業者選び・口コミ検証
PR

蜂の駆除業者おすすめ順位|公式8社を5項目で調べた結果と「858円〜」の意味

蜂の駆除業者おすすめ順位|公式8社を5項目で調べた結果と「858円〜」の意味
ヨシオ(ペンネーム)
記事内に商品プロモーションを含みます

蜂の駆除業者をおすすめ順に並べた記事はいくつもあります。ただ、その順位がどんな基準で決まったのかは、たいてい書かれていません。

そこで、ハチ駆除を扱う事業者の公式サイト8件を、同じ項目で調べました。

表示されている最低料金は858円から。ところが、自社の実績平均を公開している事業者は32,238円と43,095円としています。

この記事では、その差がどこで生まれるのかを、加算料金を公開している事業者の料金表で実際に積み上げて分解します。読み終えたとき、自分の見積もりが妥当かを検算できる状態を目指します。

この記事の結論
  • 公式8社を5項目で調べた順位は、1位ハチ・アイ・サービス(関西)。全国対応ではハチお助け本舗とみんなのハチ駆除屋さん
  • 加算料金を金額付きで公開しているのは8社で1社だけだった
  • 表示最低額は858円から。一方、実績平均を公開する2社は32,238円と43,095円
  • 差の正体は「基本料金+巣の大きさ+高さ+場所」の加算。公開表で積み上げると4万円台になる
  • やること:巣の大きさ・高さ・場所をメモしてから電話し、加算後の総額を出してもらう

おすすめ順位|公式8社を5項目で調べると、1位はハチ・アイ・サービス

蜂の巣を駆除してくれるおすすめの業者を、公式サイトに何を書いているかで順位にしました。2026年9月25日に8社の公式サイトを開き、同じ5項目で確かめています。

ハチ駆除業者8社のおすすめ順位(公式サイトの記載・2026年9月25日確認)

← 横にスクロールできます →

順位 業者 料金 加算額 保証 施工体制 対応エリア 書いていた項目
1ハチ・アイ・サービス○ 14,300円(スズメバチ・税込)○ 大きさ・高さ・場所ごとに金額○ 同じ箇所に再び巣を作ったら無料(1か月)○ 運営者本人が受付から駆除まで○ 大阪・奈良・兵庫・京都・和歌山5
2ハチお助け本舗○ 基本料金1,980円〜(税込)× 項目のみ○ 1週間以内に同じ場所で再発したら対応○ 加盟店・提携業者を紹介○ 全国(沖縄・離島を除く)4
2みんなのハチ駆除屋さん○ 2,200円〜(作業料金。基本出張料金は別)×○ 同じ場所に同じ女王蜂が巣を作った場合○ 加盟店のネットワーク○ 対応地域の一覧あり4
4蜂の巣駆除センター○ 3,000円〜(基本料金)× 「別途費用」のみ○ 同じ女王蜂が巣を作った場合、1週間× 自社か紹介かの記載なし○ 対応エリアの一覧あり3
4ハチ110番○ スズメバチ16,500円〜(税込)×× 記載なし○ 提携業者を紹介○ 全国3
4ハチ駆除110番○ 858円〜(税込)×× 「施工保証」とあるが期間・内容の記載なし○ 自社(従業員の記載あり)○ 関西全域3
7蜂バスター○ 2,900円〜(税込)×× 期間・内容の記載なし× 自社か紹介かの記載なし○ 対応エリアの一覧あり2
8アサンテ× 自社料金は非公表(相場のみ)×× ハチの保証の記載なし○ 自社施工× ハチの対応エリアの記載なし1

○は公式サイトに記載あり、×は記載なし。「記載なし」は制度が無いという意味ではなく、公式サイトで確かめられなかったという意味です。作業の上手さを測った順位ではありません。

かんたんに言うと、5項目すべてを書いていたのは、関西のハチ・アイ・サービスだけでした。全国対応の会社では、ハチお助け本舗とみんなのハチ駆除屋さんの4項目が最多です。

順位を分けたのは加算額です。巣の大きさや高さでいくら足されるかを金額で出していたのは、8社で1社だけでした。残る7社は「別途料金がかかります」といった書き方にとどまります。

