害獣駆除110番の口コミを検証|コミコミ22,000円に侵入口の封鎖は入るか
天井裏の物音やフンで被害に気づき、業者を探していると害獣駆除110番の名前に行き着きます。「22,000円から」と書かれている一方で、口コミには「思ったより費用がかかった」という声も混ざっていて、判断に迷うところです。
そこで公式サイトの表記に戻って、その22,000円が何に対する金額なのかを確認しました。コミコミ価格に含まれると明示されているのは、駆除・殺菌消毒・清掃の3つです。害獣の総額を最も動かす侵入口の封鎖については、料金に含まれるかどうかの記載を確認できませんでした(2026年8月15日時点)。
この記事では、その内訳の意味と、ハクビシンなどの捕獲許可という害獣固有の確認事項を整理します。読み終えたときに、見積もりで何を聞けばいいかが決まっている状態を目指します。

22,000円に封鎖が入るかどうかは、自宅の侵入口が何か所あるかで変わります。数えてもらうところからです。
先に結論をお伝えします。害獣駆除110番は、駆除だけでなくフンの清掃や消毒まで一度に任せたい人に向くサービスです。逆に、申し込む前に総額を確定させたい人が、確認なしで決めてよい相手ではありません。
公式サイトで確認できた特徴を整理すると、次のとおりです(2026年8月15日時点)。
- 運営はシェアリングテクノロジー株式会社
- 受付は24時間365日
- 対応エリアは日本全国47都道府県
- 現地調査・見積りは無料
- コミコミ価格 22,000円〜(税込)に、駆除・殺菌消毒・清掃を含むと明示
累計問合せ件数は500万件と公表されています(2022年10月末時点)。窓口としての規模は大きく、地域や時間帯で相談先に困りにくいのが特徴です。
害獣駆除110番が向く人・向かない人
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| 重視すること | 害獣駆除110番 | 別の選択肢を検討する場合 |
|---|---|---|
| 清掃・消毒まで一括で任せる | 向く | ― |
| 夜間・休日の受付 | 向く | ― |
| 対応エリアの広さ | 向く | ― |
| 申込前に総額を確定させる | ― | 向く |
| 作業者の品質のばらつきを避ける | ― | 向く |
公式サイトの記載を2026年8月15日に確認したものです
害獣駆除110番が向いている人
次のような条件に当てはまる人には、選択肢として現実的です。
- 駆除だけでなく、フンの清掃や消毒まで一度に任せたい人
- 夜間や休日に被害に気づき、すぐ相談したい人
- 対応エリアが限られる業者では対象外になる地域の人
- まず現地を見てもらってから判断したい人
害獣の被害は、深夜の物音で気づくことが少なくありません。24時間受付という条件は、そういう場面で意味を持ちます。
別の選択肢も検討した方がいい人
一方、次に当てはまる場合は、他の選択肢も並べて比べたほうが納得しやすくなります。
- 申し込む前に総額を確定させたい人
- 作業者の品質のばらつきを避けたい人
害獣駆除110番は加盟店を紹介するサービスで、実際に作業するのは加盟店です。自社で施工する業者とは、不満が出やすい場所が変わります。この違いは自社施工と加盟店紹介の口コミの差を整理した記事にまとめています。
口コミを紹介する記事は数多くありますが、まず公式が自社サイトで公開している数値を確認しました。ここに一つ、見落とされやすい特徴があります。
確認した内容と、その前提
確認の条件は次のとおりです。
- 確認対象:害獣駆除110番の公式サイト
- 確認日:2026年8月15日
- 確認できた数値:駆除対応満足度 4.45/5、コールセンター満足度 4.80/5(2024年)
- 確認できなかったこと:これらの数値の回答件数
これは公式が自社サイトで公開している数値であり、第三者による調査ではありません。回答件数の記載も確認できませんでした。他社の満足度と数字を並べて優劣を語れるデータではありません。 ここでは「どの項目が公開されているか」を見る材料として扱います。
公開されているのは「駆除対応」と「コールセンター」で、費用の軸がない
数値そのものは高い水準です。ただ、注目したいのは中身ではなく項目の構成のほうでした。
公開されている2軸は、作業の対応と電話窓口の対応です。費用についての満足度は公開されていません。
これが気になるのは、同じ運営会社の別ブランドで対照的なことが起きているためです。ハチ110番では公式アンケートの結果が公開されており、費用に関する満足度だけが他の項目より低く出ていました。その内訳はハチ110番の口コミと料金を検証した記事で分解しています。
だから費用は「口コミ」ではなく「見積もり」で確かめる
ここからは編集部の分析です。
公開されている数値からは、費用の納得感を判断できません。作業の満足度が高いことと、金額に納得できることは、別々に評価される項目だからです。
なお、費用の軸が公開されていない理由は分かりません。「満足度が低いから公開していない」と読むのは推測にすぎず、根拠がありません。 確実に言えるのは、費用の納得感を測る材料が公開情報の中にないということだけです。
だとすれば、確かめる場所は口コミではなく見積書になります。そこで次に、その見積もりの起点となる「22,000円」が何を指すのかを見ていきます。

