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コウモリ駆除の悪徳業者を見分ける|公式8社で罰則まで書いていたのは1社だけ

コウモリ駆除の悪徳業者を見分ける|公式8社で罰則まで書いていたのは1社だけ
ヨシオ(ペンネーム)
記事内に商品プロモーションを含みます

コウモリの被害で業者を探し始めると、「高額請求された」「効果がなかった」という話が目に入ります。相場が分からないまま1社と話すのは不安だと思います。

そこで、コウモリ駆除を扱う業者の公式サイト8件を同じ項目で調べました。判断の材料になったのは料金ではなく、その業者が「できないこと」を書いているかどうかでした。

この記事では、8社の集計結果と、問い合わせる前に自分でできる確認を整理します。

この記事の結論
  • コウモリは鳥獣保護管理法の対象で、許可なく捕獲・殺傷すると罰則がある
  • 業者8社の公式サイトを調べたところ、罰則まで書いていたのは1社だけだった
  • 「駆除」という言葉は殺すことを指していない。8社が実際にやるのは追い出しと封鎖
  • やること:公式サイトでできないこと・料金・保証年数の3点を確認してから問い合わせる

できないことを書いている会社かどうかは、実際に問い合わせると分かります。侵入口の場所を伝えてみてください。

コウモリの「駆除」という言葉は、殺すことを指していない

法律で捕獲も殺傷も禁じられているためです。

つくばみらい市は、次のように書いています。

鳥獣の保護および管理ならびに狩猟の適正化に関する法律により捕獲・殺傷が禁止されており、違反した場合は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられます。

同じページには、市の立場も書かれています。

市では駆除や捕獲等を行っておりません。

つまり、業者に頼むしかない一方で、その業者も殺すことはできません。

今回調べた8社が作業内容として挙げていたのは、忌避剤などによる追い出し、侵入口の封鎖、フンの清掃と消毒でした。表現は会社ごとに違いますが、中身は8社とも同じ組み立てです。

フンの掃除の順番はコウモリのフンの掃除の仕方は3つの順番にまとめました。

「駆除できます」という言葉は、どの会社も書けます。判断材料にはなりません。

ここからは編集部の判断です。「駆除」は検索する側が使う言葉であって、作業の中身を表していません。言葉ではなく、書かれている中身を見る必要があります。

コウモリ駆除業者8社の公式サイトを同じ項目で調べた

調べ方を先に示します。

調査の条件
  • 調査対象:コウモリ駆除に対応する業者の公式サイト
  • 調査件数:8社
  • 調査日:2026年8月20日
  • 調査項目:法律名の記載/捕獲や殺処分ができない旨の記載/罰則の記載/作業内容/料金の最低額/保証年数
  • 判定基準:各社の公式サイトにテキストとして記載があるかどうかのみ
  • 除外:比較サイト、マッチングサービス、協会のガイドは対象外
  • 画像内の文字は判定に含めていません

比較サイトやマッチングサービスを外したのは、そこに載っている数字が各社の表示ではなく、運営元の編集だからです。今回外したのは、くらしのマーケット、すまいのホットライン、価格.com、駆除マスター、日本有害鳥獣駆除・防除管理協会のガイドです。

結果を並べます。

コウモリ駆除業者8社の公式サイトの記載(2026年8月20日確認)

← 横にスクロールできます →

社名 法律名 捕獲・殺処分ができない旨 罰則 料金の最低額 保証年数
害獣駆除110番ありありなし作業別に2〜3万円前後最長10年(画像の表示)
ホームスターなしありなし30,000円(税込)1年/5年
防除研究所ありなしなし30,000円〜なし
駆除ザウルスありありなしなし最長5年
ハウスプロテクトなしなしなしなし年数は変動と記載
トータルクリーンありありなしなしなし
ホームレスキューありありあり1万円〜5万円10年/5年以上
がいじゅうZEROありありなし9,500円〜最長10年

各社の公式サイトに書かれていた内容だけを記載しています。「なし」は、その会社にその条件がないという意味ではなく、公式サイトのテキストからは確認できなかったという意味です。

罰則まで書いていたのは8社中1社だけだった

集計するとこうなります。

8社のうち記載があった社数

調査項目 記載あり
法律名(鳥獣保護法・鳥獣保護管理法)6社
捕獲や殺処分ができない旨6社
罰則(懲役・罰金)1社
料金の最低額5社
保証年数を数字で明示5社

編集部が2026年8月20日に集計しました。

罰則まで書いていたのはホームレスキュー1社だけでした。同社の記載はこうです。

許可なく殺傷・捕獲することは法律で禁じられています

1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられます

この数字は、各社のページのHTMLを取得して語の出現数を数えたうえで本文を読み、二重に確認しています。「懲役」「罰金」が出てくるのはホームレスキューだけで、残る7社はいずれも0回でした。