もう1つ、公的な記録を書いておきます。4位のハチ駆除110番(858円〜)を運営する株式会社関西住宅設備には、2023年3月14日に兵庫県が特定商取引法にもとづく業務停止命令(6か月)と指示を出しています。取扱役務は「水回り設備修理・害虫駆除」です。消費者庁の執行事例の検索に載っています(2026年9月25日確認)。

ここからは編集部の判断です。書いてあることが多い会社ほど、電話の前に総額と条件の見当がつきます。自分の状況に合わせて選ぶなら、次のとおりです。

状況別に選ぶなら

← 横にスクロールできます →

状況 候補 理由
関西で、頼む前に総額を自分で出したいハチ・アイ・サービス加算額を金額で出していたのは8社でここだけ
全国で、また巣を作られたときの扱いを先に知りたいハチお助け本舗、みんなのハチ駆除屋さん再発時の条件を書いている全国対応の2社
実際に払った金額の目安を知りたいハチ110番(平均43,095円)、ハチお助け本舗(平均32,238円)実績の平均額を件数付きで出している2社
誰が来るかを先に知りたいハチ・アイ・サービス、アサンテ自社で作業すると書いている会社。ハチ駆除110番も自社と書いていますが、上の行政処分の記録があります

上の8社の公式サイトの記載から編集部が整理しました。

なお、ハチ以外も含めた害虫駆除業者全般の比較は、害虫駆除業者おすすめランキング|料金・受付時間・保証を比較にまとめています。

巣を目の前にして順位を調べている時間はありません。金額が1つあれば、2社目が高いか安いか判断できます。

ハチ駆除業者の公式料金表示8件を同じ項目で調べた

同じ「最低料金」でも、事業者ごとに数え始める場所が違っていました。

調べ方を先に示します。事業者自身が発信している情報だけを対象とし、まとめサイトや比較メディアは除外しました。

  • 調査対象:ハチ駆除を扱う事業者の公式サイト(自社サイトに料金または相場を掲載しているもの)
  • 調査件数:8件
  • 調査項目:表示最低額/種類別料金の有無/加算料金の金額公開/自社実績の平均額/施工形態
  • 調査日:2026年8月17日
  • 除外:まとめサイト・比較メディア・マッチングサービス

結果は次のとおりです。

ハチ駆除事業者8件の公式料金表示(2026年8月17日確認)

← 横にスクロールできます →

事業者 施工形態 表示最低額 種類別料金 加算額の公開 自社実績の平均額
ハチ110番加盟店紹介スズメバチ16,500円〜/アシナガバチ・ミツバチ12,100円〜(税込)ありなし43,095円
ハチ駆除110番自社施工(関西)858円(税込)〜記載なしなし記載なし
みんなのハチ駆除屋さん記載なし2,200円〜(別途基本出張料金)3種とも2,200円〜なし記載なし
蜂バスター記載なし2,900円〜ありなし記載なし
蜂の巣駆除センター記載なしアシナガバチ・ミツバチ3,000円〜/スズメバチ8,000円〜ありなし記載なし
ハチお助け本舗加盟店・提携業者の紹介基本料金1,980円〜(税込)あり項目のみ32,238円
ハチ・アイ・サービス記載なしスズメバチ14,300円(税込・基本料金)あり全公開記載なし
アサンテ自社施工記載なし(自社料金は非公表)相場のみ提示なし記載なし

「ハチ110番」はシェアリングテクノロジー株式会社、「ハチ駆除110番」は株式会社関西住宅設備が運営しています。名称は似ていますが別の事業者です。

集計すると次のようになります。

  • 表示最低額が1万円未満:5件 / 8件
  • 3ケタ台の表示:1件 / 8件
  • 加算額を金額付きで公開:1件 / 8件
  • 自社の実績平均を件数付きで公開:2件 / 8件
  • 種類別に料金を分けている:6件 / 8件

なお、これは8件を対象にした調査であり、ハチ駆除業者を網羅したものではありません。

表示最低額は858円から16,500円まで開きがある

金額の大小そのものには、比較する意味がありません。

858円は、ハチの種類も巣の状態も特定しない段階の起点です。対してハチ110番の16,500円は、スズメバチという種類を特定したうえでの下限として示されています。

