換気扇は「常に回しておく」|キッチンのゴキブリ対策は場所ごとに違います

Claude
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台所の換気扇を回したままにしていると、そこから入られる気がします。

資料は逆のことを書いていました。

書いてあるのは「常に回しておく」です。

この記事の結論
  • 換気扇は「常に回しておくか、カバーをつける」と書かれている
  • 台所は場所ごとに指示が違う。シンク下はパテ、排水溝はフタ
  • 毒餌の置き場所として引き出しとシンク下の中が名指しされている
  • ただしこの資料は飲食店や給食施設に向けたもの。家庭には読み替えが要る
  • 同じ内容のリーフレットを、香川県・さいたま市・福岡県が配っている

「隙間をふさぐと言われても、台所のどこから手を付ければいいのか分からない」という人は、場所を見てもらうところから始められます。

キッチンのどこにゴキブリがいるか、害虫駆除110番に見てもらう

換気扇は「常に回しておく」と書かれています

先に、いちばん聞かれているところから書きます。

香川県のリーフレットに、換気扇の項目があります。

換気扇は常に回しておくか、換気扇にカバーをつける。

※出典:香川県「ゴキブリを撃退!〜効果的なゴキブリ対策〜」(香川県×アース製薬株式会社監修/令和4年3月23日に包括連携協定を締結)を2026年8月31日に確認

止めておくほうが安全、とは書かれていません。

回っていれば風が外へ抜けます。止まっているときの開口部のほうが、資料の想定では問題になります。

回せないときはカバーになります

24時間回し続けられない台所もあります。

資料はその場合の選択肢も、同じ一文の中に並べていました。回せないときの選択肢は、カバーをつけるほうです。

かんたんに言うと、開けっ放しの穴を残さない、という一点に尽きます。

隙間の寸法は別の資料が示しています。ゴキブリはどこから入るのかに書いたとおり、名古屋市は5mm〜1cmを挙げ、換気扇とシャッターの隙間を確認場所にしています。

台所は場所ごとに道具が違います|パテ・フタ・ネット

同じリーフレットは、台所を1か所とはみなしていません。

香川県のリーフレットが場所別に挙げる指示(2026年8月31日確認)

場所 書かれている指示
換気扇常に回しておくか、カバーをつける
シンク下すき間パテですき間を埋める
排水溝作業終了後にフタをする
窓・出入口調理中は閉める
クーラーのドレーンホースカバーをする(水切りネットでもOK)

出典:前掲の香川県のリーフレット

同じ「ふさぐ」でも、道具が違います。シンク下はパテ、排水溝はフタ、ドレーンホースはネットです。

条件のほうは1行にまとめられていました。

ゴキブリは 暗い・せまい・温かい が好き

冷蔵庫のすき間も、この図に入っています。冷蔵庫の下については冷蔵庫の下にゴキブリの巣がある?にまとめました。

侵入口には先に薬を撒く、という書き方でした

もう1つ、順番の指示があります。

侵入口に虫ケア用品(殺虫剤)をあらかじめ噴霧

出てから撒くのではなく、入口に先に置くという考え方です。

ただし資料は条件を付けています。待ち伏せ効果のある殺虫剤に限る、という注記です。

この資料は飲食店向けです|家庭で読み替えるところ

ここは正直に書いておきます。

このリーフレットは、家庭向けに作られたものではありません。挿絵は客席と厨房で、配布先も食品営業施設や給食施設です。

同じ内容のものを、複数の自治体が配っています。

  • 香川県(令和4年3月23日に協定)
  • さいたま市(令和5年3月6日に協定)
  • 福岡県(令和6年12月24日に協定)

編集部の整理として書きます。別々に調べた3件ではありません。アース製薬が監修した1つの資料を、3つの自治体が配っている形です。

そのまま使える指示と、読み替えが要る指示

家庭の台所に当てはめると、扱いが分かれます。

  • そのまま使える:換気扇、シンク下のパテ、ドレーンホースのカバー
  • 読み替えが要る:「作業終了後は排水溝にフタ」→ 家庭なら寝る前になる
  • 読み替えが要る:「調理中は窓・出入口を閉める」→ 換気と両立しないので、網戸の状態を見る

段ボールの扱いも同じ資料に出てきます。通販の箱については段ボールのゴキブリは確率ではなく条件ですに分けて書きました。

引き出しとシンク下は、薬を置く場所として名指しされています

薬を置く場所についても、具体的な書き方がありました。

壁や家具沿い、引き出しやシンク下の中、植木鉢の横

毒餌剤と捕獲器を「一度にたくさん置く」ときの例です。捕獲器は月1回交換する、とされています。

シンク下は、ふさぐ場所であると同時に、薬を置く場所でもあるということになります。

シンク下で黒い点を見つけた場合は、ゴキブリのふんは砂粒のような黒い点を先に見てください。

資料によって、すすめる時期が違います

このリーフレットは、駆除の推奨時期を4月中旬・7月中旬・11月中旬の3回としています。

一方で、飲食店向けの手引書は6月と11月の年2回でした。詳しくは飲食店のゴキブリ駆除は「衛生管理計画」に書く項目にまとめています。

同じ相手でも、資料によって月が違います。回数と時期を1つに決めた公的な基準は見当たりませんでした。

くん煙剤で先にやること、やってはいけないこと

台所で煙を使うときは、先に手を動かす順番があります。

同じ資料のくん煙剤の項目にも、引き出しが出てきます。

引き出し・食器棚等の扉を開きましょう!

