自分でできる対策・見分け方
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日本のゴキブリの種類は大きさで分かれる|3.5cmは外から1.5cmは屋内

Claude
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ゴキブリを見たとき、まず思い出してほしいのは大きさです。

3.5cmだったか、1.5cmだったか。ここで外から入ってきたのか、屋内で増えているのかが分かれます。やるべきことも変わります。

この記事では2026年8月19日に公益社団法人日本ペストコントロール協会の公開情報を確認し、3種の違いを整理しました。

この記事の結論
  • 協会が代表的として挙げているのは3種類
  • クロゴキブリ・ワモンゴキブリは体長3.5cm。どちらも外から入ってくる
  • チャバネゴキブリは1.5cm屋内の冷蔵庫の裏や食器棚で繁殖する
  • 小さいゴキブリを見たなら、すでに屋内に生活圏がある可能性がある

見た1匹が3.5cmだったのか1.5cmだったのか思い出せない。種類が決まらないと対策も決まりません。

見かけたゴキブリの種類から、害虫駆除110番に見てもらう

家で見るゴキブリは大きさで2つに分かれる

体長が倍以上違います。

公益社団法人日本ペストコントロール協会は、代表的なゴキブリとして3種類を挙げています。

協会が挙げる代表的なゴキブリ3種

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種類 体長 特徴 生息
クロゴキブリ3.5cm黒色の大型種。飛ぶことができる春〜秋、灯火を目ざして屋内に侵入。屋内外の両方に住む
ワモンゴキブリ3.5cm茶褐色の大型種。水周りを好む湿潤した場所を好み、下水枡や排水口にひそんで夜間、台所などに現れる
チャバネゴキブリ1.5cm茶色の小型種。乾燥に強く繁殖力が強い暖かい場所を好み、屋内の冷蔵庫の裏や食器棚内で活発に繁殖する

公益社団法人日本ペストコントロール協会「ゴキブリ駆除」の記載による(2026年8月19日確認)。

3.5cmと1.5cmでは、見た印象がまるで違います。大きさは思い出しやすい情報なので、種類を絞る手がかりとして使えます。

なお東京都は、分類上ゴキブリ類を「細菌付着昆虫」に置いています。菌を運ぶ虫として扱われている、ということです。

「大きかったか、小さかったか」だけでも、次にやることが変わります。

3.5cmの2種は外から入ってくる

大型の2種は、屋外に生活の場があります。

クロゴキブリについて、協会は飛ぶことができると記載しています。そのうえで、春から秋にかけて灯火を目ざして屋内に侵入し、屋内外の両方に住むとしています。

夜に窓を開けていて入られる、というのがこの種の典型的な経路です。

ワモンゴキブリは湿潤した場所を好み、下水枡や排水口にひそんで夜間、台所などに現れるとされています。

ここからは編集部の判断です。同じ大型でも入口が違います。クロゴキブリは窓や灯りから、ワモンゴキブリは排水系から来ます。塞ぐべき場所が変わるということです。

台所で夜に見かけるなら排水口まわり、窓際で見かけるなら灯りと開口部、という見当が立ちます。

1.5cmのチャバネは屋内で繁殖する

小型種だけ、事情が違います。

協会はチャバネゴキブリについて、乾燥に強く繁殖力が強いと記載しています。生息については、暖かい場所を好み、屋内の冷蔵庫の裏や食器棚内で活発に繁殖するとしています。

ここからは編集部の判断です。大型2種は「入ってきた」ですが、チャバネは「住んでいる」ということになります。

冷蔵庫の裏は年間を通して暖かく、乾燥にも強いため、屋外の気候に左右されません。小さいゴキブリを1匹見たということは、すでに屋内に生活圏がある可能性を示しています。

窓を閉めても解決しない相手なので、大型種とは対策の考え方が変わります。

種類が変わると塞ぐ場所が変わる

協会が挙げる予防対策を、種類に紐づけて整理します。

ここからは編集部の整理です。協会は対策を3つ挙げていますが、種類別に分けてはいません。

どの対策がどの種類に効くか【編集部の整理】

協会が挙げる対策 主に効く相手
内外装の隙間をふさぐ外から来る2種
浴室や流し台の排水口におわん型トラップが無い場合には設置ワモンゴキブリ
夜間の不要な灯火は消して窓の開放をひかえるクロゴキブリ
台所の流し台やレンジ周辺の隙間をアルミテープや防水パテでふさぐチャバネゴキブリ
毎日の清掃。食材・調味料・生ゴミを長時間放置しないすべて

協会の記載をもとに編集部が種類別に整理したものです(2026年8月19日確認)。協会が種類別に分類しているわけではありません。

おわん型トラップの有無は、その場で確認できます。排水口の中に、水を溜めて臭いと虫の通り道を断つ部品があるかどうかです。

清掃については、協会はほんのわずかな食品クズがゴキブリの栄養源になりますと書いています。どの種類にも共通する土台です。

自分でできる駆除の手順はゴキブリ駆除の完全ガイドにまとめています。

粘着シートは駆除ではなく調査に使う

捕獲の位置づけが明記されています。

協会は駆除対策として殺虫剤と捕獲の2つを挙げていますが、捕獲についてはこう書いています。

捕獲はあまり効果的な駆除ではありませんが、出没場所や生息数の確認には有効です。

粘着シートは数を減らす道具ではなく、どこに何匹いるかを測る道具という位置づけです。

殺虫剤については、市販のエアゾール剤を用法・用量に従い、出没場所を中心に部屋の隅に向けて噴霧するとされています。発生数が多い場合は煙霧剤も併用し、これらを使いたくない場合はゴキブリ用の毒エサを出没場所に配置する、という順です。