前提が違う数字を並べても、安い高いは判断できません。

同じ「〇〇円〜」でも、どこから数え始めているかが違います。

みんなのハチ駆除屋さんに至っては、2,200円〜という表示に別途「基本出張料金」がかかると明記されています。作業費と出張費が分かれている以上、2,200円だけを見ても総額は分かりません。

みんなのハチ駆除屋さんが公式に載せている利用者の声と料金の書き方は、みんなのハチ駆除屋さんの口コミを検証でまとめています。

加算料金まで公開していたのは8件中1件だけ

何がいくら足されるのかを事前に知れる事業者は、例外的でした。

金額まで公開していたのはハチ・アイ・サービスの1件です。巣の大きさ、巣までの高さ、作業箇所のそれぞれについて、加算額が表で示されています。

他の7件は、加算があること自体は書かれています。ただし「高所の作業や屋根裏や壁の中などに巣がある場合は別途料金がかかります」(蜂の巣駆除センター)のように、金額は示されません。

高い場所の巣をドローンで取れないか、と考える人もいます。ダスキンが試した結果はハチ駆除にドローンは使える?にまとめました。

事前に総額を見積もれるかどうかが、ここで分かれます。

自社の実績平均を件数付きで公開していたのは2件

表示額より、実績平均のほうが実際に払う額に近い数字です。

2件はいずれも算出根拠まで公開していました。

自社の実績平均を公開している2件(2026年8月17日確認)

← 横にスクロールできます →

事業者 平均額 算出根拠
ハチ110番43,095円加盟業者の施工データ12,205件(2024年1月1日〜12月31日)。上下2.5%の異常値を除外
ハチお助け本舗32,238円同社が51,612件のデータから算出と記載

各社が公開している自社データであり、業界全体の統計ではありません。ハチお助け本舗については集計期間の記載を確認できませんでした。

件数と除外条件まで書かれている点は、評価軸として使えます。根拠を示している事業者は、金額の説明も具体的である傾向が見られました。

「858円〜」が4万円になる過程を、公開料金表で分解した

差は上乗せではなく、加算項目の合計として説明がつきます。

ハチ・アイ・サービスが公開している料金表を使って、実際に積み上げてみます。まず基本料金です。

基本料金(税込)

区分 金額
スズメバチ14,300円
オオスズメバチ33,000円
特殊作業44,000円
調査8,800円

種類の段階で、すでに倍以上の開きがあります。オオスズメバチは基本料金が33,000円です。

ここに巣の大きさが加算されます。

巣の大きさによる加算額

サイズ 加算額
10cm未満0円
10〜20cm未満4,400円
20〜30cm未満8,800円
30〜40cm未満13,200円
40〜50cm未満22,000円
50〜60cm未満33,000円

さらに、巣までの高さでも加算されます。

巣までの高さによる加算額

場所 加算額
手の届く範囲0円
脚立使用(2m以上)3,300円
スライダーはしご・高所作業11,000円

最後に、巣がある場所そのものによる加算です。

作業箇所による加算額

箇所 加算額
換気口ダクト内部・植木・切り株内部各3,300円
雨戸戸袋内部・樹木幹の洞内部・お墓カロート内部各5,500円

この4つを足すと、総額がどうなるかを試算しました。

公開料金表をもとにした積み上げ試算

← 横にスクロールできます →

ケース 内訳 合計
軒下・高さ5m・直径25cmのスズメバチ14,300+8,800+11,00034,100円
雨戸戸袋内・手の届く範囲・直径15cmのスズメバチ14,300+4,400+5,50024,200円
庭の切り株内・直径25cmのオオスズメバチ33,000+8,800+3,30045,100円

編集部が公開料金表の金額のみを使って積み上げた試算です。実際の請求額を保証するものではありません。

3ケース目の45,100円は、ハチ110番が公開するスズメバチの実績平均46,353円に近い水準になりました。

つまり4万円台という金額は、特別に高い請求ではなく、加算の合計として説明がつきます。逆に言えば、858円や2,200円で作業が終わるケースは、この構造上ほとんど想定できません。

