神奈川の害獣駆除で相手がタイワンリスなら|5市町は届出で捕獲できる
神奈川で天井裏や戸袋から音がしたとき、相手はネズミやハクビシンとは限りません。
神奈川にはタイワンリスがいます。県が防除実施計画を作っている特定外来生物です。
この記事では2026年8月24日に神奈川県の公開情報を確認し、被害の中身と捕獲の手続きを整理しました。
住んでいる市町によって、手続きの重さが変わります。
- 神奈川県はクリハラリス(タイワンリス)の防除実施計画を持っている
- 県が挙げる生活被害に「雨戸や戸袋がかじられた」「戸袋の中に繁殖用の巣を作られた」がある
- 高密度なのは横須賀三浦地域。ほかに藤沢市・茅ケ崎市・大和市・横浜市南部でも生息を確認
- 捕獲の手続きは市町で違う。5市町は届出、それ以外は許可
- ただし戸袋や天井裏の修理と清掃は行政の枠の外。自費で業者に頼む

相手が何であれ、かじられた場所を直す費用は先に知っておきたいところです。
県が防除実施計画で挙げている生活被害は、住宅に直結しています。
- 庭の果実がかじられた
- 雨戸や戸袋がかじられた
- 戸袋の中に繁殖用の巣を作られた
- 庭木の樹皮が剥がされ枯れた
- 電線や電話線がかじられ電話が不通になった
- 物干し竿の上を徘徊され洗濯物が汚された
- 店の商品が食べられた
※神奈川県「クリハラリス(タイワンリス)防除実施計画」(令和6年3月)より。2026年8月24日に確認しました。
天井裏ではなく戸袋、という点が特徴です。
計画には、家屋や庭へ侵入するため、ダニやノミなどを介して人の健康・衛生に問題が生じる可能性があるともいわれている、と記載されています。
クリハラリスはアジア南部に広く分布し、そのうち台湾固有のものを通称タイワンリスと呼びます。
かじられた場所を直す作業は、行政の枠に入りません。
編集部でイタチの工事69件を数えたところ、費用は5万〜30万円にひらきました。
5件に1件で断熱材に手が入っていました。入ると金額が大きく跳ねます。
内訳はイタチ駆除の費用は5万〜30万円にまとめています。
主要9社の公式サイトを同じ項目で確認したところ、料金を公表していたのは3社だけでした。
結果は害獣駆除業者ランキングを公式9社で検証にまとめています。
見積もりを取るときに確かめる項目です。
- 侵入口の封鎖が見積もりに入っているか。何か所か
- 戸袋や雨戸の補修が入っているか
- 糞尿の清掃と消毒が入っているか
- 再発したときの保証の年数と、対象になる作業
- 見積書が概算か、確定した金額か
要確認:神奈川県が害獣駆除の相場を公表している資料は見当たりませんでした(2026年8月24日確認)。

戸袋をかじられている場合、ふさぐ場所が何か所になるかは現地を見ないと出ません。
同じ神奈川でも、根拠になる法律が違います。
神奈川県でクリハラリスを捕獲するときの手続き
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| 住んでいる市町 | 根拠 | 手続き |
|---|---|---|
| 横須賀市・鎌倉市・逗子市・三浦市・葉山町 | 各市町の防除実施計画(外来生物法) | 市町の計画に基づく防除として実施 |
| 上記以外の市町村 | 鳥獣保護管理法 | 捕獲許可を受けて実施 |
神奈川県「クリハラリス(タイワンリス)防除実施計画」(令和6年3月)より。
5市町は独自に防除実施計画を作っています。横須賀三浦地域では従来から防除に取り組んできたためです。
それ以外の市町村では、鳥獣保護管理法に基づく捕獲許可により捕獲が行われている、と計画に記載されています。
なおアライグマについては、神奈川県アライグマ防除実施計画により市町村あて届け出ることで捕獲等ができるとされています。
まず自分の市町がどちらの枠かを、担当課に確認してください。
県側では「かながわ鳥獣被害対策支援センター」が、分布が広がっている地域での捕獲を担っています。
数字を見ると、対策の効果が出ている面もあります。
生活被害の件数は平成24年度の1,713件が最も多く、令和3年度は366件でした。
ピーク時のおよそ5分の1です。
高密度に生息しているのは横須賀三浦地域で、分布域は北西側へ拡大しつつあると計画は書いています。
ほかに藤沢市、茅ケ崎市、大和市、横浜市南部で生息が確認されています。
相模川を越えた西側地域や横浜市北部、川崎市でも記録はありますが、令和5年4月現在、定着状態は確認されていません。
計画は、生息確認後に速やかに捕獲を実施できたことが主要な理由と考えられる、としています。
ハクビシンの制度は市によって違います。横浜市については横浜市のハクビシン駆除にまとめました。
県は来ません。
神奈川県が行っているのは防除実施計画の策定と、かながわ鳥獣被害対策支援センターによる分布拡大地域での捕獲です。住宅の被害は住んでいる市町村の担当課が窓口になります。
横須賀三浦地域に高密度で生息しています。
県の計画では、そのほか藤沢市、茅ケ崎市、大和市、横浜市南部で生息が確認されているとしています。相模川を越えた西側地域や横浜市北部、川崎市でも記録はありますが、令和5年4月現在で定着状態は確認されていません。
住んでいる市町で手続きが変わります。
横須賀市・鎌倉市・逗子市・三浦市・葉山町では、各市町の防除実施計画に基づく防除として実施されています。
それ以外の市町村では、鳥獣保護管理法に基づく捕獲許可により捕獲が行われています。
まず担当課へご確認ください。
修理は行いません。
防除の枠に含まれるのは捕獲までで、雨戸や戸袋の補修、糞尿の清掃は入りません。住宅の修繕は自費で業者に頼むことになります。
アライグマは届出です。
神奈川県アライグマ防除実施計画では、市町村あて届け出ることにより捕獲等することができるとされています。クリハラリスとは根拠になる計画が別なので、担当課で対象を伝えて確認してください。
神奈川の害獣は、ネズミやハクビシンだけではありません。
県はクリハラリス(タイワンリス)の防除実施計画を持ち、雨戸や戸袋がかじられる被害、戸袋の中に巣を作られる被害を挙げています。
捕獲の手続きは市町で変わり、横須賀市・鎌倉市・逗子市・三浦市・葉山町は各市町の計画、それ以外は捕獲許可です。
ただしかじられた場所の補修と清掃は、どの枠にも入りません。
- 戸袋や雨戸に穴やかじり跡がないかを見る
- 住んでいる市町の担当課へ、手続きと対象の獣を聞く
- 補修と封鎖は2社に同じ条件で見積もりを出してもらう

戸袋の巣を取っても、かじられた穴が残っていれば同じ場所から戻ってきます。

