害虫駆除の費用は1つの相場になりません|生き物で単位も桁も違う
見積もりの金額が妥当かどうかを知りたくて来たと思います。
1つの相場表にはなりませんでした。
生き物ごとに調べると、単位も桁も違います。
- ダニは1.5万〜2.5万円(公式10件の集計)、イタチは5万〜30万円で6倍ひらく
- シロアリだけ単位が違います。面積あたりの単価で、しかも処理は1階部分だけ
- 金額が開く理由は作業の中身(断熱材・箇所数・高さ・面積)
- 「858円〜」のような下限だけの表示が混じります
- 同じ条件でも生協10件で2.4倍ひらきました

「出てきた金額が高いのかどうか分からない」という段階なら、同じ範囲でもう1社に出してもらうのが早いです。
先に、うちで数えた金額を並べます。
生き物別に確かめた金額(2026年8月31日時点)
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| 相手 | 金額 | 数え方 |
|---|---|---|
| ダニ | 1.5万〜2.5万円 | 公式10件の集計 |
| ゴキブリ | 1万〜5万円 | 間取り別 |
| ネズミ(一軒家) | ふさぐ場所の数で積み上がる | 9か所 |
| イタチ | 5万〜30万円 | 6倍ひらく |
| コウモリ | 箇所数・高さ・保証で変わる | 「駆除費」だけでは決まらない |
| シロアリ | ㎡あたりの単価 | 他と単位が違う |
内訳はそれぞれダニ駆除の業者料金、ゴキブリ駆除を業者に頼む料金、一軒家のネズミ駆除の費用、イタチ駆除の費用、コウモリ駆除業者の料金にまとめました。
同じ「害虫駆除」でも、比べられる形になっていません。
いちばん間違えやすいところです。
シロアリは面積あたりの単価で見積もられます。鹿児島県は1,750円/㎡を公表しています。
ここに2つの落とし穴があります。
- ㎡と坪が混ざる(1坪=約3.3㎡。880円/㎡は坪で約2,909円)
- かける面積は1階部分だけ(40坪の家でも延床では計算しない)
詳しくはシロアリ駆除の相場は坪単価で比べられませんにまとめました。
かんたんに言うと、シロアリの見積もりを他の虫と同じ感覚で読むと合いません。
「高い」と感じたときに見るところです。
イタチが5万〜30万円と6倍ひらく理由は、断熱材でした。汚れた断熱材を交換するかどうかで総額が変わります。
コウモリも同じ構造です。「駆除費」だけでは決まらず、箇所数・高さ・保証で動きます。
- 交換するものがあるか(断熱材・床下の資材)
- ふさぐ箇所が何か所か(一軒家のネズミで9か所)
- 高さがあるか(足場が要るかどうか)
- 面積と処理箇所(シロアリ)
同じ生き物でも、この4つで総額が変わります。金額だけを他社と比べても意味がありません。
住まいの形でも変わります。一軒家の害虫駆除費用、マンションの害虫駆除費用、賃貸の害虫駆除費用は誰が払う?にそれぞれまとめています。

「作業の中身まで書いた見積書が1枚もない」という状態なら、内訳を出してもらうところからになります。
広告の金額の読み方です。
蜂の駆除業者8社の料金表示を並べたところ、「858円〜」のような下限だけの数字が混じっていました。読み方は蜂の駆除業者はおすすめ順で選べないにまとめています。
下限は、加算される項目とセットで見ます。
そもそも公表していない業者もあります
農協(JA)の公式10件を調べたところ、料金を公表していたのは0件でした。詳しくは農協(JA)のシロアリ駆除料金にあります。
公表していないこと自体は問題ではありません。ただし比較の土台には使えません。
同じ条件でも2.4倍ひらきます
生協10件に同じ「10坪相当」を当てはめると、総額が2.4倍ひらきました。内訳は生協のシロアリ駆除は10生協で価格が違うにまとめています。
条件をそろえても、この幅が残ります。1社の金額だけでは高いか安いか決まりません。

「下限の表示しか見ていない」なら、加算される項目まで含めた総額を1枚もらうところからです。
出してもらったあとに見るところです。
- 総額が書いてあるか(下限だけになっていないか)
- 作業の中身が書いてあるか(交換・箇所数・高さ・面積)
- 同じ範囲で他社に出せる形か(比べられる書き方か)
- 追加が出る条件が書いてあるか
編集部の判断として書きます。金額の大小より、同じ範囲で2社に出せるかどうかが先です。範囲が違う見積書は、そもそも比べられません。
大手の料金体系を1つ見ておくならダスキン害虫駆除の料金を全プラン集計にまとめました。1回と1年で総額が変わります。
1つの数字にはなりません。
うちで数えた範囲では、ダニが1.5万〜2.5万円、ゴキブリが1万〜5万円、イタチが5万〜30万円でした。シロアリだけは面積あたりの単価で見積もられます。相手が違えば単位も桁も違うので、生き物を決めてから金額を見ることになります。
金額ではなく作業の中身を見ます。
イタチが6倍ひらく理由は断熱材の交換でした。コウモリは箇所数・高さ・保証で動きます。交換するものがあるか、ふさぐ箇所が何か所か、高さがあるか——この4つで総額が変わります。
下限だけの表示は、加算される項目とセットで見ます。
蜂の業者8社を調べると「858円〜」のような下限表示が混じっていました。何をすると加算されるのかを電話の段階で聞いておくことになります。
違います。
生協10件に同じ「10坪相当」を当てはめると、総額が2.4倍ひらきました。条件をそろえてもこの幅が残るので、1社の金額だけでは判断できません。
会社によって範囲が違います。
調査費・出張費まで無料と書いている会社もあれば、書いていない会社もあります。公表していない業者もいるので(JAの公式10件は料金の公表が0件でした)、電話の段階で「調査と出張はいくらか」を確かめることになります。
順に並べます。
- 1つの相場表にならない。ダニ1.5万〜2.5万円、イタチ5万〜30万円、シロアリは㎡単価
- 開く理由は作業の中身。断熱材・箇所数・高さ・面積の4つ
- 下限だけの表示は加算とセットで見る。同じ条件でも2.4倍ひらく
同じ範囲で2社に出せるかどうかが先です。範囲の違う見積書は比べられません。

「1社しか見ていないので、高いのかどうか分からない」なら、同じ範囲でもう1枚出してもらうところからです。

