シロアリ駆除は自分でできる?費用の相場や信頼できる業者の選び方を徹底解説
せっかく手に入れた大切なマイホーム。もしシロアリ被害にあっていたら…と考えると不安ですよね。
でも、シロアリ駆除を業者に頼むとなると高額な請求をされないか?本当に効果があるのか?とわからないことも多いと思います。

費用を抑えるために自分で駆除できないかと考えちゃいますよね。
実はシロアリ駆除は被害状況によって自分でできる範囲とプロに任せるべきラインが明確に分かれます。無理な自力駆除はかえって被害を拡大させるリスクもあります。
この記事ではシロアリ駆除のDIYとプロの違い、リアルな費用相場、そして後悔しない業者の選び方を徹底解説します。
家族と家を守るためにあなたにとってベストな選択肢を一緒に見つけましょう。
シロアリは普段、目に見えない場所で活動しているため気づいた時には被害が進行していることも少なくありません。早期発見のために以下のチェックポイントを確認してみましょう。

もしかしてシロアリ?と不安になったら確認しておきましょう!
羽アリや蟻道を見つけたら危険信号
最も分かりやすい危険信号は「羽アリ」の発生です。

特に春先から夏にかけて浴室や玄関周辺で羽のついたアリを大量に見かけた場合は危険信号です!
これは巣が成熟し新しい巣を作るためにアリが飛び立った証拠である可能性が高いです。
また、基礎コンクリートや床下に「蟻道(ぎどう)」と呼ばれる土のトンネルがないか確認してください。
シロアリは光や乾燥を嫌うため土や排泄物でトンネルを作って移動します。もし見つけた場合すでに床下から侵入されている可能性が高いと言えます。
床下の湿気や壁の空洞音など初期症状のチェック方法
目に見える害虫がいなくても家の変化で気づくことができる初期症状があります。
- 床が沈むような感覚がある
歩くとフワフワしたりギシギシと音が鳴ったりする場所はありませんか? - 壁や柱を叩くと空洞音がする
中が食い荒らされているとコンコンと軽い音がします。 - 湿気とカビの臭い
シロアリは湿気を好みます。押入れや水回りでカビ臭さを感じたり湿気がこもっている場所は発生源になりやすいため注意が必要です。
家の中の怪しい場所をまずは確認し、どこにどのような変化があるかをチェックしましょう。
放置すると家の耐震性が低下する恐れ
シロアリ被害の恐ろしさは建物の構造そのものを破壊してしまう点にあります。

まだ数匹しか見ていないから…と見て見ぬふりをするのは非常に危険です。
柱や土台といった家の骨組みを食い荒らされると建物の強度が著しく低下します。
少しでも不安を感じたら手遅れになる前に専門的な調査を検討することが重要です。
費用を安く済ませたいと考え、まずはホームセンターの薬剤で対処しようとする方は意外と多いです。
ここではDIYでできる範囲とプロに依頼した場合の決定的な違いについて解説します。
ホームセンターの薬剤やスプレーで駆除できる範囲
ホームセンターやドラッグストアではシロアリ用のスプレーや毒餌剤(ベイト剤)が数千円程度で販売されています。
- 目の前にいる羽アリの退治
- 予防的な散布

場所によっては自分でできる場所もあります。
例えば庭の杭やウッドデッキなど、被害が局所的で建物本体に影響がない場合は市販グッズでの対応も可能です。
しかし、シロアリの巣は床下の土壌や壁の中など通常では目に見えない場所に形成されています。
スプレーで目に見える個体を駆除できてもそれは氷山の一角に過ぎないことがほとんどです。
自分でシロアリ駆除をするメリットとデメリット
自分で駆除を行う最大のメリットは費用の安さです。
業者が数万円〜数十万円かかるのに対し市販薬なら数千円で済むためコストを最小限に抑えたい場合には魅力的に映ります。