表示されている最低額は、加算が一切かからない条件を指した数字だと考えられます。

見積もりを取る前にやることは2つです。

  1. 巣の直径をおおよそでよいので測り、地面からの高さを確認する
  2. 巣がある場所(軒下・戸袋・植木・壁の中など)をメモしておく

この3つが分かっていれば、電話の段階で加算後の概算を出してもらえます。

国民生活センターは「3ケタ台の表示」に注意を促している

極端に安い表示では依頼できないと、公的機関が明言しています。

国民生活センターは2024年4月24日の報道発表資料で、駆除サービスに関する相談が増えていることを公表しました。

駆除サービスに関する相談件数の推移(PIO-NET)

年度 件数
2018年度854件
2019年度907件
2020年度972件
2021年度1,383件
2022年度1,612件
2023年度2,290件

シロアリ駆除サービスを除いて集計。2024年3月31日までのPIO-NET登録分。

6年で約2.7倍です。契約当事者が10〜20歳代のケースは2023年度で552件と、前年同期の約2.6倍に増えています。

同資料には、ハチ駆除の相談事例も掲載されています。サイトの簡易見積もりで「参考見積価格約700円〜」と表示され、訪問を受けたあとに「このままではハチに刺されて死ぬ」と言われ、約150万円を約100万円にすると提示されて契約したという内容です。契約書のサービス内容は「一式」とだけ記載されていました。

そのうえで、消費者へのアドバイスとして次のように書かれています。3ケタ台の極端に安い料金が表示されている場合、最低料金で依頼できることはまずない、という趣旨です。

ここで整理しておきたいことがあります。低い表示額そのものが問題なのではありません。前章で見たとおり、それは加算の起点を示した数字です。

問題になるのは、加算の存在を説明しないまま契約へ進める進め方のほうです。今回調べた事業者の表示額と、この注意喚起は別の話として読んでください。

なお、契約後に高額だと気づいた場合の対処は、駆除業者とのトラブル後に取れる手段で詳しく解説しています。訪問販売に該当する場合はクーリング・オフができることがあります。

自治体が無料で駆除する地域もあるため、急ぎでなければ蜂の巣駆除は市役所で無料?政令市20市の調査も先に確認してください。

消費者庁は2024年に、業者名を公表して注意喚起しています

国民生活センターの相談増加より一歩進んだ動きもありました。

消費者庁が、事業者名を挙げて注意喚起を出しています。

ウェブサイト上では適正かつ低額な料金で駆除作業を行うかのように表示しているが、実際には高額な料金を請求するゴキブリ駆除業者に関する注意喚起

※出典:消費者庁「ウェブサイト上では適正かつ低額な料金で駆除作業を行うかのように表示しているが、実際には高額な料金を請求するゴキブリ駆除業者に関する注意喚起」(2024年9月30日公表/消費者政策課財産被害対策室)を2026年8月31日に確認

対象になったのは株式会社ORBITAL PERIODで、消費者庁は消費者の自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがある行為(虚偽・誇大な広告・表示)を確認したとしています。

問題にされた表示は「税込550円〜」でした

公表資料には、ウェブサイトに出ていた表示がそのまま載っています。

  • 「関東エリア 最安レベルに挑戦!追加料金一切なし!税込550円〜」
  • 「シンプル料金&明朗会計」
  • 「駆除作業の面積に応じた料金」

「追加料金一切なし」と書きながら、実際には過大な料金を請求していたという構図です。

相談は2024年4月以降に増え、20代及び30代の女性を中心に各地の消費生活センターへ寄せられたと書かれています。

この記事の結論との違い

編集部の整理として書きます。ここまで見てきた「858円〜が4万円になる」は、加算項目の合計として説明がつくものでした。公開されている料金表で積み上げれば同じ数字になります。

消費者庁が問題にしたのは、そこではありません。

「追加料金一切なし」と表示しながら加算していた点、つまり表示と実際が食い違っていたことです。

  • 加算の内訳を公開している(積み上げれば同じ額になる)→ 説明のつく料金
  • 「追加料金なし」と書いて加算する→ 消費者庁が注意喚起した行為

安い表示そのものが問題なのではなく、加算があるかどうかを表示が隠しているかどうかが分かれ目です。

だから電話の段階で、加算項目を金額付きで言えるかを確かめる意味があります。

ハチの種類で料金と対応がどう変わるか

種類によって金額も、受けてもらえるかどうかも変わります。

ハチの種類別の実績平均と料金上の特徴

← 横にスクロールできます →

種類 実績平均(ハチ110番) 料金上の特徴
スズメバチ46,353円基本料金が高く設定される。危険度が理由
アシナガバチ36,688円3種の中では最も低い
ミツバチ49,370円3種の中で最も高い
オオスズメバチ記載なし基本料金の段階でスズメバチの倍以上(14,300円→33,000円)