満足度が高いことと、金額に納得できることは別の話です。
ここがこの記事の中心です。金額そのものより、その金額がどの作業までを含むのかが判断を分けます。
公式が「含まれる」と書いている作業
公式サイトには「コミコミ価格 22,000円〜(税込)」とあり、料金に含まれるサービスとして駆除費用・殺菌消毒費用・清掃費用が挙げられていました(2026年8月15日確認)。
含まれる範囲を明示している点は、むしろ親切な部類です。ただ、記載を項目ごとに並べると、書かれていないものも見えてきます。
コミコミ価格に含まれる作業の記載【2026年8月15日時点】
| 作業 | 公式サイトの記載 |
|---|---|
| 駆除 | 含まれると明示 |
| 殺菌・消毒 | 含まれると明示 |
| 清掃 | 含まれると明示 |
| 侵入口の封鎖 | 料金に含まれるかの記載を確認できず |
| 断熱材の交換 | 記載を確認できず |
記載がないことは「含まれない」ことを意味しません。確認できなかったという意味です
※公式には「対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます」との注釈があります
害獣は、駆除して終わりではない
なぜ封鎖の扱いにこだわるのか。害獣駆除の工程を思い出すと理由がはっきりします。
当サイトでは、害獣駆除の基本を「侵入封鎖 → 駆除 → 再発防止」の3ステップとして整理してきました。詳しい手順はネズミ駆除の方法を解説した記事にまとめています。
さらに料金面では、作業内容によって金額帯が大きく変わることも分かっています。ネズミ駆除の料金相場をまとめた記事で整理したとおり、相場が2万円から20万円まで開くのは、「追い出しのみ」と「侵入経路の封鎖込み」で作業の中身が違うためです。
つまり害獣では、金額を最も動かすのが封鎖の工程だということになります。
「コミコミ」の範囲と、読者が期待する範囲がずれやすい
ここからは編集部の分析です。
事実として、公式が明示している3工程は、駆除・殺菌消毒・清掃です。この3つはいずれも、害獣を追い出した後の原状回復にあたる作業にあたります。
一方、再発を止める本体は侵入口の封鎖です。原状回復と再発防止は、目的が違う工程です。
そのうえで「コミコミ」という言葉を受け取ると、読者は「全部込み」と理解しやすくなります。期待する範囲と、明示されている範囲がずれる余地がここにあります。 口コミに見られる「思ったより費用がかかった」という受け止めは、この構造から生まれている可能性があります。

「コミコミ」がどこまでを指すのかは、契約前に一度聞けば済む話です。
22,000円ではなく、封鎖が入っているかで見積もりを読む
ここで大事な確認をひとつ。侵入口の封鎖が料金に含まれないと決まったわけではありません。 確認できたのは、公式サイトに含まれるかどうかの記載が見当たらなかったという事実だけです。現場ごとに扱いが変わる可能性もあります。
だからこそ、確認する側の読み方が変わります。同じ22,000円でも、封鎖込みかどうかで金額の意味はまったく別物になります。
現地調査のときに聞くべきことは、次の2つです。
- 見積もりに侵入口の封鎖が入っているか
- 入っていない場合、封鎖はいくらになるか

