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ハクビシンの食べ物は甘い果実|国の資料が挙げるぶどう・かき・トマトと食べ跡

ハクビシンの食べ物は甘い果実|国の資料が挙げるぶどう・かき・トマトと食べ跡
ヨシオ(ペンネーム)
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庭の柿やぶどうが、夜のうちに食べられている。

ハクビシンかもしれないと思っても、何を食べる動物なのかが分からないと、手の打ちようがないですよね。嫌いな食べ物を置けば来なくなるのでは、と考える人もいると思います。

そこで、国と東京都、研究機関、市や町の資料を8つ読みました。確認したのは2026年10月9日です。

分かったのは、8つの資料すべてが果実を挙げていることです。嫌がる食べ物を書いた資料は、1つもありませんでした。

この記事の結論
  • ハクビシンは雑食。8つの資料すべてが果実を挙げ、6つが「好む」「好物」と書いている
  • 農林水産省のマニュアルは、甘くて汁気の多いぶどう・かき・トマトなどを好むと書いている
  • 虫、ネズミ、鳥、ナメクジ、生ごみも食べる。「そこにあるものを何でも食べる」動物
  • 嫌がる食べ物を書いた資料は無い。置いて追い払う方法より、食べ物を外に残さないほうが先

食べられたあとに天井裏で音がするようになった人は、庭だけでなく家の中も使われているかもしれません。出入りしている場所を見てもらうところから頼めます。

ハクビシンの食べ物は、甘い果実が中心です

国のマニュアルは、好むものを具体的に書いています。

農林水産省のマニュアルには、次のように書かれています。

農作物では、甘くて汁気の多いぶどうやかき、トマトなどを好む。

※出典:農林水産省「野生鳥獣被害防止マニュアル 中型獣類編」ハクビシンの章(2026年10月9日確認)

8つの資料を、同じ項目で並べます。

ハクビシンの食べ物について8つの資料が書いていること(2026年10月9日確認)

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資料 果実 書き方 果実のほかに挙げているもの
農林水産省のマニュアル○甘くて汁気の多いぶどう・かき・トマトなどを好む虫、小型のネズミの仲間、ヒヨドリなどの鳥、ナメクジ
東京都環境局○特に果実を好む野菜、小型の哺乳類、鳥、は虫類、両生類、魚、甲殻類、虫
国立環境研究所○果実や種子を好む虫、魚、残飯
東京都北区○好物は果実なんでも食べる
栃木県芳賀町○糖度の高い果樹を好んで食べるトウモロコシ、生ごみ、ペットのエサ
福井県越前市○特に果実や野菜、甘いものを好むトウモロコシ
森林総合研究所○食べるものとして挙げている鳥、虫
栃木県のマニュアル○食べるものとして挙げている両生類、鳥のひな

各機関・自治体の公式ページと資料を編集部が読みました。国立環境研究所は侵入生物データベース、森林総合研究所は多摩森林科学園のページです。北区のページは、農林水産省のマニュアルなどを出典にしています。

かんたんに言うと、8つすべてが果実を挙げ、そのうち6つが「好む」「好物」と書いています。

資料に名前が出てくる作物

好むもの、被害が出るものとして、資料に名前が出てくる作物を並べます。

  • ぶどう、かき、トマト(農林水産省)
  • みかん、ナシ、とうもろこし(農林水産省)
  • いちご、梨、ぶどう、柿、トウモロコシ(芳賀町)
  • トウモロコシ、カキ、ブドウ(越前市)

3つの資料に共通して出てくるのは、ぶどう、柿、トウモロコシです。

果実だけではありません

農林水産省のマニュアルは、ハクビシンについて「そこにあるものを何でも食べる」と書いています。

東京23区のほぼ全域にいて、ギンナンのなる街路樹や生ごみがあれば生活できる、とも書かれています。飼っているニワトリを食べられたという報告もあります。

つまり、果実が無い場所でも、ほかの食べ物で暮らせる動物です。

ハクビシンが嫌がる食べ物は、資料に書かれていません

嫌がる食べ物を挙げた資料は、8つの中にありませんでした。

「嫌いな食べ物を置けば来なくなる」という方法を書いた公的な資料も、見つかりませんでした。

書かれているのは逆のことです。農林水産省は、何でも食べる食の柔軟さが、いろいろな環境で暮らせる理由の1つだと説明しています。

ここからは編集部の見立てです。何でも食べる動物を、食べ物の好き嫌いで追い払うのは難しいと考えます。 置くものを探すより、食べられるものを外に残さないほうが確かです。

柵で防ぐ方法は、ハクビシンの撃退法で効いた柵の数字にまとめています。

食べ跡で、ハクビシンかどうかが分かります

皮だけを吐き出すのが、ハクビシンの食べ方です。

農林水産省のマニュアルは、作物ごとの食べ跡を書いています。

ハクビシンの食べ跡(農林水産省のマニュアル)

作物 食べ跡
ぶどう、トマト口に残る皮だけを吐き出す
ギンナン皮と種が吐き出されている
みかん、ナシ枝の先まで行って実を下から食べる。枝先に実の上の部分が残る
とうもろこし軸を登って皮をむき、実を食べる。粒のうす皮が軸に残る

出典:農林水産省「野生鳥獣被害防止マニュアル 中型獣類編」ハクビシンの章(2026年10月9日確認)

とうもろこしの食べ跡は、子どもが食べたように見えると書かれています。

土を掘った跡は、ハクビシンではないかもしれません

落花生を食べられた、という話について、マニュアルはこう書いています。

ハクビシンは土を掘ってエサを食べる行動をしないので、タヌキやアナグマの被害である可能性が高い、という説明です。

木の上の実が食べられていればハクビシン、土が掘られていれば別の動物、と分けて考えられます。アナグマの見分け方はアナグマを見つけたらまず3つ確かめるに書いています。