金額はハチ110番が公開する2024年の実績平均。オオスズメバチの基本料金はハチ・アイ・サービスの公開料金表による。

意外に思われるのがミツバチです。おとなしいイメージがありますが、実績平均は3種の中で最も高くなっています。

理由として、蜂の数が多いことと、ハチミツの処理が必要になるケースがあることが事業者側から説明されています。巣を取り除くだけでは終わらないため、作業量が増える構造です。

ミツバチについては、養蜂場が巣を回収してくれる選択肢もあります。ただし対応するかどうかは養蜂場によって異なり、必ず引き受けてもらえるわけではありません。

ハチの種類の見分け方や危険度は、ハチ駆除は自分でできる?判断基準と種類別の危険度にまとめています。種類が分からない状態で電話しても構いませんが、分かっていれば見積もりの精度は上がります。

おすすめ業者を条件で絞る|施工形態と開示の2軸

施工形態と開示姿勢の2軸で候補を減らすのが現実的です。

業者を絞るときの判断軸

← 横にスクロールできます →

判断軸 確認するポイント 向いているケース
施工形態自社施工か、加盟店紹介か作業品質を事前に確かめたいなら自社施工
対応速度受付時間と到着までの目安巣が大きく緊急性が高い
加算の開示電話で大きさ・高さ・場所を聞いてくるか総額を先に把握したい
種類別料金種類ごとに金額を分けているかハチの種類が分かっている
実績の根拠平均額や件数を公開しているか金額の妥当性を判断したい

施工形態の違いは押さえておいてください。加盟店紹介型は、窓口となる会社が地域の加盟業者を手配する仕組みです。受付は全国対応でも、実際に来るのは地域の業者になります。

一方、自社施工は作業員まで同じ会社です。ただし対応エリアは限られます。

どちらが優れているという話ではありません。誰が来るのかを事前に知りたいかどうかで選び分けます。加盟店紹介型の実例は、ハチ110番の口コミと料金を検証で個社を掘り下げています。

見積もり精度の目安になるのが、電話での質問内容です。加算項目を聞かずに金額を答える相手は、現地で金額が変わる可能性が高くなります。

やることは3つです。

  1. 施工形態と対応エリアで候補を2〜3社に絞る
  2. 巣の情報を伝えて、加算後の概算総額を出してもらう
  3. 内訳の粒度をそろえて比べる

候補が2〜3社に絞れたら、同じ巣の情報を伝えて概算を出してもらいます。1社目の数字が基準になります。

電話の段階で確認する5項目

聞くべきは加算前の金額ではなく、加算後の総額です。

今回の調査で「公式サイトに書かれていなかった項目」が、そのまま質問リストになります。

  • 表示額の位置づけ:その金額は加算前の基本料金か。何が加算されるか
  • 加算後の概算総額:巣の大きさ・高さ・場所を伝えたうえでの見込み額
  • 調査費の有無:現地調査と見積もりは無料か。有料になる条件はあるか
  • 作業者:実際に来るのは自社の作業員か、紹介された業者か
  • 書面の記載:契約書のサービス内容が「一式」表記にならないか

5つ目を入れているのには理由があります。国民生活センターの事例で、契約書のサービス内容が一式とだけ記載されていた例が報告されているためです。内訳が書かれていなければ、後から検証できません。

なお、ハチ110番の公式サイトには、現場状況により調査・見積もりに費用がかかる場合があると記載されています。無料と書かれていても条件があることは珍しくないため、3つ目は必ず聞いてください。

