ハウスプロテクトとは|運営会社・7拠点・資格と「高い」の正体
害獣の被害で業者を探していると、ハウスプロテクトの名前をよく見かけます。評判を調べると丁寧だという声が多い一方で、料金が高いという指摘も混ざっていて、判断に迷うところです。
そこで公式サイトのクチコミ掲載ページを確認したところ、否定的な声の向かう先に偏りがありました。指摘が集まっているのは料金と施工までの待機期間で、担当者の対応そのものへの不満は目立ちません。
これは当サイトがこれまで口コミを分析してきた3社と、はっきり違う傾向です。この記事では、その差が自社施工という業態から説明できることを整理し、どういう人に向くかまで判断できるようにします。

料金が高いかどうかは、自宅の条件で出た金額を見ないと判断できません。まずその1枚を作るところからです。
先に結論をお伝えします。ハウスプロテクトは、作業品質のばらつきを避けたい人に向く業者です。逆に、早さと安さを優先する人が最初に選ぶ先ではありません。
公式サイトのクチコミ掲載ページを確認すると、肯定的な声は「丁寧な説明」「作業後の写真や動画による報告」「侵入経路の封鎖」「保証への安心感」に集まっていました。一方で否定的な指摘は「料金が安くない」「施工まで1〜2ヶ月待った」といった内容です。
つまり、作業の中身ではなく、値段と待ち時間に不満が向いているという形です。
ハウスプロテクトが向く人・向かない人
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| 重視すること | ハウスプロテクト | 別の選択肢が向く場合 |
|---|---|---|
| 作業品質の安定 | 向く | ― |
| 再発時の保証 | 向く | ― |
| 費用の安さ | ― | 向く |
| 対応の早さ | ― | 向く |
ハウスプロテクトが向いている人
- 作業品質のばらつきを避けたい人
- 侵入経路の封鎖まで含めて任せたい人
- 再発時の保証を重視する人
- 作業内容を写真や動画で確認したい人
別の選択肢を検討した方がいい人
- 今すぐ来てほしい人(施工まで待つ場合があります)
- 費用をできるだけ抑えたい人
- 対応エリア外の人
対応エリアは関東・関西・東海・中四国・九州と公式に記載されています。北海道・東北・北陸は含まれていません(2026年8月15日時点)。ここは申し込み前に必ず確認してください。
結論を支える中身を見ていきます。ネット上にはハウスプロテクトの口コミを紹介する記事が多くありますが、まず公式が自社サイトに載せているものを確認しました。
確認した内容と、その前提
- 確認対象:ハウスプロテクト公式サイトのクチコミ掲載ページ
- 確認日:2026年8月15日
- 確認した内容:掲載されているクチコミの、肯定的・否定的それぞれの論点
- 注意点:公式ページには総件数や満足度の数値の記載がありませんでした
公式サイトに掲載されたクチコミは、企業側が選んで載せているものです。満足度の分布を示すデータとしては扱えません。ここではどの論点に不満が向いているかを見る材料として扱っています。
否定的な指摘は「料金」と「待機期間」に集まっていた
確認できた否定的な内容は、次のようなものでした。
- 料金が「安くない」「高額」という指摘(複数)
- 施工までの待機期間が長い(1〜2ヶ月待ち)
- 薬剤の刺激で庭の植物が枯れた
- 入金確認の連絡がなかった
注目したいのは、公式サイトに掲載されているクチコミにもかかわらず、料金への指摘が複数含まれている点です。企業が自社サイトに載せる以上、内容は選べます。それでも残っているということは、料金への指摘がそれだけ一般的だと読むこともできます。
肯定的な声は「説明」と「報告」に集まっていた
一方、肯定的な内容は次の論点に集中していました。
- 説明が丁寧で分かりやすい
- 作業後に写真や動画で報告があった
- 侵入経路を徹底的に封鎖してくれた
- アフターフォローと保証に安心できた
ここで気づくのは、作業内容そのものへの不満がほとんど見当たらないことです。これは当サイトが分析してきた他社の口コミとは、明確に違う傾向でした。