ここからは編集部の判断です。先に粘着シートで出没場所と数を確かめてから、薬剤を選ぶという順序になります。どこに置くかが決まっていないと、エアゾールも毒エサも空振りします。

夜に遭遇したときの応急処置は夜中にゴキブリが出た!駆除業者は深夜も来る?で扱っています。

見た1匹の大きさを覚えておく

業者に相談するときも、大きさが起点になります。

伝えると話が早くなるのは次の4点です。

  1. 大きさ(3.5cm前後か、1.5cm前後か)
  2. (黒っぽいか、茶褐色か、茶色か)
  3. 見た場所(台所・排水口まわり・窓際・冷蔵庫の裏など)
  4. 時間帯(夜間か日中か)

※協会の記載をもとに編集部が整理したものです。

急ぐかどうかの判断材料として、協会はゴキブリの害を5つ挙げています。かじられる被害(壁紙の糊や書籍もかじる)、電気器具のトラブル(小さな虫体がショートの原因になる)、糞尿の被害、菌の運搬、そして食材や調味料、弁当箱やポットの中への食品混入です。

電気器具のショートと食品混入は、被害の質が変わります。どちらかが起きているなら、様子を見る段階ではありません。

料金の目安はゴキブリ駆除を業者に頼む料金・費用にまとめています。種類によって再発リスクが変わる点も扱っています。

飲食店の場合は、家庭向けの対策とは別に、食品衛生法の側にも定めがあります。飲食店のゴキブリ駆除は「衛生管理計画」に書く項目を参照してください。

見た1匹がクロゴキブリなのかチャバネなのか判断がつかず、配線や食品のそばで見かけている。そういう状況なら、種類の特定から現地で見てもらったほうが早く終わります。

見たゴキブリの大きさを伝えて、相手を害虫駆除110番に確かめてもらう

日本のゴキブリの種類に関するよくある質問

よくある質問①

家で見るゴキブリは何種類いますか

協会は代表的な3種類を挙げています。

クロゴキブリ(体長3.5cm)、ワモンゴキブリ(体長3.5cm)、チャバネゴキブリ(体長1.5cm)です。なお協会の写真集にはヤマトゴキブリ、トビイロゴキブリ、モリチャバネゴキブリも掲載されており、代表的な3種以外も存在します。

よくある質問②

小さいゴキブリを見たのですが

チャバネゴキブリの可能性があります。

体長1.5cmの茶色の小型種で、乾燥に強く繁殖力が強いとされています。暖かい場所を好み、屋内の冷蔵庫の裏や食器棚内で活発に繁殖するため、外から入ってきたのではなく屋内に生活圏がある可能性があります。

よくある質問③

ゴキブリは飛びますか

クロゴキブリは飛ぶことができるとされています。

協会は、クロゴキブリを黒色の大型種で飛ぶことができると記載しています。春から秋にかけて灯火を目ざして屋内に侵入するとされており、夜間の灯りが誘因になります。

よくある質問④

粘着シートを置けば駆除できますか

協会は駆除としてはあまり効果的ではないとしています。

「捕獲はあまり効果的な駆除ではありませんが、出没場所や生息数の確認には有効です」と記載されています。数を減らす道具というより、どこに何匹いるかを確かめる道具として使う位置づけです。

よくある質問⑤

排水口から来ているようです

ワモンゴキブリの経路にあたります。

協会は、ワモンゴキブリが湿潤した場所を好み、下水枡や排水口にひそんで夜間に台所などに現れるとしています。対策として、浴室や流し台の排水口におわん型トラップが無い場合には設置するよう案内されています。

まとめ:大きさを思い出すところから始まる

ゴキブリ対策は、相手を絞るところから変わります。

3.5cmの大型なら外から入ってきています。クロゴキブリは灯りと窓、ワモンゴキブリは排水口が入口です。1.5cmのチャバネなら、すでに屋内で繁殖している可能性があります。冷蔵庫の裏や食器棚が住処です。

まず粘着シートで出没場所と数を確かめ、そのうえで塞ぐ場所と薬剤を選んでください。見た1匹の大きさが、そのまま次の一手を決めます。

外から入ってきているのか屋内で増えているのかで、やることが変わります。外から入っているのか屋内で増えているのかを、確かめてもらえます。

ゴキブリの侵入経路か繁殖かを、害虫駆除110番に調べてもらう
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ヨシオ
ヨシオ
自宅&畑の害虫・害獣対策研究家
ぼくの害虫・害獣との馴れ初め(笑)をお話します。 最初は自宅の台所に現れたアリとの戦いから始まりました。そこからシロアリ、コバエ、ハチ、ネズミ、タヌキまで……気づけば害虫・害獣との共存(?)生活を10年以上続けています。 自分で試してうまくいったこともあれば、途中で「これはムリだ!」と業者にお願いした経験もあります。 そのときに学んだのは「プロの技術と、家庭でできる工夫は別物」ということ。どちらにも意味があるし、組み合わせれば最強です。 気軽に読んで、笑って、ちょっとでも役立ててもらえたら嬉しいです。
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