侵入口が何か所あるかは、天井裏を見てもらわないと分かりません。金額の見当をつける前に、現地の状況から確かめる順番になります。
清掃・消毒まで一度に任せたい人向け。現地調査・見積りは無料なので、封鎖が見積もりに入っているかを確認する目的で申し込む。
自宅の獣の状況を伝えて、害獣駆除110番に金額を出してもらうもう一つ、両方のブランドを見比べたときに気づいたことがあります。同じ運営会社なのに、料金の見せ方が違っていました。
表示方法を並べると設計の違いが分かる
同じ運営会社の2ブランド|公式サイトの料金表示【2026年8月15日時点】
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| ブランド | 料金の見せ方 | 含まれる範囲の明示 |
|---|---|---|
| 害獣駆除110番 | 単一のコミコミ価格(22,000円〜・税込) | あり(駆除+殺菌消毒+清掃) |
| 害虫駆除110番 | 害虫の種類別に下限額を提示 | 記載を確認できず |
両ブランドの公式サイトを2026年8月15日に確認しました
害虫側の種類別の金額は、害虫駆除110番の料金と口コミを検証した記事で集計しています。
なぜ見せ方が違うのか
ここからは編集部の分析です。
同じ会社が運営しながら表示設計が違うのは、対象の性質が違うためだと考えられます。
害虫の場合、多くは駆除そのもので作業が完結します。だから「この害虫ならいくら」という種類別の下限額が、比較の軸として機能します。
害獣の場合は、駆除の後に清掃・消毒・封鎖が続きます。しかも現場ごとに工程の数と手間が変わります。種類別に下限額を出しても比較の役に立ちにくく、工程を束ねた単一表示になっていると読めます。
害獣では「下限額の安さ」で比べても意味が薄い
この違いは、読者の比較のしかたに直接効いてきます。
害獣駆除で複数社の見積もりを取るとき、金額だけを並べても比較になりません。 同じ22,000円でも、封鎖が入っているものと入っていないものでは、買っているものが違うためです。
相見積もりを取るなら、次の順番で揃えます。
- 各社に、封鎖・清掃・消毒がそれぞれ見積もりに入るかを確認する
- 同じ工程が入った条件に揃える
- そのうえで金額を比べる
比べるべきは金額そのものではなく、その金額がどの工程までを含んでいるかです。
ここからは、害虫駆除にはまったく存在しない論点です。害獣には法律が関わります。
法律上、野生鳥獣の捕獲は原則できない
環境省の公開資料で確認できた内容は、次のとおりです(2026年8月15日確認)。
鳥獣保護管理法では「鳥獣」を鳥類または哺乳類に属する野生動物と定義しています。そして野生鳥獣は、狩猟による場合を除き、原則として捕獲・殺傷・採取が禁止されています。
被害がある場合などには、環境大臣または都道府県知事の許可を受けて捕獲が認められます。国指定鳥獣保護区内や希少鳥獣などは環境大臣、それ以外は都道府県知事が許可権者です。ただし条例により、市町村長へ権限が移譲されている場合があります。
害獣別|鳥獣保護管理法での扱い【2026年8月15日時点】
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| 害獣 | 法の対象 | 捕獲の許可 |
|---|---|---|
| ハクビシン | 対象 | 必要 |
| アライグマ | 対象(特定外来生物にも指定) | 必要。自治体で扱いが異なる |
| イタチ | 対象 | 必要 |
| コウモリ | 対象 | 必要 |
| ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミ | 対象外(第80条) | 不要 |
環境省の公開資料を2026年8月15日に確認したものです
※申請先は都道府県が原則ですが、市町村へ権限が移譲されている場合があります。お住まいの自治体で確認してください
アライグマは特定外来生物にも指定されており、別の法律の枠組みもあります。扱いが自治体によって異なるため、手続きは必ず自治体の窓口で確認してください。
ネズミだけ扱いが違う
表のとおり、ネズミは例外です。
第80条の規定により、環境衛生の維持に重大な支障を及ぼす鳥獣等として、いえねずみ類3種(ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミ)は法の対象外とされています。そのため捕獲に許可は必要ありません。
同じ「害獣」でも、ネズミとハクビシンでは前提が変わるということです。ネズミの被害への対処はネズミ駆除の方法を解説した記事で詳しく扱っています。
「追い出す」のと「捕まえる」のは扱いが違う
もう一点、混同しやすい部分があります。
忌避剤などで追い出すことと、罠で捕獲することは、法律上の扱いが異なります。すべての作業に許可が必要になるわけではありません。
ただし、どの作業がどちらに当たるかの線引きは、状況によって変わります。個別の判断は自治体の窓口で確認してください。
許可の申請を誰がやるのかは、確認が必要
ここで害獣駆除110番の仕組みに戻ります。
害獣駆除110番は加盟店を紹介するサービスであり、実際に作業するのは加盟店です。許可の申請が必要な場合に、それを加盟店が代行するのか、住人が自分で申請するのかは、公式サイトの記載から確認できませんでした(2026年8月15日時点)。
代行してくれるとも、してくれないとも判断できません。確認できなかったというだけです。
だからこそ、現地調査のときに聞いておく価値があります。作業日が決まってから手続きで止まると、その分だけ被害が長引くためです。
ここまでの内容を、実際に確認する項目へ落とし込みます。総額の数字ではなく、内訳と手続きを確認するための5項目です。
見積もりで確認する5項目
| 確認する項目 | なぜ必要か |
|---|---|
| 侵入口の封鎖が見積もりに入っているか | 公式の料金表記からは含まれるか読み取れず、害獣では総額を最も動かす工程のため |
| 封鎖する箇所が何か所で、どこかが書かれているか | 箇所数で金額が変わり、作業後の確認にも使えるため |
| 清掃・消毒がどの範囲まで含まれるか | 含むと明示されているが、範囲は現場で変わるため |
| 捕獲許可の申請を誰が行うか | 対象の害獣によっては許可が必要で、工程に影響するため |
| 再発したときの対応がどうなるか | 保証の条件が事前に確認できないため |
公式サイトには「対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます」との注釈があります
申し込みから契約までの進め方
順番に進めると、確認漏れが起きにくくなります。
- 公式サイトから無料の現地調査を申し込む
- 現地調査で、被害の範囲と侵入口の場所を確認してもらう
- 見積書で、封鎖・清掃・消毒がそれぞれ入っているかを項目ごとに確認する
- 捕獲許可が必要な害獣かを確認し、申請を誰が行うか決める
- 同じ工程が入った条件で他社の見積もりと比べてから契約する
3番目が要です。合計金額だけを見て判断すると、工程の差に気づけません。