捕獲や殺処分ができない旨については、書き方に幅があります。

  • 害獣駆除110番:「コウモリの捕獲や殺傷は法律で原則禁止されてるため」
  • トータルクリーン:「大前提として、コウモリは鳥獣保護法の対象となっており、捕獲や殺処分はできません」
  • がいじゅうZERO:「許可なく捕獲・殺傷ができないためです」
  • 防除研究所:「鳥獣保護法に基づき、適切な手続きを踏んで実施」「許可を得た上で」

防除研究所は法律名を出していますが、許可を得れば捕獲するという書き方で、できないとは書いていません。今回は「できない旨の記載」としては数えていません。

ハウスプロテクトは、「鳥獣保護」「捕獲」「殺処分」「殺傷」のいずれもページのテキストに出てきませんでした。

念のためお断りします。これは記載の有無を数えたもので、業者の良し悪しを判定したものではありません。書いていない会社が悪い業者だという意味ではなく、その情報が公式サイトからは確認できなかったという意味です。

自治体は罰則を書いている。業者サイトだけでは届かない

情報の落差がここにあります。

つくばみらい市は「1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられます」と書いています。一方、業者8社のうち罰則を書いていたのは1社でした。

業者のサイトだけを読んで判断すると、自分で捕まえることの重さに気づかないまま進む可能性があります。

コウモリを見つけたとき、捕まえて外に逃がせば済むと考える方がいます。ただし、捕獲そのものに許可が必要です。北九州市は、捕獲を考える場合の相談先として福岡県経営技術支援課鳥獣対策係(092-643-3560)を案内しています。

生き物ごとに捕獲の可否がどう分かれるかは害獣駆除は「捕まえていいか」で手順が変わるにまとめています。

善意で逃がしたつもりでも、手順を外すと違法行為になります。

「今日決めれば値引き」は業界側が名指ししている手口

駆除会社自身が、注意すべき営業を書いています。

トータルクリーンは、悪徳業者の特徴として次のセールストークを挙げています。

「今日、駆除の依頼を決めていただけるなら、値引きします。」などのセールストークで安易な契約を勧める

同社が挙げているほかの3点も並べます。

  • 出張費や調査見積もりの費用について事前に明示しない
  • 駆除作業の内容を明確に説明しない
  • アフターサービスや保証内容を曖昧にしている

急かす営業には、作業の実態と合わない点があります。

ホームスターは、コウモリ駆除の作業について次のように公表しています。

駆除日数:1ヵ月〜2ヵ月

ここからは編集部の判断です。1か月から2か月かかると公表している会社がある一方で、その日のうちに決めさせようとする営業があるのは、話の速さが釣り合いません。追い出して、出ていったことを確かめて、封鎖する。この順番には時間がかかります。

作業できる時期にも制約があります。北九州市は「冬眠時期及び夏の出産時期は追い出しが難しい」と書いています。時期の制約と作業期間についてはコウモリ駆除業者の料金は「駆除費」で決まらないで扱っています。

保証年数を数字で書いていたのは8社中5社

コウモリの場合、保証の重みが他の害獣と違います。

殺す作業ではないため、成功したかどうかは「戻ってこないこと」でしか確かめられません。作業直後にいなくなっていても、封鎖が甘ければ入り直されます。屋根まわりの高い場所なら、施主が自分で確認することもできません。

つまり、再発したときに誰が費用を持つかが、実質的な担保になります。

保証年数の記載状況(2026年8月20日確認)

記載の形 社名
年数を数字で明示ホームスター(1年/5年)、駆除ザウルス(最長5年)、ホームレスキュー(10年/5年以上)、がいじゅうZERO(最長10年)、害獣駆除110番(最長10年・画像の表示)
年数の明示なし防除研究所、トータルクリーン
年数が変動と記載ハウスプロテクト

公式サイトのテキストから確認できた記載のみです。

数字で書いていたのは5社でした。害獣駆除110番の年数は、各ページの画像に「最長10年保証」と書かれています(注記に「対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます」、2026年9月28日確認)。ハウスプロテクトは「業界最長クラスの保証期間」と書いていますが、「保証期間は築年数や施工内容などによって変動します」とあり、年数そのものは示されていません。