木に登れる動物です

ハクビシンの体重は3〜4kgほどです。マニュアルは、枝が折れることは少なく、身軽に枝の先まで行けると書いています。

高い所の実だけが無くなっているときは、ハクビシンを疑う材料になります。

庭や家のまわりでやること

食べ物を外に残さないことを、複数の資料が書いています。

栃木県のマニュアルと芳賀町のページから、やることを並べます。

  • 取り残した果実や野菜は、早めに片付ける(栃木県)
  • 熟した果実を木に残したままにしない(芳賀町)
  • くず野菜、生ごみ、ペットのエサ、お供えを外に置いたままにしない(栃木県)
  • 犬や猫のエサの残りを、外に置いたままにしない(芳賀町)
  • 甘い飲み物の缶は、よく洗ってから捨てる(芳賀町)
  • エサをやらない(栃木県)

芳賀町は、収穫されなかった柿にハクビシンが引き寄せられているのではないか、という意見が寄せられていると書いています。熟した実を残すと、近所にも迷惑になるおそれがあるとしています。

わなのエサにも果物が使われます

芳賀町は、わなのエサには好物である甘い果物などが有効だと書いています。

ただし、ハクビシンは許可なく捕まえられません。芳賀町は、被害を出している個体にかぎり、許可を受けて捕獲できると書いています。捕まえたい場合は、先に市区町村へ相談してください。

家の中に入っているとき

農林水産省のマニュアルは、ハクビシンがねぐらや子育ての場所として家を使うことがあると書いています。6cm×12cmのすき間があれば入れるそうです。

庭の実を食べに来ているだけなのか、家の中をねぐらにしているのかで、やることが変わります。天井のシミやフンが気になる人は、天井のシミはハクビシンの「ため糞」かもしれないを見てください。

この章でやることは3つです。

  1. 庭の実と、外に置いた食べ物を片付ける
  2. 食べ跡を見て、木の上か、土の中かを確かめる
  3. 天井裏の音やシミがあれば、家の入口を見てもらう

実を片付けても毎晩来る、天井裏で足音がする。そういう家は、入口になっているすき間を探すところから頼めます。

ハクビシンの食べ物に関するよくある質問

よくある質問①

ハクビシンが好む食べ物は何ですか?

果実です。農林水産省のマニュアルは、甘くて汁気の多いぶどう、かき、トマトなどを好むと書いています。東京都は「特に果実を好む」、芳賀町は「糖度の高い果樹を好んで食べる」と書いています。

よくある質問②

ハクビシンが嫌がる食べ物はありますか?

嫌がる食べ物を書いた資料は、読んだ8つの中にありませんでした。農林水産省は、そこにあるものを何でも食べると書いています。食べ物で追い払うより、外に食べ物を残さないほうが確かです。

よくある質問③

ハクビシンは肉も食べますか?

食べます。農林水産省は、虫、小型のネズミの仲間、ヒヨドリなどの鳥、ナメクジを挙げています。東京都は、小型の哺乳類、鳥、は虫類、両生類、魚、甲殻類、虫を挙げています。飼っているニワトリが食べられた報告もあります。

よくある質問④

ハクビシンは生ごみを食べますか?

食べます。農林水産省は、都市でも生ごみなどエサになるものがあれば生活できると書いています。国立環境研究所は残飯を、芳賀町は生ごみとペットのエサを挙げています。

よくある質問⑤

畑の落花生を食べるのはハクビシンですか?

別の動物の可能性が高いです。農林水産省は、ハクビシンは土を掘ってエサを食べる行動をしないので、タヌキやアナグマによる被害の可能性が高いと書いています。

よくある質問⑥

ハクビシンにエサをやってもいいですか?

やらないでください。栃木県のマニュアルは、エサをやらないこと、エサになるものを置いたままにしないことを挙げています。食べ物があると、その場所に居つく理由になります。

まとめ:好物は甘い果実。嫌いな食べ物を探すより、残さないこと

ハクビシンは雑食で、8つの資料すべてが果実を挙げていました。国のマニュアルは、甘くて汁気の多いぶどう・かき・トマトなどを好むと書いています。

嫌がる食べ物を書いた資料はありません。何でも食べる動物なので、食べ物で追い払う方法は見つかりませんでした。

やることは、食べられるものを外に残さないことです。熟した実、生ごみ、ペットのエサを片付けてください。

最後に、やることを3つに絞ります。

  1. 取り残した実と、外の食べ物を片付ける
  2. 食べ跡が木の上なら、ハクビシンを疑う
  3. 天井裏の音やシミがあれば、家の入口を見てもらう

庭に来ているだけのうちは、片付けで減らせます。家の中に入られたあとは、入口をふさぐ作業が要ります。どちらの段階かを見てもらうと、やることが決まります。

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害虫・害獣駆除比較ガイド 運営者
害虫・害獣駆除比較ガイドの運営者で、記事の編集をしています。害虫駆除の業者でも、専門家でもありません。 国や自治体の資料、殺虫剤メーカーの公式情報、駆除業者の公式サイトを調べて比べ、確認した日と出典をつけて書いています。体験談や口コミは作りません。 以前、ダスキンのフランチャイズ加盟店の清掃部門に在籍し、同じ拠点の害虫獣駆除の仕事を近くで見ていました。

この記事は、公的資料と各社の公式サイトを編集部が確認して作成しています。下調べと下書きにAIを使い、数字と引用は元の資料で確かめています。体験談や、作った口コミは載せていません。くわしくはコンテンツポリシーと独自調査の一覧をご覧ください。

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