巣の形・場所・高さの3つです。金額の決まり方は蜂の駆除業者はおすすめ順で選べないにまとめました。
アシナガバチです。
神戸市は「レンコンを切ってお椀型にしたような形でぶらさがっています」としています。川口市はセグロアシナガバチの巣を「ほぼ円形(円盤状)」、直径約15cm前後とし、巣の上に無数の穴や白い幼虫が見えると書いています。
スズメバチの作りかけの巣です。
川口市は、コガタスズメバチの巣が初期段階では「トックリを逆さにしたような形」で、7月以降は「ほぼ球形になり縞模様ができます」としています。最大で直径25〜30cmになります。小さいから安全という意味ではありません。
数える必要はありません。
無数の穴と白い幼虫が見えるならアシナガバチ、出入口が下から横に1つだけならスズメバチです。たくさん見えるか1つだけかで分かれるので、近づかなくても判断できます。
川口市は「危険性は低いので」駆除を勧めていません。
神戸市も、基本的におとなしく巣を刺激しなければ人を攻撃することはないとしています。ただし7月下旬から8月中旬は最盛期で、この時期は巣を刺激して刺されることが多いとされています。
多くは取りません。
川口市は駆除を行わないかわりに、防護服等の無償貸与と民間業者一覧の掲載をしています。神戸市は駆除も費用負担も行わず、助成制度は2022年3月31日で終了しました。政令市20市で無料駆除は1市だけでした。
順に並べます。
- 無数の穴と白い幼虫が見える → アシナガバチ。川口市は危険性が低いとする
- 出入口が下から横に1つ、球形で縞模様 → スズメバチ
- とっくりを逆さにした形 → スズメバチの作りかけ。7月以降に球形になる
近づいて数える必要はありません。見える範囲で分かれます。

「球形で穴が1つ、しかも脚立では届かない高さ」という状態なら、自分で取る段階ではありません。