「最長」という語にも注意が要ります。最長5年は、5年が保証される意味ではありません。条件を満たした場合の上限です。何年になるかは見積もりの段階で確認してください。

見積もりの内訳をどう読むかはコウモリ駆除業者の料金は「駆除費」で決まらないに、料金を公表している会社がどれだけあるかは害獣駆除業者ランキングを公式9社で検証にまとめています。

「最長」の年数は、条件を満たしたときの上限です。自分の家が何年になるかは見積もりの段階で聞けます。

問い合わせる前に自分でできる3つの確認

電話をかける前に、公式サイトで済ませられることがあります。

やることは3つです。

  1. できないことが書いてあるかを見る。捕獲や殺処分ができないと書いている会社は、作業範囲の説明も具体的になりやすい
  2. 料金の最低額が数字かを見る。今回、数字が出ていたのは5社だった
  3. 保証年数が数字かを見る。今回、数字が出ていたのは5社だった

3点とも数字で確認できれば、2社目と横に並べられます。比較できる状態を作ってから問い合わせるのが目的です。

そのうえで、見積もりの段階では次を聞いてください。

  • 封鎖する箇所の数と、その内訳
  • 高所作業の費用が別なのか込みなのか
  • 保証の年数と、保証が使えなくなる条件
  • 作業にかかる日数

個別の会社の例では、「コミコミ22,000円」に侵入口の封鎖が入るかを検証した記事があります。 契約したあとで問題が起きた場合に取れる手段は、ネズミ駆除業者の失敗は2種類で扱っています。害獣は種類が違っても、契約の仕組みは同じです。

3つの確認を自分で済ませたら、あとは同じ質問を2社にぶつけるだけです。答え方の差がそのまま会社の差になります。

コウモリのトラブルは、行政処分の記録には出てきません

「トラブルになった話を先に知りたい」と思って調べている人向けです。

消費者庁の「執行事例の検索」を引きました。特定商取引法にもとづく行政処分を、国と都道府県が登録するデータベースです。

コウモリ・こうもり・蝙蝠のいずれでも、記録は0件でした(2026年9月17日検索、9月25日再検索)。害虫・害獣の役務では8事案が登録されています。

8事案は、どれも玄関先での契約でした

特商法で処分された害虫・害獣の8事案(2026年9月25日時点)

← 横にスクロールできます →

処分日 取扱商品・役務 取引類型
2026年9月17日水回りの給排水管工事と、害虫駆除・駆除後の予防措置訪問販売
2026年6月12日害虫駆除等の役務提供訪問販売
2025年12月23日水道修理、害虫駆除訪問販売
2025年3月28日ゴキブリ等の害虫駆除・対策作業訪問販売
2023年12月25日排水管高圧洗浄・床下害虫消毒等訪問販売
2023年11月2日ロードサービス、害虫等の駆除訪問販売
2023年3月14日水回り設備修理・害虫駆除訪問販売
2022年4月27日住宅リフォーム、電気・ガラス・水道工事、鍵の修理等及びハチ・害獣駆除訪問販売

処分行政庁は東京都・広島県・兵庫県・岡山県・関東経済産業局。9月17日の検索では6事案で、9月25日に9月17日付けの処分と岡山県の事案を加えました。掲載範囲は処分日が属する年度の翌年度から5年間です。

8事案とも訪問販売です。自分で探して申し込んだ業者は、1件も出てきません。

処分の理由を数えると、作業の中身ではありませんでした

違反行為の欄を項目ごとに数えました。

  • 書面の不交付・記載不備・虚偽記載:7事案
  • 約束した作業をしない(債務不履行・履行拒否):5事案
  • 氏名や事業者名を名乗らない:4事案
  • 不実告知・事実の不告知:4事案
  • 適合性原則違反(判断力や財産に照らして不適当な勧誘):3事案
  • 迷惑な勧誘・威迫困惑・解除の妨害・意に反する連行:3事案

並んでいるのは、契約の取り方と、約束を果たさないことです。「施工したのに効果が出なかった」という項目はありません。

編集部の見解として書きます。コウモリで実際に多い困りごとは、封鎖したのに戻ってきたという効果の話です。これは行政処分の対象になっていません。だから、行政の記録を調べても安心の材料にはなりません。

確かめる先は、記事の前半で見た2つに戻ります。法律でできないこと(殺さない・追い出しと封鎖だけ)を書いているかと、保証の年数と再発時の条件を数字で書いているかです。業者8社のうち、保証年数を数字で出していたのは5社でした。

