自分でできる対策・見分け方
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ゴキブリはどこから入るのか|名古屋市の資料は5mm〜1cmの隙間と書いています

Claude
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換気扇からか。排水口からか。それともエアコンか。

ゴキブリがどこから入るのかを調べると、答えが場所ごとにばらばらに出てきます。

ですが先に決まっているのは寸法です。

名古屋市の公的なマニュアルに、数字が書かれています。

この記事では2026年8月26日に自治体の公開情報を確認し、どこを見ればいいかを整理しました。

この記事の結論
  • ゴキブリが好むのは5mm〜1cmほどの隙間(名古屋市の資料)
  • 確認する場所として電線・パイプの引き込み口、増改築部分の隙間、軒下、戸袋内、通風孔が挙がっている
  • 換気扇やシャッターの隙間も名指しされている
  • 排水トラップに水が溜まっているかの確認も対策に入っている

場所を1つずつ潰すより、5mm入る隙間かどうかで見たほうが早く終わります。

ゴキブリがどこから入っているかを、害虫駆除110番に調べてもらう

ゴキブリが好むのは5mm〜1cmの隙間です

まず、通れる幅がはっきりしています。

名古屋市の「農薬・殺虫剤等薬剤の適正使用マニュアル(屋内殺虫剤等編)」には、ゴキブリの習性として次のように書かれています。

○ 食器棚のすみや壁のへりに沿って走ります。

○ 何でも食べます。

○ 昼間は物かげなどに隠れ、夜間に主に活動します。

(5mm~1cm ほどの隙間を好みます。)

○ 群がってひそんでいます。

※名古屋市の公開情報による(2026年8月26日確認)。

5mmは、シャープペンシルの芯を5本並べたくらいの幅です。

同じ資料は、ひそみ場所も挙げています。

暖かいところ、暗いところ、エサに近いところ、湿気のあるところ、狭い隙間、ガス台や冷蔵庫の裏側、食器棚や引出しの奥、植木鉢の下などです。

ここからは編集部の判断です。「どこから入るか」を場所の名前で覚えるより、5mmの隙間があるかどうかで見たほうが漏れません。

家の中で5mm以上あいている場所は、思っているより多くあります。

なお、ネズミの場合は資料の数字が変わります。同じマニュアルはネズミについて「2cm×2.5cmの穴があれば、通り抜ける」としています。

ネズミの侵入口については一軒家のネズミ駆除の費用で、ふさぐ場所を9か所数えています。

名古屋市の資料が挙げる侵入口は6か所

同じマニュアルに、確認すべき場所の一覧があります。

「発生予防」の章で、①侵入防止、②餌を与えない、③整理整頓の3点が基本とされ、①の中身が具体的です。

電線及びパイプの引き込み口、増改築部分の隙間、軒下、戸袋内、通風孔などに穴や壊れたところが無いか確認する。

資料が名指ししている確認場所

場所 見るところ
電線・パイプの引き込み口壁を貫通している部分のまわり
増改築部分の隙間後から足した部分の継ぎ目
軒下外壁と屋根の取り合い
戸袋内雨戸を収める箱の中
通風孔網の破れ、外れ
換気扇・シャッターの隙間羽根のまわり、レールの端