公式が載せている口コミにまで、料金の指摘が入っています。
では、なぜ料金への指摘がこれほど目立つのか。金額の水準そのものより先に、確認しておきたいことがあります。
公式サイトに料金表がない
ハウスプロテクトの公式サイトを確認したところ、料金表の掲載はありませんでした。記載があるのは「現場調査・お見積り・出張費用すべて0円」という点で、金額の目安は示されていません(2026年8月15日時点)。
つまり、現地調査を受けるまで金額の見当がつかないということです。
他社は下限額を先に出している
これは業界全体で当たり前のことではありません。当サイトで公式料金表を集計してきた業者と並べると、違いがはっきりします。
主要業者の公式料金表示の有無【2026年8月15日時点】
| 業者 | 公式サイトの料金表示 |
|---|---|
| ハウスプロテクト | 料金表なし |
| 害虫駆除110番 | 害虫別に下限額を表示 |
| ハチ110番 | ハチの種類別に下限額を表示 |
| ダスキン | プラン別に金額を表示 |
各社の公式サイトを2026年8月15日に確認したものです
他の3社については、当サイトで公式料金表を集計しています。害虫駆除110番の料金と口コミを検証した記事、ハチ110番の口コミと料金を検証した記事、ダスキンの料金を全プラン集計した記事にそれぞれまとめました。
比較の起点がないと「高い」と感じやすい
ここからは編集部の分析です。
事実として確認できるのは、他社が下限額を事前に開示しているのに対し、ハウスプロテクトは開示していないことです。
この差は、読者の受け取り方を変えます。事前の期待値がない状態で提示額を受け取ると、それが高いのか安いのかを判断する基準が手元にありません。下限額を知ってから見積もりを受ける場合と比べて、金額に納得しにくい状況が生まれます。
なお、実際の金額水準が他社より高いかどうかは、この記事では判断できません。比較できるデータを持っていないため、断定は避けます。
ここから言えるのは対処法のほうです。この業者に対しては、相見積もりを取ることが特に有効になります。金額の妥当性を測る基準を、自分で作る必要があるためです。
ここが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。
当サイトで同じ観点から3社を分析してきた
当サイトでは、業者の口コミを「不満がどの論点に向いているか」という同じ観点で分析してきました。今回のハウスプロテクトを含めて並べると、傾向の違いが見えます。
業態別|口コミで不満が集中していた論点
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| 業者 | 業態 | 不満が集中していた論点 |
|---|---|---|
| ダスキン | フランチャイズ(店舗運営) | 担当者の対応・連絡 |
| 害虫駆除110番 | 加盟店紹介 | 連絡・報告、再発時の保証 |
| ハチ110番 | 加盟店紹介(501社以上) | 費用 |
| ハウスプロテクト | 自社施工 | 料金、施工までの待機期間 |
各社で集計方法も母数も異なります。件数の多い少ないを比べたものではなく、不満が向かう論点を並べたものです
この表は件数の比較ではありません。それぞれ収集元も件数も違うため、優劣を語ることはできません。見ているのは、不満が「どこ」に出るかという方向だけです。
加盟店紹介型では「誰が来るか」が不満になる
上の3社に共通するのは、実際に作業するのが別の会社や別の店舗だという点です。
窓口となる会社が受付をして、提携している業者や加盟店が現場に向かいます。この形だと、品質や連絡体制は担当した先によって変わります。だから不満は「誰が来るか」に起因する論点に出ます。
一方で、この業態には利点もあります。業者間の競争が働くため、価格は抑えられやすくなります。
各社の詳しい分析は、ダスキンの口コミを分類した記事とハチ110番の口コミを検証した記事にまとめています。
自社施工では「料金」と「待つこと」が不満になる
ここからは編集部の分析です。
ハウスプロテクトは公式サイトで、広告から施工までを自社で一貫して行うとしています。この違いから、次のことが導けます。
- 作業するのが自社の人員のため、品質のばらつきは出にくい
- 中間マージンがない一方で、価格競争も働かない
- 施工できる件数は自社の人員が上限になるため、混み合えば待機が発生する
つまり、不満は「料金」と「待機期間」に出やすい構造だということです。
そして前章で確認したとおり、公式クチコミの否定的な声は実際にこの2点に集中していました。業態から予測される内容と、確認できた傾向が一致しています。
この見立てが当たっているなら、業者選びの考え方が変わります。口コミの星の数を比べるのではなく、どちらのリスクなら受け入れられるかを先に決めるほうが早いということです。

「口コミが良い業者」を探すより、避けたいリスクを決めるほうが早いです。
どちらのリスクを受け入れられるかで選ぶ
避けたいリスク別|どちらの業態を選ぶか
| 避けたいこと | 向く業態 |
|---|---|
| 担当者による品質のばらつき | 自社施工 |
| 連絡や報告の不備 | 自社施工 |
| 費用が高くなること | 加盟店紹介型 |
| 待たされること | 加盟店紹介型 |
害獣駆除は、侵入経路を塞ぎきれなければ再発します。作業の精度を優先したいなら自社施工、費用と速さを優先したいなら加盟店紹介型、という整理になります。