0件は「掲載期間内に名前が無い」という意味です。コウモリ業者に問題が無いことの証明ではありません。

コウモリ駆除の悪徳業者に関するよくある質問

よくある質問①

公式サイトに法律の説明がない業者は避けるべきですか

記載がないことだけを理由に避ける必要はありません。

今回の調査は記載の有無を数えたもので、施工の質を測ったものではありません。ただし、電話で「捕獲や殺処分はできないという理解でよいか」と聞いたときの答えは、判断材料になります。

よくある質問②

見積もりが高いかどうかはどう判断しますか

金額そのものではなく、内訳で判断します。

コウモリの費用は封鎖する箇所の数と高さで変わるため、総額だけでは比べられません。何がいくつ含まれるかの読み方はコウモリ駆除業者の料金は「駆除費」で決まらないにまとめています。

よくある質問③

契約してしまった後でも取り消せますか

条件によっては取り消せる場合があります。

訪問販売にあたるかどうかで扱いが変わります。書面を受け取った日から数えた期間や、期間を過ぎた場合に確認すべき点はネズミ駆除業者の失敗は2種類で整理しています。

よくある質問④

自分で追い出してはいけないのですか

追い出すこと自体は、捕獲や殺傷とは別です。

ただし、つくばみらい市は捕獲・殺傷について「1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられます」と書いています。追い出す過程で捕まえてしまえば、この禁止に触れます。時期の制約もあり、北九州市は「冬眠時期及び夏の出産時期は追い出しが難しい」としています。

よくある質問⑤

相場より極端に安い業者は危ないですか

安さそのものより、何が含まれているかを見てください。

今回の8社でも、料金の最低額を出していたのは5社で、示し方も「作業別」「30,000円」「9,500円〜」とばらついています。同じ作業範囲の金額として並んでいるわけではありません。封鎖の箇所数と清掃の有無をそろえないと、高いか安いかは判断できません。

よくある質問⑥

コウモリ駆除でトラブルになった事例はありますか

行政処分の記録では0件でした。

消費者庁の執行事例の検索で、コウモリ・こうもり・蝙蝠のいずれも0件です(2026年9月25日再検索)。害虫・害獣では8事案が登録されていますが、8件とも訪問販売でした。ただしこれは「処分として記録が無い」という意味で、トラブルが起きていない証明ではありません。コウモリで多い「封鎖したのに戻ってきた」は、処分の対象になっていないためです。

よくある質問⑦

業者の評判はどこで確かめればよいですか

星の数ではなく、実際に払った金額が書いてある口コミを読みます。

コウモリ駆除の口コミは2つのサイトで星5が約88%を占め、分布からは差が出ませんでした。実額が付いている31件では5,500円から267,300円までひらいています。読み方はコウモリ駆除業者の料金(口コミの実際の料金31件)にまとめました。

まとめ:できないことを書いているかで絞る

コウモリは鳥獣保護管理法の対象で、許可なく捕獲・殺傷すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金の対象になると、自治体が書いています。

業者8社の公式サイトを同じ項目で調べたところ、罰則まで書いていたのは1社だけでした。捕獲や殺処分ができない旨までなら6社が書いています。

「駆除」という言葉は8社とも使えます。実際にやるのは追い出しと封鎖と清掃で、そこに差はありません。差が出るのは、できないことと、料金と、保証年数を数字で書いているかどうかです。

やることは3つです。

  1. 公式サイトで、できないことが書かれているかを確認する
  2. 料金の最低額と保証年数が数字で出ているかを確認する
  3. 2社そろえてから問い合わせる。1社だけでは高いか安いかを判断できない

3つの確認を済ませたあと、同じ質問を投げる相手がもう1社要ります。

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ヨシオ(ペンネーム)
ヨシオ(ペンネーム)
害虫・害獣駆除比較ガイド 運営者
害虫・害獣駆除比較ガイドの運営者で、記事の編集をしています。害虫駆除の業者でも、専門家でもありません。 国や自治体の資料、殺虫剤メーカーの公式情報、駆除業者の公式サイトを調べて比べ、確認した日と出典をつけて書いています。体験談や口コミは作りません。 以前、ダスキンのフランチャイズ加盟店の清掃部門に在籍し、同じ拠点の害虫獣駆除の仕事を近くで見ていました。

この記事は、公的資料と各社の公式サイトを編集部が確認して作成しています。下調べと下書きにAIを使い、数字と引用は元の資料で確かめています。体験談や、作った口コミは載せていません。くわしくはコンテンツポリシーと独自調査の一覧をご覧ください。

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