業者との日程調整が不要で気になったその瞬間にすぐ対処できる即時性もメリットです。
一方で自分でやるデメリットとしてあげられるのが被害の拡大です。
- 根本解決が困難
素人が床下に潜り複雑な侵入経路や巣の場所をすべて特定するのは非常に困難です。 - 被害を広げる恐れ
中途半端に薬剤を撒くと警戒したシロアリが薬剤のかかっていない家の奥深くへ逃げ込み、かえって被害箇所を広げてしまうケースがあります。
専門業者に依頼すべきケースとプロの施工技術
プロに頼む最大のメリットは確実性と再発防止にあります。
専門業者はシロアリの生態を熟知しており専用の機材を使って発生源を突き止めます。
- 見えない場所の特定
素人では見つけられない侵入経路を特定し根本から解決します。 - 安全な薬剤選定
ペットや子供がいる家庭環境に配慮した薬剤選びや確実な後処理を任せられます。 - 保証の有無
多くの業者では施工後に「5年保証」などが付いており万が一再発した場合も無償で対応してもらえる安心感があります。
シロアリ駆除は単なる虫退治ではなく家の資産価値を守る工事です。

費用も抑えたいけど不安…と言う場合には無料調査だけでもプロに依頼することをおすすめします。
業者に依頼する時に最も気になるのが駆除費用がいくらかかるのか?という点ではないでしょうか?

シロアリ駆除の費用は家の広さだけでなく駆除方法や被害状況によって変動します。
ここでは費用相場と料金が決まる仕組みについて詳しく解説していきます。
一軒家30坪あたりの平均的な値段と単価
シロアリ駆除の費用は一般的に「1坪(約3.3㎡)あたり」または「1㎡あたり」の単価で計算されます。
一般的な相場
1坪あたり4,000円〜10,000円程度
一般的な一軒家の広さ30坪(約100㎡)で計算すると
12万円~30万円前後が費用の相場となります。
18万円の価格差は依頼先(大手上場企業、JA、地元の工務店、駆除専門業者)や使用する薬剤の種類、保証内容の充実度によって変わります。

電話で金額を提示してもらうのは簡単ですが、追加料金等のトラブルを防ぐためにも現地調査を行った上で正確な見積もりを出してもらうようにしましょう。
駆除方法による費用の違い(バリア工法とベイト工法)
シロアリ駆除には大きく分けて2つの工法がありどちらを選ぶかで費用が変わります。
- バリア工法(薬剤散布)
床下に薬剤を直接散布してシロアリの侵入を防ぐ最も一般的な方法です。即効性があり費用も比較的安く抑えられます。多くの業者で5年間の保証がつきます。 - ベイト工法(毒餌設置)
家の周囲に毒餌(ベイト剤)を入れた容器を埋め込み巣ごと根絶する方法です。薬剤を散布しないため小さなお子様やペット、アレルギー体質の方がいるご家庭でも安心です。ただし定期的な管理が必要になるためバリア工法よりも費用が割高になる傾向があります。

家庭環境や予算に合わせてプロと相談して最適な方法を選びましょう。
追加料金が発生する可能性があるケース
見積もりの段階で必ず確認しておきたいのが「追加料金」の有無です。基本料金以外に以下のようなケースで別途費用が発生することがあります。
- ハツリ工事
浴室などがタイル張りで床下に入れない場合、コンクリートに穴を開けて薬剤を注入する作業。 - 腐朽部(ふきゅうぶ)の補強・交換
シロアリ被害が進行し、柱や土台がボロボロになっている場合の補強工事。 - 廃材撤去
床下に放置された木材やゴミの撤去費用。
優良な業者は見積もりの段階で費用の詳細な内訳と追加料金の有無を明確にしてくれます。