封鎖が入っているかどうかは、見積書の項目を見れば分かります。
保証の条件は事前に確認できない
保証についても、公式サイトの記載を確認しました。
記載があるのは「保証内容に関しましては、現地スタッフへ確認をお願いします」という案内で、保証期間や適用条件の明示は確認できませんでした(2026年8月15日時点)。
これは保証がないという意味ではありません。事前に条件を確認できないという意味です。害獣は再発しやすいため、再発したときの対応は書面で残る形にしておくと安心です。

聞きたい項目を手元に用意してから申し込むと、1回の調査で判断材料がそろいます。
被害の範囲がまだ分からない人向け。5項目を手元に置いて、無料の現地調査で内訳を確認する。
自宅の獣の状況を伝えて、害獣駆除110番に金額を出してもらう現場によって変わるため、22,000円で済むとも済まないとも断定できません。公式には「コミコミ価格22,000円〜(税込)」とあり、駆除・殺菌消毒・清掃が含まれると明示されています。ただし「〜」であり、現場状況により変わるとの注釈もあります。侵入口の封鎖が含まれるかは記載を確認できなかったため、現地調査で内訳を確認してください。
怪しいと判断できる根拠は確認できませんでした。東証上場のシェアリングテクノロジー株式会社が運営し、加盟店を紹介するサービスであると公式に記載されています。累計問合せ件数は500万件と公表されています(2022年10月末時点)。ただし実際に作業するのは加盟店です。この仕組みの違いは自社施工と加盟店紹介の口コミの差を整理した記事で扱っています。
公式サイトにはアライグマ・イタチ・ハクビシン・ネズミ・モグラ・害鳥・コウモリの記載があります(2026年8月15日確認)。どの害獣による被害かは、フンの形や物音の場所である程度絞り込めます。見分け方はネズミ駆除の方法を解説した記事を参考にしてください。
許可なく捕獲することはできません。ハクビシンは鳥獣保護管理法の対象で、捕獲には許可が必要です。申請先は都道府県が原則ですが、市町村へ権限が移譲されている場合があります。お住まいの自治体の窓口で確認してください。
公式サイトには日本全国47都道府県との記載があります(2026年8月15日確認)。ただし「対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます」との注釈があるため、申し込み時に自分の地域が対象かを確認してください。
害獣駆除110番で確認すべきは、22,000円という数字そのものではありません。その金額に侵入口の封鎖が入っているかどうかです。
公式が「コミコミ」に含むと明示しているのは駆除・殺菌消毒・清掃の3つで、封鎖の扱いは記載から読み取れませんでした。含まれないと決まったわけではないので、現地調査で確認してください。
あわせて、ハクビシンなど許可が必要な害獣では、申請を誰が行うかも聞いておきます。この2点が決まれば、他社と同じ条件で比べられます。

封鎖が入っているかと、許可の申請を誰がやるか。この2つを聞くだけなら、調査を頼む段階で済みます。
現地調査・見積りは無料。封鎖の有無と捕獲許可の扱いを確認する目的で申し込む。
自宅の獣の状況を伝えて、害獣駆除110番に金額を出してもらう