煙から逃げられなくするため、という説明です。使い方はバルサンの使い方にまとめています。

やってはいけないこと4項目

資料は、カバーが要るものを番号で挙げています。外さずに使ってはいけないという読み方になります。

  • 食品にカバーをせずに使う(食器の上には新聞紙などをかぶせる、とされている)
  • 精密機械や金属製品を出したままにする(パソコン・テレビ・金属の置物)
  • 火災報知器・ガス漏れ警報器をふさがずに使う(薬剤の種類によって異なる)
  • 魚類を残したまま使う(外に出せない時はエアーポンプを止め、水槽ごと袋で覆って密閉)

植物とペットは外に出す、扉と窓は閉める、とも書かれています。

もう1つ、侵入口に先に撒く殺虫剤は「待ち伏せ効果のあるものに限る」という条件が付いていました。どれでもよいわけではありません。

卵についての注記もありました。殺虫成分が効きにくいので、ふ化する2〜3週間後に再度使うと効果的としています。卵そのものの扱いはゴキブリの卵は薬で片づかないに書きました。

業者に頼む判断|自分でふさぎきれないと分かる3つの状態

ここからは編集部の判断です。

  • パテを詰める隙間が、配管の裏側で見えない
  • 煙を使ったあともシンク下でフンが増える
  • どこから入っているのか見当が付かない

業者に払う金額の目安は、ゴキブリで1.5万〜3.5万円でした。内訳はゴキブリ駆除を業者に頼む料金の目安にまとめています。

キッチンのゴキブリ対策に関するよくある質問

よくある質問①

換気扇をつけっぱなしにするとゴキブリは侵入しますか

資料は「常に回しておく」と書いています。

香川県のリーフレットは「換気扇は常に回しておくか、換気扇にカバーをつける。」としています。回し続けられない場合の選択肢がカバーです。止めておくほうが安全という書き方は見当たりませんでした。

よくある質問②

シンク下のゴキブリ対策は何をすればいいですか

すき間パテで埋める、と書かれています。

配管が壁や床を抜ける部分に隙間が残るためです。同じ資料は、毒餌剤と捕獲器を置く場所としても「シンク下の中」を挙げています。ふさぐ場所であり、置く場所でもあるという扱いです。

よくある質問③

キッチンの排水溝から出てくるのを防げますか

作業終了後にフタをする、という指示があります。

家庭に読み替えるなら、その日の片づけが終わったあと、寝る前になります。排水トラップの水が切れていると通り道になる点は、名古屋市の資料も挙げています。

よくある質問④

この対策は家庭でもそのまま使えますか

一部は読み替えが要ります。

このリーフレットは食品営業施設や給食施設に向けて配られたものです。換気扇、シンク下のパテ、ドレーンホースのカバーはそのまま使えます。「作業終了後」「調理中」といった前提は、家庭の時間帯に置き換えることになります。

まとめ:台所は1か所ではなく、場所ごとに手が違います

やることを順に並べます。

  • 換気扇は回しておく。回せないならカバーをつける
  • シンク下はパテ、排水溝はフタ、ドレーンホースはネット。道具が場所ごとに違う
  • 引き出しとシンク下は、薬を置く場所として名指しされている

資料は飲食店向けです。時間の前提だけ家庭に置き換えれば、場所ごとの指示はそのまま使えます。

「パテもフタも試したのに、まだ台所で見る」という段階なら、入口が別の場所に残っています。

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ヨシオ
ヨシオ
自宅&畑の害虫・害獣対策研究家
ぼくの害虫・害獣との馴れ初め(笑)をお話します。 最初は自宅の台所に現れたアリとの戦いから始まりました。そこからシロアリ、コバエ、ハチ、ネズミ、タヌキまで……気づけば害虫・害獣との共存(?)生活を10年以上続けています。 自分で試してうまくいったこともあれば、途中で「これはムリだ!」と業者にお願いした経験もあります。 そのときに学んだのは「プロの技術と、家庭でできる工夫は別物」ということ。どちらにも意味があるし、組み合わせれば最強です。 気軽に読んで、笑って、ちょっとでも役立ててもらえたら嬉しいです。
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