後から高額な請求をされないよう契約前に書面で確認しておきましょう。
シロアリ駆除は決して安い出費ではありません。しかし知っておくことで費用を抑えたり後から一部が戻ってきたりする制度があります。
ここでは賢く対策するための金銭的な知識をご紹介します。
シロアリ駆除費用は確定申告で雑損控除の対象になる
意外と知られていませんがシロアリ駆除にかかった費用は確定申告を行うことで雑損控除(ざっそんこうじょ)の対象になる場合があります。
災害や盗難などで資産に損害を受けた際に税金の一部が安くなる制度です。
シロアリ駆除は「害虫による異常な災害」として認められるケースが多く、駆除費用や修繕費用の一部を所得から控除できる可能性があります。
- 対象となるもの:シロアリ駆除費用、シロアリ被害による家の修繕費用
- 対象外:予防のための消毒費用(被害がない場合)

雑損控除を受ける為に領収書は必ず保管し、管轄の税務署に相談してみましょう。
自治体の補助金や助成金制度の有無
自治体から補助金が出ないかも気になるところですが、残念ながらシロアリ駆除単体に対する補助金制度を設けている自治体は少ないのが現状です。
しかし、地域によっては住宅リフォーム助成金や木造住宅の耐震改修補助金といった制度の中でシロアリ対策(防蟻処理)が対象項目に含まれている場合があります。
複数の業者で見積もりを取る際のポイント
費用を適正価格に抑えるために最も効果的なのは複数の業者から見積もりを取る相見積もりです。
ただし、単に金額の安さだけで選ぶのは危険です。比較する際は以下のポイントを必ず確認してください。
- 見積もりの明瞭さ
現地調査を行い作業内容と費用の詳細な内訳(追加料金の有無など)が明記されているか確認しましょう。 - 電話見積もりの拒否
現地を見ずに電話だけで安易に金額を提示してくる業者は後から追加請求されるリスクがあるため注意が必要です。
悪徳業者に騙されたくないというのは誰もが抱く共通の願いです。
数ある業者の中から技術力があり誠実な一社を見極めるために確認すべき3つのポイントをご紹介します。
日本しろあり対策協会への加盟と資格の有無
信頼できる業者かを見分ける一つの指標となるのが資格と所属団体です。
シロアリ駆除には専門的な知識が必要不可欠です。
まずは日本しろあり対策協会へ加盟しているか確認してみましょう。
また業者のホームページなどで以下の資格や認定を持っているか確認してみましょう。
- しろあり防除施工士
シロアリの生態や駆除に関する専門知識と技術を持つことを証明する資格です。 - ペストコントロール技能士
害虫駆除の確かな技術と知識を証明する信頼性の高い民間資格です。 - 建築物ねずみ昆虫等防除業
自治体に登録されている業者であることも信頼の証となります。
施工後の保証期間とアフターサービスの充実度
シロアリ駆除は一度やれば終わりではありません。施工後に万が一シロアリが再発した場合の対応も非常に重要です。
一般的には5年間の再発保証が付くことが多いですがどのような場合に無償対応となるかという条件は業者によって異なります。

口約束ではなく必ず保証書や契約書といった形に残るもので補償内容を確認しましょう。
形に残るもので確認することが後のトラブルを防ぐ鍵となります。
契約を急かす悪質業者や訪問販売への注意点
少数ではありますが、消費者の不安を煽り不当に高額な契約を結ばせようとする悪質業者も存在します。
以下のような特徴が見られた場合は契約を即決せず一度冷静になることが大切です。
- 現地調査をせずに金額を提示する
電話口だけで「〇〇円でやります」と安易に金額を言う業者は後から追加料金が発生するリスクがあります。 - 今すぐやらないと家が倒れると脅す
過度に不安を煽り、考える時間を与えずに契約を急かす業者は要注意です。 - 大幅な値引きで契約を迫る
今なら半額など根拠のない大幅な値引きを提案してくる場合も警戒が必要です。
無事に駆除が終わっても環境が変わらなければシロアリは再びやってきます。