進め方は次の順です。

ステップ①

巣の情報をメモする

巣の直径、地面からの高さ、ある場所の3つを控えます。ハチの種類が分かれば加えます。危険なので近づかず、離れた場所から確認してください。

ステップ②

電話で加算後の総額を出してもらう

メモした情報を伝え、概算でよいので総額を聞きます。加算項目を尋ねてこない相手は、この段階で候補から外して構いません。

ステップ③

2社目の見積もりを取る

同じ情報を伝えて、もう1社から概算を出してもらいます。急いでいても、電話2本であれば時間は取られません。

ステップ④

内訳をそろえて比較する

総額だけでなく、巣の撤去が含まれるか、再発時の対応があるかをそろえて比べます。安いほうが作業範囲で劣っていることもあります。

契約前の一般的な注意点は、害虫駆除業者の選び方と悪質業者の見分け方にまとめています。

ハチ駆除で実際に起きた公的な事例は蜂駆除の悪質業者の見分け方にまとめました。

巣の撤去が入っているか、再発時にどうなるか。この2つをそろえて聞けば、安いほうの中身も見えます。

蜂の駆除業者に関するよくある質問

よくある質問①

蜂の駆除業者でいちばんおすすめはどこですか?

公式サイトに書いていることの数で順位を付けると、1位は関西のハチ・アイ・サービス(5項目すべて)、全国対応ではハチお助け本舗とみんなのハチ駆除屋さん(4項目)でした(2026年9月25日確認)。加算料金を金額で出していたのはハチ・アイ・サービスだけです。どの会社でも、電話の段階で加算後の総額を聞いてください。

よくある質問②

「858円〜」のような安い表示は嘘なのですか?

嘘とは限りません。加算前の基本料金の起点を示した数字です。ただし国民生活センターは、3ケタ台の極端に安い料金表示について、最低料金で依頼できることはまずないと注意を促しています。総額は加算後の金額で確認してください。

よくある質問③

見積もりが4万円と言われました。高すぎませんか?

加算表で積み上げると4万円台は説明がつく水準です。公開料金表で試算すると、軒下5mの25cmの巣で34,100円、切り株内のオオスズメバチで45,100円になりました。内訳を出してもらい、大きさ・高さ・場所の加算が実際の状況と合っているか確認してください。

よくある質問④

ミツバチも同じ業者に頼めますか?

頼めます。ただし実績平均は49,370円と3種の中で最も高い金額です。蜂の数が多く、ハチミツの処理が必要になるケースがあるためと説明されています。養蜂場が巣を回収する選択肢もありますが、対応するかどうかは養蜂場によって異なります。

よくある質問⑤

契約した後で高いと気づいたら解約できますか?

特定商取引法上の訪問販売に該当する場合、契約書面を受け取った日から8日以内はクーリング・オフができます。工事が行われた後でも、無償で元どおりにするよう求められます。判断に迷うときは消費者ホットライン188へ相談してください。

まとめ:書いていることが多い業者から、加算後の総額を聞く

公式8件を調べた結果、加算料金を金額付きで公開していたのは1件、自社の実績平均を公開していたのは2件でした。

表示最低額の858円と、実績平均の43,095円の差は、基本料金に大きさ・高さ・場所を足していく構造から生まれています。公開表で積み上げると4万円台は説明がつきました。

やることは3つです。巣の直径・高さ・場所をメモする。電話で加算後の総額を出してもらう。同じ情報で2社目を取り、内訳をそろえて比べる。

加算項目を先に出す会社かどうかは、実際に聞いてみないと分かりません。巣の位置を伝えれば試せます。

ABOUT ME
ヨシオ(ペンネーム)
ヨシオ(ペンネーム)
害虫・害獣駆除比較ガイド 運営者
害虫・害獣駆除比較ガイドの運営者で、記事の編集をしています。害虫駆除の業者でも、専門家でもありません。 国や自治体の資料、殺虫剤メーカーの公式情報、駆除業者の公式サイトを調べて比べ、確認した日と出典をつけて書いています。体験談や口コミは作りません。 以前、ダスキンのフランチャイズ加盟店の清掃部門に在籍し、同じ拠点の害虫獣駆除の仕事を近くで見ていました。

この記事は、公的資料と各社の公式サイトを編集部が確認して作成しています。下調べと下書きにAIを使い、数字と引用は元の資料で確かめています。体験談や、作った口コミは載せていません。くわしくはコンテンツポリシーと独自調査の一覧をご覧ください。

記事URLをコピーしました