名古屋市の公開情報による(2026年8月26日確認)。資料はネズミを含む衛生害虫全般の防除を扱っています。

ふさぐ材料も書かれています。ベニヤ板、トタン板、金網、防そパテ、インスタントセメントです。

エアコンの配管が壁を抜ける部分は、「パイプの引き込み口」にあたります。新築でも施工の隙間が残ることがあり、そこが5mm以上あいていれば通り道になります。

外から順に見ていくと、たいてい戸袋か通風孔で見つかります。手の届く場所から確かめてください。

排水トラップは、水が切れると通り道になります

見落としやすいのが水回りです。

資料の侵入防止の項目には、次の一文があります。

排水トラップに水が溜まっているか確認する。

排水トラップとは、排水管の途中をS字やP字に曲げて水を溜めておく仕組みです。

その水が下水からの通り道をふさいでいます。

長く使っていない部屋や、旅行で家を空けたあとは、水が蒸発して隙間が開きます。

  • 使っていない浴室・洗面台の排水口
  • 洗濯機の排水ホースを外している場所
  • 床下収納の近くの排水
  • 長期間使っていない部屋の水回り

※資料の記載をもとに編集部が整理(2026年8月26日確認)。

しばらく使っていない排水口に水を流すだけで、この経路は閉じます。

資料はほかの確認事項も挙げています。戸や窓が開けたままになっていないかと、窓などに対して網戸を設置することです。

なお、入ってきたあとに何を食べるかはゴキブリの食べ物は断てませんにまとめました。餌は断てないので、入口と水を減らすほうが現実的です。

ふさぐより先に、生息しているか調べます

資料は、対策の順番も決めています。

ゴキブリの場合の手順が、そのまま書かれています。

① 清掃をこまめに行い、ゴミの管理に注意するとともに、粘着シートで生息状況調査を実施

② 生息が見られない場合は殺虫剤を使用しない

③ 生息が見られる場合はまず環境点検を実施するとともに粘着シートによる駆除を実施

④ 粘着シートで十分な改善が見られない場合は、食毒剤等の周辺への影響の少ない薬剤を使用し、使用記録を保管する

⑤ 大量発生が見られる場合などでは周辺への周知を十分行った後に、薬剤散布による駆除を実施

いきなり殺虫剤ではありません。まず粘着シートで、どこにいるかを調べる順番です。

粘着シートを置く場所も、習性から決まります。資料は「食器棚のすみや壁のへりに沿って走ります」としているので、壁ぎわに置きます。

種類の見分け方は日本のゴキブリの種類は大きさで分かれるにまとめています。3.5cmの2種は外から入り、1.5cmのチャバネは屋内で増えます。

3.5cmの外から入る種類なら侵入口を、1.5cmの屋内で増える種類なら発生源を探すことになります。

隙間を全部ふさげないときの費用

自分で手が届かない場所があります。

編集部の集計では、ゴキブリ駆除の費用は1.5万〜3.5万円が目安でした。間取り別の相場はゴキブリ駆除を業者に頼む料金にまとめています。

見積もりでは次を確認してください。

  • 侵入口の封鎖が作業に含まれるか。何か所か
  • 使う薬剤と方法(残留噴霧・食毒・くん煙)
  • 再発したときの再施工の有無と保証期間
  • 集合住宅の場合、共用部の扱いはどうなるか

集合住宅では、自分の部屋だけ塞いでも終わらない場合があります。隣室や下の階から来ているなら、管理会社への相談が先になります。

要確認:賃貸で共用部の配管が原因の場合、費用の負担者が変わることがあります。契約内容をご確認ください。誰が払うかの考え方は賃貸の害虫駆除費用は誰が払う?にまとめています。

5mmの隙間を探すのは、壁の中や天井裏まで来ると自分では追えません。範囲だけ見てもらうという頼み方もあります。

ゴキブリの侵入口が何か所あるか、害虫駆除110番に見てもらう

ゴキブリの侵入経路に関するよくある質問

よくある質問①

換気扇からゴキブリは入りますか

資料が確認場所として挙げています。

名古屋市のマニュアルは、侵入防止の項目で「換気扇やシャッターの隙間から入らないか確認する」としています。羽根のまわりや、使っていないときの開口部を見てください。

よくある質問②

どのくらいの隙間から入りますか

5mm〜1cmが目安です。

名古屋市の資料は「5mm~1cm ほどの隙間を好みます」と書いています。参考までに、同じ資料はネズミについて「2cm×2.5cmの穴があれば、通り抜ける」としています。

よくある質問③

エアコンから入ってくることはありますか

配管の引き込み口が該当します。

資料が挙げているのは「電線及びパイプの引き込み口」です。エアコンの配管が壁を貫通する部分はここにあたります。施工時の隙間が残っていないか確認してください。

よくある質問④

排水口から上がってきますか

トラップの水が切れていると通り道になります。

資料の侵入防止の項目に「排水トラップに水が溜まっているか確認する」とあります。長く使っていない排水口は水が蒸発しているので、水を流してください。

よくある質問⑤

新しい家なのに出るのはなぜですか

築年数より隙間の有無です。

資料が挙げているのは引き込み口・増改築部分の隙間・軒下・戸袋内・通風孔で、いずれも建物の新しさとは別の話です。配管まわりの施工の隙間は新築でも残ることがあります。

まとめ:場所を覚えるより、5mmで見る

ゴキブリがどこから入るかは、公的な資料に書かれています。

好むのは5mm〜1cmの隙間です。確認する場所として引き込み口・増改築部分・軒下・戸袋内・通風孔、そして換気扇とシャッターが名指しされています。

排水トラップの水が切れていれば、そこも通り道になります。

やること

  • エアコンの配管が壁を抜ける部分に隙間がないか見る
  • 戸袋と通風孔の網が破れていないか確かめる
  • 使っていない排水口に水を流す
  • 粘着シートを壁ぎわに置いて、どこにいるか先に調べる

全部を1日でやる必要はありません。5mm入るかどうかだけ見て回れば、当たりは絞れます。

ゴキブリの侵入口の封鎖を、害虫駆除110番に見積もってもらう

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ヨシオ
ヨシオ
自宅&畑の害虫・害獣対策研究家
ぼくの害虫・害獣との馴れ初め(笑)をお話します。 最初は自宅の台所に現れたアリとの戦いから始まりました。そこからシロアリ、コバエ、ハチ、ネズミ、タヌキまで……気づけば害虫・害獣との共存(?)生活を10年以上続けています。 自分で試してうまくいったこともあれば、途中で「これはムリだ!」と業者にお願いした経験もあります。 そのときに学んだのは「プロの技術と、家庭でできる工夫は別物」ということ。どちらにも意味があるし、組み合わせれば最強です。 気軽に読んで、笑って、ちょっとでも役立ててもらえたら嬉しいです。
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