大切な家を守り続けるためにはシロアリが住みにくい環境を作り維持することが何より重要です。
ここでは今日からできる予防策をご紹介します。
床下の換気と湿気対策で住環境を整える
シロアリは暗くてジメジメした場所を好みます。そのため床下の通気性を良くし湿気を溜めないことが最大の予防になります。
- 通気口を塞がない
家の基礎部分にある通気口の前に植木鉢や荷物を置いていませんか?風の通り道を確保し空気が循環するようにしましょう。 - 水回りの点検
キッチンや浴室の水漏れは床下の湿度を急上昇させます。配管からの水漏れがないか定期的にチェックし見つけたらすぐに修理しましょう。
5年ごとの防蟻処理と定期点検の推奨時期
現在使用されているシロアリ予防薬剤の効果は一般的に約5年と言われています。
前回の駆除から5年が経過すると薬剤の効果が薄れ再びシロアリが侵入しやすい状態になります。そのため5年ごとの再消毒(防蟻処理)が推奨されています。

新築の物件も5年を目安に点検をしてもらうと良いでしょう。
また駆除業者による定期点検も忘れずに受けましょう。
多くの優良業者では施工後の保証期間内に無料点検を実施しています。
庭の木材や廃材の管理とシロアリを寄せ付けない工夫
庭や家の周りにシロアリの「エサ」となるものを放置していませんか?
- 廃材や木材の放置
DIYで使った木材や枯れた植木を庭に積みっぱなしにするのは危険です。これらはシロアリの格好の住処となりそこから建物へ侵入してくる原因になります。不要な木材は速やかに処分しましょう。 - ウッドデッキの点検
木製のウッドデッキや濡れ縁は定期的に防腐剤を塗るなどのメンテナンスを行いましょう。
シロアリ駆除に関してよく寄せられる質問をまとめました。不安を解消して安心して対策を進めるための参考にしてください。
専門業者は家庭環境(ペットや子供の有無)に配慮した安全な薬剤を選定してくれるため相談時にその旨を伝えれば大丈夫です。薬剤を使いたくない場合にはベイト工法(毒餌設置)などの選択肢もありますので事前に確認してみましょう。
プロの業者は安全性に配慮しています。
被害に気づいた時が最適な時期です。
シロアリは一年中活動していますが特に羽アリが発生する4月〜7月頃は発見しやすい時期です。
早期発見・早期対処が被害を最小限に抑える鍵です。
はい、必要です。 コンクリート造だから安心と思われがちですが、シロアリはコンクリートのわずかな継ぎ目やひび割れから侵入します。内装に使われている木材や畳、家具などが被害に遭うケースは珍しくありません。
構造に関わらず定期的な点検と予防対策を行うことが大切です。
工法によりますが基本的には在宅可能です。
床下での作業がメインとなるバリア工法の場合、室内で普段通り過ごせることがほとんどです。ただし床下収納庫などから出入りするためその周辺の片付けが必要になる場合があります。
一方で燻煙剤を使用する場合などは一時的に外出が必要になることもあります。
大切なお住まいをシロアリから守るために最も重要なのは正しい知識と迅速な判断です。
記事でも解説した通り、羽アリや床下の湿気といった初期症状に早く気づくことができれば被害を最小限に食い止めることができます。
DIYでの対策はあくまで予防や目に見える範囲の応急処置にしかならず家の構造に関わる根本的な解決には専門家の技術が不可欠です 。費用はかかりますが将来的な家の修繕費や資産価値の低下を防ぐための必要な投資と捉え信頼できるプロに任せるのが賢明な選択と言えるでしょう。
- 初期症状を見逃さない
羽アリの発生や床下のカビ臭さは危険信号です 。 - プロへの依頼基準
床下や柱に被害がある場合は迷わず専門業者へ相談しましょう 。 - 相見積もりの実施
3社ほど比較し価格だけでなく保証や点検サービスも確認してください 。 - 定期的なケア
5年ごとの防蟻処理で再発リスクを大幅に下げることができます 。
シロアリ被害は放置するほど修繕費用が膨らみます。
もしかして?と思った今が動き出すベストなタイミングです。まずは専門業者の無料調査を活用し家の健康状態をチェックすることから始めてみませんか?
