一条工務店のシロアリ対策は無償?10年目と20年目の予防工事と、対象の契約日
一条工務店で家を建てて、そろそろ10年点検という人は多いはずです。
シロアリの対策は無償なのか、費用がかかるのか、気になりますよね。
そこで、一条工務店の公式サイトで、アフターサポートと防蟻処理のページを読みました。
分かったのは、2018年10月9日以降に契約した家なら、10年目と20年目のシロアリ予防工事が無償だということです。
- 一条工務店は「シロアリ予防工事を無償でご提供」と公式に書いている
- 公式の図では、無償のシロアリ予防工事は10年目と20年目。30年保証を続ける条件にも入っている
- 図の対象は「平成30年10月9日以降に新規契約・新規仮契約された住まい」
- やること:契約日を見る → 保証書で予防工事の扱いを確かめる → 対象外なら業者の見積もりを比べる

契約日が2018年10月9日より前で、保証書に無償の予防工事が見当たらない人は、床下を業者に見てもらう方法もあります。
一条工務店の公式サイトは、シロアリ予防工事を無償で行うと書いています。
アフターサポートのページには、次の一文があります。
木造住宅において、シロアリ対策は必要不可欠なケア。長く安心してお住まいいただくために、一条は「シロアリ予防工事を無償でご提供」いたします。
同じページの保証期間の図では、無償のシロアリ予防工事の印が、10年目と20年目に付いています。
一条工務店の公式サイトの保証期間の図
| 対象 | 図に書かれていること |
|---|---|
| 構造耐力上主要な部分 | 30年。10年目と20年目に無償シロアリ予防工事 |
| 雨水の浸入を防止する部分 | 10年・15年・20年に無償点検。15年から30年は保証延長可能期間 |
| 水道配管・給湯機・スイッチ・玄関戸 | 10年保証 |
| クロス | 2年保証 |
一条工務店の公式サイト「アフターサポート」を2026年9月16日に確認しました。
写真の説明には「基礎周囲に土壌処理薬剤を散布」「配管周辺も入念に処理」とあります。
かんたんに言うと、10年目と20年目に、一条工務店が無償で基礎のまわりに薬剤をまく、ということです。
30年保証を続ける条件に、無償の予防工事が入っています
同じページの「長期保証・保証継続条件」には、「無料点検」とあわせて「無償シロアリ予防工事」を受けることが書かれています。
つまり、無償の予防工事を受けることが、30年保証を続ける前提になっています。
公式の保証期間の図には、対象の契約日が書かれています。
※平成30年10月9日以降に新規契約・新規仮契約された住まいが対象です。
平成30年は2018年です。2018年10月9日より前に契約した家は、この図の対象に入っていません。
その家の予防工事が無償か有償かは、公式ページには書かれていません。
公式ページは「詳しくは引き渡し後に保証書をお届けいたしますので、必ずご確認ください」としています。
ここからは編集部の判断です。契約日が2018年10月9日より前の人は、まず手元の保証書で、シロアリの予防工事と保証の書き方を確かめてください。
ネットには「10年目に有償のメンテナンスで高額になる」という話もあります。ただ、2018年10月9日以降の契約については、公式の内容と食い違います。
一条工務店は、建てる段階の防蟻処理の範囲を公式に説明しています。
建築基準法施行令は、柱・筋かい・土台のうち地面から1メートル以内の部分に、防腐の措置と、必要に応じたシロアリ対策を求めています。
構造耐力上主要な部分である柱、筋かい及び土台のうち、地面から一メートル以内の部分には、有効な防腐措置を講ずるとともに、必要に応じて、しろありその他の虫による害を防ぐための措置を講じなければならない。
一条工務店の「適材適所の防腐・防蟻処理」のページは、処理する範囲を次のように書いています。
- 床下と1階の構造材のほぼすべて
- 1階の断熱材
- バルコニー
- 破風板
処理は自社グループの工場で行い、組み立てると見えなくなる部分も工場で処理してから現場に運ぶ、としています。対応商品は「全モデル」です。
家を支える土台には「高強度材浸潤処理」を行い、その木材はAQ認証(優良木質建材等認証)を取っていると書かれています。
かんたんに言うと、建てるときは法律が求める範囲より広く処理している、というのが一条工務店の説明です。
建てたあとの再処理の目安を業界の仕様書がどう書いているかは、シロアリ駆除は5年ごとに費用がかかる?で扱っています。
2018年10月9日以降に契約した家は、まず一条工務店の無償の予防工事を待つのが順番です。
ここからは編集部の判断です。公式ページの内容から、業者の見積もりを比べる意味がある家を並べます。
- 2018年10月9日より前に契約していて、保証書に無償の予防工事が書かれていない家
- 保証書を見ても、シロアリの予防工事がいつ・いくらか分からず、一条工務店にも確認が取れていない家
- 床下で羽アリや蟻道を見つけて、予防ではなく駆除が要るか知りたい家
他社で工事したときに一条工務店の保証がどうなるかは、公式ページに書かれていません。業者に頼む前に、保証書と一条工務店の窓口で確かめてください。
見積もりを取るときは、処理する面積の出し方と保証年数をそろえて聞くと、一条工務店の予定と比べられます。面積の出し方は、シロアリ予防費用は40坪でいくら?で扱っています。

