大分県のネズミ駆除は保健所が10か所|住んでいる市町村で担当が変わります
大分県でネズミが出たとき、どこに相談すればいいのかを調べました。
市町村のサイトを見ても、ネズミのページはほとんど見つかりません。市役所に電話しても、担当がはっきりしないことがあります。
答えは保健所です。大分県の保健所は、業務案内に「ねずみ及び衛生害虫の駆除に関する相談の受付」と書いています。
ただし、どの保健所に連絡するかは住んでいる市町村で決まります。県内に10か所あり、担当が分かれています。
この記事では、その振り分けと、業者を探すときに使える名簿をまとめます。
- 大分県でネズミの相談を受けるのは保健所です。業務案内に明記されています
- 保健所は10か所あり、18市町村を分担しています。まず自分の市町村の担当を確かめます
- 大分市だけは市の保健所が所管です。県の保健所ではありません
- 保健所は相談を受けますが、駆除には来ません
- あなたがやること:担当の保健所を確かめる → 県の名簿26社から業者の候補を作る

先に保健所へ電話する時間より、天井裏の音を止めるほうが急ぐという人は、現地を見てもらうところから始められます。
大分県の保健所は、健康安全・衛生課という部署の業務案内で、扱う仕事を並べています。
そこに、次の2つが入っています。
ねずみ及び衛生害虫の駆除に関する相談の受付
建築物における衛生的環境の確保に関する法律に関する相談
※出典:大分県「健康安全・衛生課」(2026年9月1日に確認)
ネズミの相談は、保健所の仕事として書かれています。
かんたんに言うと、市役所ではなく保健所です。市町村のサイトにネズミのページが見つからないのは、担当が市町村ではないからです。
電話の前に、3つだけ用意しておきます
保健所は相談を受ける窓口です。状況が伝わるほど、返ってくる答えが具体的になります。
用意しておくと話が早いのは次の3つです。
- 見た場所と時間帯。天井裏なのか、台所なのか、夜に音がするのか
- 見たものの中身。姿を見たのか、ふんなのか、かじられた跡なのか
- 建物の種類。持ち家か賃貸か、戸建てか集合住宅か
賃貸なら、先に管理会社へ連絡する順番になることもあります。建物の種類を伝えると、その案内まで受けられます。
どの保健所かは、住んでいる市町村で決まります
大分県は「管轄保健所一覧」で、保健所と担当する市町村の対応を公開しています。
大分県の保健所と所管市町村(大分県「管轄保健所一覧」より/2026年9月1日に確認)
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| 保健所 | 電話番号 | 所管市町村 |
|---|---|---|
| 東部保健所 | 0977-67-2511 | 別府市・杵築市・日出町 |
| 東部保健所 国東保健部 | 0978-72-1127 | 国東市・姫島村 |
| 中部保健所 | 0972-62-9171 | 臼杵市・津久見市 |
| 中部保健所 由布保健部 | 097-582-0660 | 由布市 |
| 南部保健所 | 0972-22-0562 | 佐伯市 |
| 豊肥保健所 | 0974-22-0162 | 竹田市・豊後大野市 |
| 西部保健所 | 0973-23-3133 | 日田市・九重町・玖珠町 |
| 北部保健所 | 0979-22-2210 | 中津市・宇佐市 |
| 北部保健所 豊後高田保健部 | 0978-22-3165 | 豊後高田市 |
| 大分市保健所 | 097-536-2222 | 大分市 |
10か所で、県内18市町村を全部カバーしています。
保健部という名前が付いているものは、本所とは別に窓口が置かれている地域です。国東市・姫島村・由布市・豊後高田市の4つがそれにあたります。
電話をかける前に、この表で自分の市町村を探してください。別府市の人が中部保健所にかけても、担当が違います。
市町村が業者を紹介していなくても、大分県が名簿を公開しています。
大分県の「建築物における衛生的環境の確保に関する事業の登録者名簿」に、建築物ねずみ昆虫等防除業者名簿が入っています。令和8年4月1日現在の内容です。
載っているのは26社です。営業所の名前・所在地・電話番号・登録期限・登録番号まで書かれています。
所在地ごとに数えました。
大分県の建築物ねずみ昆虫等防除業者名簿26社の内訳(令和8年4月1日現在)
| 所在地 | 社数 |
|---|---|
| 大分市 | 14 |
| 別府市 | 6 |
| 豊後大野市 | 2 |
| 日田市 | 1 |
| 中津市 | 1 |
| 玖珠郡 | 1 |
| 速見郡 | 1 |
大分市と別府市で20社を占めています。県南や県西に住んでいる人は、近くに営業所がある会社が少ないと分かります。
名簿の担当は大分県の食品・生活衛生課(097-506-3054)です。
この名簿は建築物向けです|住宅の作業に必要な登録ではありません
ここは間違えやすいので、はっきり書きます。
建築物ねずみ昆虫等防除業の登録は、ビルや店舗などの建築物を対象にした制度です。大分県は、この事業を次のように定義しています。
建築物内において、ねずみ昆虫等、人の健康を損なう事態を生じさせるおそれのある動物の防除を行う事業
そして、登録そのものについて大分県はこう書いています。
事業登録制度は、登録を受けない事業者が建築物の維持管理に関する業務を行うことについては何ら制限を加えるものではありません。
※出典:大分県「建築物における衛生的環境の確保に関する事業者登録」(2026年9月1日に確認)
登録は任意です。県自身が、登録していない会社でも仕事はできると書いています。
つまり、名簿に載っていない会社が、ネズミをやらないという意味ではありません。逆に、載っているから住宅の作業がうまいという意味でもありません。
名簿の使い方は1つです。防除を仕事にしている会社が、県の確認を受けて名前を出しているという手がかりになります。候補を作る出発点として使ってください。
登録期限も一緒に書かれています。期限が近い営業所もあるので、連絡する前に確かめておくと確実です。
18市町村のうち11には、名簿の営業所がありません
26社の所在地を市町村の単位で数え直しました。営業所があるのは7市町村だけです。
名簿26社の営業所がある市町村と、無い市町村(令和8年4月1日現在)
| 区分 | 市町村 |
|---|---|
| 営業所がある(7) | 大分市14/別府市6/豊後大野市2/日田市1/中津市1/玖珠町1/日出町1 |
| 営業所が無い(11) | 佐伯市・臼杵市・津久見市・竹田市・豊後高田市・杵築市・宇佐市・由布市・国東市・九重町・姫島村 |
26社のうち20社が、大分市と別府市に集まっています。
つまり、佐伯市や宇佐市、国東市に住んでいる人は、名簿から選ぶと域外の会社を呼ぶことになります。
域外から来てもらうと、出張費が乗ることがあります。金額は会社ごとに違うので、見積もりを頼むときに「出張費が別にかかるか」を先に聞いてください。
名簿の数字は、住んでいる場所によって意味が変わります。大分市の読者には14社の選択肢がありますが、姫島村の読者には0社です。
保健所に電話しても、金額は出てきません。相談を受ける窓口であって、料金を決める立場ではないからです。
大分県内で、ネズミ駆除の相場を示している資料も見つかりませんでした。
だから金額は、自分で集めることになります。そのときの母数が、さきほどの26社です。
自分の市町村の担当保健所を確かめたら、名簿から近い営業所を2〜3社選びます。同じ条件で見積もりを頼めば、金額を比べられる形になります。
金額がどう決まるかは、一軒家のネズミ駆除の費用に内訳を書いています。駆除の作業より、入口をふさぐ工事のほうで金額が動きます。