作業の精度を優先するのか、費用と速さを優先するのか。決まっているなら、自社施工かどうかで先に絞れます。
ここまでの内容から、確認すべき項目を逆算しました。一般的な注意点ではなく、公式表記だけでは分からない部分に対応させています。
依頼前に確認する5項目
| 確認する項目 | なぜ必要か |
|---|---|
| 自分の地域が対応エリアに入っているか | 北海道・東北・北陸は対象外 |
| 自分の物件で保証が何年になるか | 公式は築年数や施工内容で変動するとしている |
| 施工までにどれくらい待つか | 待機期間への指摘が複数ある |
| 見積書に作業範囲と封鎖箇所が書かれているか | 侵入経路の封鎖が金額を左右するため |
| 薬剤を使う場所と庭木への影響 | 植物が枯れた事例の指摘がある |
「最長10年保証」は全員に適用されるわけではない
ハウスプロテクトを紹介する記事では「最長10年の再発保証」という表現をよく見かけます。ただし公式サイトの表記を確認したところ、記載されていたのは「業界最長クラスの保証期間」という表現と、「保証期間は築年数や施工内容などによって変動します」という条件でした。年数の明示は確認できませんでした(2026年8月15日時点)。
「最長」である以上、全員に10年が適用されるわけではありません。自分の物件で何年になるかは、見積もりの段階で確認してください。
依頼までの流れは次のようになります。
- 公式サイトで自分の地域が対応エリアに入っているか確認する
- 無料の現地調査を申し込む
- 見積書で作業範囲・封鎖箇所・保証年数を確認する
- 施工を開始できる時期を確認する
- 他社の見積もりと同じ条件で比べてから契約する
3番目が特に重要です。害獣駆除の金額は侵入経路をどこまで塞ぐかで変わるため、封鎖箇所が書面に残っていないと、何に対して払うのかが曖昧になります。

保証の年数は、見積書に書いてもらってはじめて確定します。

確かめたい項目を手元に置いてから申し込むと、1回の調査で判断材料がそろいます。
北海道・東北・北陸にお住まいの場合、ハウスプロテクトは選択肢に入りません。全国対応をうたう窓口を含めて探すことになります。
害獣被害そのものへの対処や、業者に頼むかどうかの判断は、ネズミ駆除の方法を解説した記事にまとめました。相談先の候補もこちらで比較できます。
費用の目安を先に知っておきたい場合は、ネズミ駆除の料金相場をまとめた記事を参考にしてください。作業内容別の金額が分かるため、どの業者の見積もりを受けるにしても基準になります。
悪質と判断できる根拠は確認できませんでした。運営は株式会社GROWTHで、広告から施工までを自社で一貫して行うと公式に記載されています。公式のクチコミ掲載ページには料金や待機期間への指摘も載っており、肯定的な内容だけを並べている状態ではありませんでした。ただし金額に納得できるかは人によって分かれるため、見積もりを取って判断してください。
公式サイトに料金表の掲載はなく、現地調査後の見積もりで金額が決まります。調査・見積もり・出張費は0円と記載されています(2026年8月15日時点)。金額の目安を先に知っておきたい場合は、ネズミ駆除の料金相場をまとめた記事で作業内容別の水準を確認しておくと、見積もりを受けたときに比べやすくなります。
全員に10年が適用されるとは限りません。公式サイトの表記は「業界最長クラスの保証期間」で、築年数や施工内容によって変動するとされています。年数の明示は確認できませんでした。自分の物件で何年になるかは、見積もり時に確認して書面に残してもらってください。
公式サイトには関東・関西・東海・中四国・九州エリアと記載されています。北海道・東北・北陸は含まれていません(2026年8月15日時点)。対応状況は変わる可能性があるため、申し込み前に公式サイトで確認してください。
ネズミ・イタチ・ハクビシン・アライグマ・コウモリなどが公式サイトに挙げられています。天井裏の物音やフンから種類を見分ける方法は、ネズミ駆除の方法を解説した記事で扱っています。
自社施工と紹介型で何が変わるのかは、害虫駆除業者のおすすめを10社で検証で3つの型に分けて整理しています。
公式クチコミを確認すると、不満は料金と待機期間に集中し、担当者の対応への不満は目立ちませんでした。これは自社施工という業態から説明できます。作業者が自社である以上品質は安定しやすく、その代わり価格競争が働かず、施工の枠にも限りがあるためです。

料金表がない以上、基準は自分で作ることになります。エリアと保証年数を確かめたうえで現地を見てもらってください。