保証書で予防工事の扱いを確かめてから見積もりを取ると、一条の保証と重ならないかを落ち着いて比べられます。
点検の連絡が来る前に、手元でそろえておくと話が早いことを並べます。
- 契約日(新規契約・新規仮契約の日)が2018年10月9日以降か
- 保証書に、シロアリの予防工事と保証を続ける条件がどう書かれているか
- 10年目の無償点検と、シロアリ予防工事の時期
- 床下や基礎のまわりで、羽アリや土の筋(蟻道)を見ていないか
羽アリの見分け方はシロアリの羽アリは飛んだ時期で種類が絞れるにまとめています。
公式サイトは「シロアリ予防工事を無償でご提供」と書いています。保証期間の図では、無償のシロアリ予防工事は10年目と20年目です。図の対象は、2018年10月9日以降に新規契約・新規仮契約された家です。
公式の図では、10年目に無償のシロアリ予防工事が入っています。写真の説明は「基礎周囲に土壌処理薬剤を散布」「配管周辺も入念に処理」です。時期は保証書と、一条工務店からの点検の案内で確かめてください。
公式の図では、構造耐力上主要な部分の保証が30年で、その間の10年目と20年目に無償シロアリ予防工事があります。シロアリだけの保証年数は、公式ページには別に書かれていません。
2018年10月9日以降に契約した家は、10年目と20年目の予防工事が無償です。2018年10月9日より前の契約の費用は、公式ページに書かれていません。保証書で確かめてください。
他社で工事した場合の保証の扱いは、公式ページに書かれていません。30年保証を続ける条件には、無償シロアリ予防工事を受けることが入っています。頼む前に、保証書と一条工務店の窓口で確かめてください。
一条工務店は、2018年10月9日以降に契約した家に、10年目と20年目の無償シロアリ予防工事を公表しています。30年保証を続ける条件にも入っています。
建てるときも、床下と1階の構造材や断熱材まで工場で処理していると説明しています。
業者の見積もりが役に立つのは、この対象から外れる家です。
最後に、やることを3つに絞ります。
- 契約日が2018年10月9日以降かを見る
- 保証書で、シロアリの予防工事と保証を続ける条件を確かめる
- 対象外で予定が分からないときは、業者の見積もりを1社取って比べる

保証書を見ても予防工事の予定が分からなかった人は、床下の状態と費用を業者に聞いてみると、次に何をするか決めやすくなります。
無償の予防工事の対象外だった家で、自社施工の会社にも見てもらうなら、対応エリアの確認が先です。アサンテは全国ではありません。

