名古屋市は害虫駆除費を補助しています|ただし窓口は16区に4か所だけ
名古屋市で害虫の相談をしようとして、区役所に電話する。
そこで案内されることがあります。
担当は別の区の保健センターです。
名古屋市には16の区がありますが、害虫やネズミの窓口は4か所に集約されています。
この記事では2026年8月25日に名古屋市の公開情報を確認し、その担当と制度を整理しました。
- 害虫・ネズミの相談窓口は千種・中村・中・南の4保健センターに集約されている
- 市は駆除を行わない。ただし駆除方法などの相談には応じる
- 生活保護世帯や市民税非課税の世帯などには昆虫等駆除費及び消毒費補助制度がある
- 条件に当てはまらない場合は自分で業者に頼むことになる

自分の区に保健センターはあります。ただし害虫の担当は、そこにあるとは限りません。
まず、どこへ電話するかを確かめます。
名古屋市の環境薬務課は、4つの保健センターに集約されています。
名古屋市の保健センター環境薬務課と担当区
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| 保健センター | 担当する区 | 電話 |
|---|---|---|
| 千種保健センター環境薬務課 | 千種区、昭和区、瑞穂区、名東区 | 052-753-1921 |
| 中村保健センター環境薬務課 | 西区、中村区、熱田区、中川区 | 052-433-3063 |
| 中保健センター環境薬務課 | 東区、北区、中区、守山区 | 052-265-2266 |
| 南保健センター環境薬務課 | 港区、南区、緑区、天白区 | 052-614-2885 |
名古屋市の公開情報による(2025年10月29日更新の記載を2026年8月25日に確認)。
1つの保健センターが4区ずつを受け持っています。
たとえば名東区にお住まいなら、電話先は名東区ではなく千種保健センターです。
守山区なら中保健センター、天白区なら南保健センターになります。
市全体の担当は健康福祉局 生活衛生部 環境薬務課 環境衛生担当(052-972-2644)です。
なお千種保健センターと中村保健センターは、令和5年1月4日に移転しています。訪問する場合は所在地を確認してください。

区役所に行けば済むと思って出向くと、電話番号だけ渡されて戻ることになります。
名古屋市には、費用の補助制度があります。
市のページには次のように書かれています。
生活保護法による扶助を受けている世帯の方、在宅寝たきり高齢者や身体障害者等を含む市民税非課税の世帯の方については、昆虫等駆除費及び消毒費補助制度により補助することができる場合があります。
※名古屋市の公開情報による(2025年10月16日更新の記載を2026年8月25日に確認)。
制度の名前は昆虫等駆除費及び消毒費補助制度です。
対象として挙げられているのは次の世帯です。
- 生活保護法による扶助を受けている世帯
- 在宅寝たきり高齢者を含む市民税非課税の世帯
- 身体障害者等を含む市民税非課税の世帯
「補助することができる場合があります」という書き方です。
ここからは編集部の判断です。条件と手続きは市が個別に判断する形なので、当てはまりそうなら先に電話で確認してください。工事を頼んだあとでは間に合わない可能性があります。
要確認:補助の上限額や対象になる作業の範囲は、公開ページからは確認できませんでした(2026年8月25日確認)。担当の保健センターへお問い合わせください。
害獣(アライグマやハクビシンなど)の補助は仕組みが違います。害獣駆除の補助金は市町村の「協議会」に出るにまとめています。
多くの方は自費になります。
要確認:名古屋市が害虫駆除の費用の目安を公表している資料は見当たりませんでした(2026年8月25日確認)。
編集部が調べた害虫別の目安は次のとおりです。
- ゴキブリ:1.5万〜3.5万円
- ハチ:1万〜5万円
- ムカデ・ヤスデ:1.5万〜5万円
内訳と、坪数による違いは一軒家の害虫駆除費用にまとめています。
見積もりでは次を確認してください。
- 作業の範囲は建物のどこまでか
- 薬剤の名前と、再発したときの再施工の有無
- 保証は何年で、対象はどこまでか
- 見積もりが概算か、確定した金額か
2社以上から取ってください。市は特定の業者を紹介する制度を設けていません。
ゴキブリの料金の内訳はゴキブリ駆除を業者に頼む料金で扱っています。

補助の対象かどうかを調べているあいだにも被害は進みます。金額の見当だけ先に取っておくと、どちらに転んでも動けます。
市の役割ははっきりしています。
ハチについて、名古屋市はこう書いています。
名古屋市では駆除を行っていませんが、駆除方法などの相談には応じています。
スズメバチの巣については「巣の除去は危険を伴いますので専門業者に依頼しましょう。名古屋市ではハチの巣の除去は行っておりません。」と案内されています。
駆除はしないが、方法は教えるという立て付けです。
建築物のねずみの防除についても、担当は保健センター環境薬務課とされています。
ハチに刺されたときの対処や、蜂の巣を無料で駆除する自治体があるかは蜂の巣駆除は市役所で無料?政令市20市を調べたら該当は1市だけにまとめました。名古屋市は該当していません。
害虫の相談先の選び方は害虫駆除はどこに相談する?で扱っています。
担当は4つの保健センターです。
千種保健センターが千種区・昭和区・瑞穂区・名東区を担当します。中村保健センターは西区・中村区・熱田区・中川区です。中保健センターは東区・北区・中区・守山区、南保健センターは港区・南区・緑区・天白区を担当します。
駆除は行っていません。
市は「駆除を行っていませんが、駆除方法などの相談には応じています」としています。スズメバチの巣の除去についても、専門業者に依頼するよう案内しています。
条件付きで制度があります。
対象は2つです。生活保護法による扶助を受けている世帯と、在宅寝たきり高齢者や身体障害者等を含む市民税非課税の世帯です。昆虫等駆除費及び消毒費補助制度により補助することができる場合がある、とされています。
公開ページからは確認できませんでした。
上限額や対象になる作業の範囲は記載が見当たりませんでした(2026年8月25日確認)。担当の保健センター環境薬務課へお問い合わせください。
紹介の制度は見当たりませんでした。
名古屋市の公開情報では、特定の業者を紹介する仕組みは確認できませんでした。金額の妥当性は1社では判断できないため、2社以上から見積もりを取ってください。
名古屋市の害虫の相談は、窓口が集約されています。
16区に対して、環境薬務課は千種・中村・中・南の4か所です。
市は駆除を行いませんが、相談には応じます。
そして生活保護世帯や市民税非課税の世帯には、昆虫等駆除費及び消毒費補助制度があります。
やること
- 自分の区を担当する保健センターを表で確かめる
- 補助の条件に当てはまりそうなら、工事を頼む前に電話する
- 当てはまらない場合は、2社以上から見積もりを取る
- 作業の範囲・薬剤・保証年数をそろえて比べる

補助の対象かどうかは、電話1本で分かります。工事のあとで聞いても戻せません。