名簿から2社に連絡したものの、比べる相手がもう1社ほしいと感じた人は、全国対応の窓口からも取れます。
表をもう一度見てください。大分市の行だけ、県の保健所ではなく「大分市保健所」になっています。
大分市は自分の保健所を持っています。そのため、県の保健所の管轄から外れています。
大分市に住んでいる人は、県の保健所に電話しても担当外になります。窓口の探し方から違うので、大分市のネズミ駆除は自力で業者を探しますを読んでください。
大分市の記事では、市のサイトを3つの部署にわたって調べた結果と、市が公開している業者一覧との突き合わせを書いています。
害獣(アライグマなど)については制度がまた別で、大分市は箱わなを貸しています。手順は大分市で箱わなを借りる前ににまとめました。なおネズミは、箱わなの制度の対象外です。
期待しすぎないように、先に書いておきます。
保健所の業務は「相談の受付」です。職員が家に来てネズミを駆除する制度ではありません。
では市町村はどうか。調べてみました。
大分市は、生活環境の「害虫・雑草」に6項目を並べています。蚊・ハエ・ゴキブリ・スズメバチ・空き地・草刈機です。ネズミの項目はありません。サイト内検索でも、家のネズミの相談ページは見つかりませんでした。
別府市も同じ形でした。スズメバチについては補助金の案内と指定業者の一覧を公開しています。ネズミについてのページは見当たりません。
かんたんに言うと、大分県内では、スズメバチには手厚く、ネズミには何も出ていません。
補助についても差があります。大分県内でスズメバチの駆除費に補助を出している市町村はありますが、ネズミに補助を出しているところは見つかりませんでした。条件は大分のスズメバチ駆除は登録業者でないと補助が出ないに書いています。
なお、ここまでは大分市と別府市を実際に開いて確かめた結果です。18市町村を全部確認したわけではありません。自分の市町村については、念のため自分でも見てください。
来ません。保健所の業務案内に書かれているのは「ねずみ及び衛生害虫の駆除に関する相談の受付」です。
受けるのは相談で、作業ではありません。駆除は自分で手配することになります。
上の表で確かめてください。大分県が「管轄保健所一覧」で公開しています。
10か所で18市町村を分担しています。大分市だけは市の保健所が所管です。
調べた範囲では見つかりませんでした。
大分県内で駆除費に補助が出るのはスズメバチです。ネズミについて補助を出している市町村は見当たりませんでした。
名簿は「建築物」の防除業の登録です。住宅の作業の質を保証するものではありません。
候補を作る手がかりとして使い、金額と作業の範囲は複数社に確かめてください。
大分市だけは系統が違います。県の保健所ではなく、大分市保健所が所管です。
窓口の探し方から変わるので、大分市のネズミ駆除は自力で業者を探しますを読んでください。
大分県でネズミの相談を受けるのは保健所です。業務案内に「ねずみ及び衛生害虫の駆除に関する相談の受付」と書かれています。
市町村のサイトにネズミのページがほとんど無いのは、担当が市町村ではないからです。
ただし保健所は相談窓口で、駆除には来ません。業者は自分で選ぶことになります。
やることを順番に書きます。
- 上の表で、自分の市町村を担当する保健所を確かめる
- 大分市に住んでいるなら、市の保健所が所管だと知っておく
- 県の名簿26社から、近い営業所を2〜3社選ぶ
- 名簿は建築物向けだと理解し、載っていない会社を除外しない
- 同じ条件で見積もりを頼み、駆除と封鎖工事を分けて確かめる

保健所の受付時間に電話できないまま被害が広がっている人は、先に1社見てもらってから比べる形でも間に合います。

